当社グループは、当社(シマダヤ㈱)並びに、連結子会社(シマダヤ関東㈱、シマダヤ東北㈱、シマダヤ西日本㈱及びシマダヤ商事㈱)の計5社で構成されており、麺類の製造及び販売を主たる業務としております。当社グループの事業内容及び当社と連結子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
なお、セグメント情報を記載していないため、事業部門別に記載しております。(1) 家庭用事業部門当社グループは、一般家庭用向けに麺類及び関連食料品の製造及び販売を行っております。
主に連結子会社(シマダヤ関東㈱、シマダヤ東北㈱、シマダヤ西日本㈱)が製造し当社が販売しておりますが、一部麺商品、つゆ・具材(あげ玉・メンマ)はOEM委託先からの仕入商品となります。なお、原材料仕入は当社が購買窓口となり、連結子会社へ有償支給しております。
得意先は食品スーパーなどの量販店ですが、大きくチルド麺売場向け商品と冷凍麺売場向け商品に分かれます。
チルド麺売場向けで取り扱う商材は、ゆでずにさっと水でほぐすだけで食べられる「流水麺」や、からだにやさしい「健美麺」を代表とする茹麺、素材そのもののおいしさが味わえる生麺、常温で100日保存可能なLL(ロングライフ)麺といったチルド麺であり、冷凍麺売場向けで取り扱う商材は、長期保存可能で茹でたての麺のおいしさが味わえる冷凍麺であります。
事業の強みとして、商品力があります。開発キーワード『7K』(「健康」「簡便」「高品質」「買い置き」「経済性」「国産」「環境」)から開発される商品を、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるFSSC22000(注)取得工場で生産することで、商品の「品質」と「ブランド」を確保しております。
また、テレビCMや消費者キャンペーンといった積極的な広告販促活動を行っていることが、地方・地場製麺メーカーに対して優位性を有していると考えております。
結果として、2025年度家庭用チルド麺全国販売金額シェア10.8%で第2位(㈱インテージ「インテージSCI(15-79歳)」を基に当社にて分析)となっております。
事業の特徴として、特に関東エリアで高いシェアをもつ(2025年度家庭用チルド麺関東エリア販売金額シェア20.6%で第2位(㈱インテージ「インテージSCI(15-79歳)」を基に当社にて分析))ことが挙げられますが、家庭用チルド麺は当社グループ会社の8工場(宮城県2、東京都1、千葉県1、埼玉県1、群馬県1、滋賀県1、兵庫県1)、家庭用冷凍麺は3工場(宮城県1、福島県1、群馬県1)で製造を行っており、物流委託先の協力のもと本州を中心に安定供給できる体制が整えられております。
(注) FSSC22000とは、Food Safety System Certification 22000の略であり、FSSC22000財団によって開発された食品安全のためのシステム規格です。
食品小売業界が中心の非営利団体、国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認された規格になります。(2) 業務用事業部門当社グループは、外食・中食向けに麺類の製造及び販売を行っております。
主に連結子会社(シマダヤ関東㈱、シマダヤ東北㈱、シマダヤ西日本㈱)が製造し当社が販売しておりますが、一部商品はOEM委託先からの仕入商品となります。なお、原材料仕入は当社が購買窓口となり、連結子会社へ有償支給しております。得意先は業務用卸店や商社、大手外食店等となっております。
取り扱う商材は、長期保存可能で茹でたての麺のおいしさが簡単に再現できる冷凍麺であります。
事業の特徴として、①高品質(FSSC22000取得工場で生産)で多様なメニューに対応できる豊富なラインナップ、②付加価値の高い商品(からだにやさしい「健美麺」、解凍後時間経過してもおいしい「流水α麺」)、③顧客の調理オペレーション効率への貢献(1食が簡単に割れることで大盛・小盛に対応できる「ミニダブル」、熱湯解凍・流水解凍・電子レンジ解凍など多様な調理方法)といった商品自体の強みがあります。
また、業務用食品卸売業者主催の展示会への積極的な参加や、得意先(新規・既存)への直接訪問による提案型営業活動を行っており、麺専業メーカーとしてのきめ細かい営業フォロー体制に強みを有していると考えております。
結果として、2025年業務用冷凍麺全国販売金額シェアは19.0%で第2位(TPCマーケティングリサーチ㈱「業務用冷凍麺の市場分析調査」調べ)となっております。
また、業務用冷凍麺は当社グループ会社の4工場(宮城県1、福島県1、群馬県1、岐阜県1)で製造を行っており、物流委託先の協力のもと日本全国に安定供給できる体制を整えております。
(3) その他連結子会社であるシマダヤ商事㈱は、当社グループへの車両等のリース・消耗品等の物販・損害保険代理等のサービスを行っております。[事業系統図]以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
39.45/ 100
| 指標 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 損益 | ||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 396億 | 411億 ↑3.6% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 34億 | 38億 ↑11.7% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 34億 | 39億 ↑12.3% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 26億 | 26億 ↑1.6% |
| 収益性 | ||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 168.0円 | 171.2円 ↑1.9% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 15.10% | 14.20% ↓6.0% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 10.29% | 9.98% ↓3.0% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 8.51% | 9.18% ↑7.9% |
| キャッシュフロー | ||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 31億 | 40億 ↑27.7% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -12億 | -29億 ↓133.7% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -3億 | -23億 ↓636.9% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 19億 | 11億 ↓41.9% |
| 財務 | ||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 248億 | 260億 ↑4.8% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 172億 | 175億 ↑1.7% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 72.70% | 71.00% ↓2.3% |
| 配当 | ||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 52.0円 | 52.0円 ↑0.0% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 30.95% | 30.38% ↓1.8% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。