当社は、ブラジル連邦共和国パラー州のトメアス総合農業協同組合(以下、「CAMTA」(注)1という。)の日本総代理店として、アサイー(注)2をはじめとするアマゾンフルーツ冷凍パルプ(注)3を輸入し、加工販売しております。
当社は、「健康・本物」を基本に据えて、主力商品であるアサイーを中心に、まさに天然のサプリメントといえるアマゾンフルーツをわが国に普及、拡大すべく事業を展開しております。
また、当社の取り扱うアマゾンフルーツ原料の一部は、アグロフォレストリー(注)4という農法を使用したもので、アマゾンの森林荒廃地を再生させる効果があることから、直接的に熱帯雨林再生へ貢献することができます。
当社は、『自然と共に生きる』を企業理念とし、地球温暖化対策に貢献するべく、“経済が環境を復元させる事業モデルの構築~グリーンエコノミーの実現~”を企業コンセプトとして推し進めております。
(注)1.CAMTAは、ブラジル・アマゾン川の河口の町でパラー州の州都であるベレンから約230km離れたトメアス地区にあり、日本人移住者によって作られた農協です。アマゾンフルーツを安定的に供給するには、持続的農業と加工設備の両立が不可欠で、それを実現させているのがCAMTAです。
CAMTAは、アマゾン地域で持続的農業を行うためにアグロフォレストリー農法を独自に確立し、実践しております。また、アサイーをはじめとしたアマゾンフルーツは、品質の劣化や移送コストの問題等により果実そのものを地域外へ持ち出すことが困難で、搾汁加工及び冷凍処理をして初めて域外移動が容易となります。
CAMTAは、品質管理が行き届き、かつ地域有数のフルーツ搾汁加工工場及び冷凍倉庫を有しております。酸化が早いアサイーを上質な状態で保持・販売するため、当社は冷凍果肉を直輸入し、ジュース加工・製造・販売を国内及び台湾でも行っています。
2.アサイーは、ブラジル連邦共和国・アマゾン地帯の水べりに生育するヤシ科の植物で、その果実は、ポリフェノール、食物繊維、カルシウム、鉄分、アミノ酸及び不飽和脂肪酸等を豊富に含み、栄養価の高さから「スーパーフルーツ」とも言われています。
スーパーフルーツとは、一般的にORAC(オラック)値の高いフルーツを指します。ORACとは、日本では「サビないチカラ」とも言われている「抗酸化力」、つまり「活性酸素吸収能力」を数値化したものです。
アメリカでは、パッケージにその数値を記載しアイキャッチにしている商品もあるほど、普及している「指標」の一つです。アサイーはブラジル農務省にて、固形分比率ごとに3グレードに規格化されています。当社は最上級グレードのグロッソのみを使用しています。
3.パルプとは、フルーツを搾汁加工しパックした製品を言います。4.アグロフォレストリーとは、一般的な単一栽培ではなく、荒廃した土地に様々な種類の樹木や果樹を植え、草原が遷移して森になる自然のシステムを模倣するように農場を構成していく農法(生産システム)です。
世界では東南アジア、中南米、アフリカなどで多くの事例があり、それらの多くは伝統農法として地域に根付いています。その中でも、CAMTAが実践しているアグロフォレストリーは、商業的に成り立っている数少ない成功例であり、持続可能な農業として世界から注目されています。
なお、当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、事業部門別に記載しております。事業部門は、リテール事業部門、業務用事業部門、ダイレクト・マーケティング事業部門及び海外事業部門の4つの事業部門を柱としております。
(1)リテール事業部門 リテール事業部門は、量販店、プレミアム・スーパーマーケット等リテール向けに、アサイー等のアマゾンフルーツを主原料とした自社ブランド等の製品及びPB製品を販売する事業です。
現在、主に、フルッタアサイーシリーズなどの冷蔵品並びにアサイー冷凍ピューレやお家でアサイーボウルなどの冷凍品、プレミアム・スーパーマーケット等へのPB製品の販売をしております。
当社の製品は、他の飲料に比べて高価格帯となりますが、アマゾンフルーツの持つ高い栄養価と砂糖・保存料・香料・着色料不使用の特徴をもち、健康・本物志向の高い消費者を中心に高い評価を受けております。
(2)業務用事業部門 業務用事業部門は、外食店や食品メーカー等に対して冷凍フルーツパルプやその加工品等を販売する事業と、アグロフォレストリーの畑でできる冷凍フルーツパルプ以外の産物を原料として種々の企業に販売する事業に区分されます。
外食店は、大手チェーン店から個人経営の小規模飲食店までカバーしており、小規模飲食店向けには、業務用通販サイト「FRUTA BIZ WEB」により、取引先の拡大と業務の効率化に努めております。
また、飲料用原料、乳製品用原料、製菓用原料、サプリメント用原料として、食品メーカー等にアサイー等を提供しております。当ビジネスを展開するために、冷凍フルーツパルプをそのまま販売するだけでなく、濃縮エキスやフリーズドライ等の加工品も取り扱っております。
その他に、スポーツジム向けに冷凍フルーツパルプや自社ブランド製品等を販売しております。(3)ダイレクト・マーケティング事業部門(以下、「DM事業部門」という。) DM事業部門は、自社サイトや各プラットホームなどのECチャネルを通じて販売を行う事業です。
自社ECやプラットフォームを通じて、自社商品販売や最新の情報発信、二酸化炭素削減量の可視化ポイント制度など、小売店ではカバーしきれないエリアやサービス内容を充実させています。自社ECにおいては自社でしかできない、気分や栄養素に応じた商品提案にも取り組んでいます。
(4)海外事業部門 海外事業部門は、主にアグロフォレストリー農法で生産されたカカオ豆や胡椒等の輸入販売と海外事業展開を推進する事業です。大手食品メーカーに対してCAMTAの生産するカカオ豆を販売しております。アグロフォレストリーの森で育つ多種多様な植物のなかでも、カカオは代表的な植物です。
そのカカオをチョコレート原料として使用することで、アマゾンの森の再生に貢献しております。アグロフォレストリーの畑では、アマゾンフルーツのほか、木材、香辛料、樹脂、油脂等が生産されております。
菓子メーカー、化粧品メーカー、建材・紙材メーカー、香辛料メーカー、自動車メーカー等が、既存商品の原材料をアグロフォレストリー産の原材料に切り替えることで、企業としてCSR的効果が期待できるというメリットがあります。[事業系統図]。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
13.25/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2016年 | 2017年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 26億 | 16億 ↓37.0% | 12億 ↓24.5% | 9億 ↓23.2% | 8億 ↓9.7% | 8億 ↓8.0% | 8億 ↑3.2% | 11億 ↑41.2% | 25億 ↑124.3% | 31億 ↑23.3% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | -5億 | -5億 ↓6.9% | -8億 ↓48.3% | -4億 ↑45.9% | -2億 ↑38.7% | -3億 ↓32.7% | -3億 ↑5.7% | -3億 ↑15.7% | 2億 ↑187.3% | 9,447万 ↓58.9% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | -6億 | -6億 ↓1.6% | -8億 ↓32.3% | -4億 ↑43.1% | -3億 ↑37.5% | -3億 ↓15.8% | -3億 ↑4.2% | -3億 ↑0.1% | 2億 ↑176.3% | 1億 ↓46.2% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | -7億 | -6億 ↑13.5% | -8億 ↓34.6% | -4億 ↑44.6% | -3億 ↑34.8% | -3億 ↓12.1% | -3億 ↑4.3% | -3億 ↑0.6% | 3億 ↑188.4% | 8,313万 ↓69.3% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | -677.0円 | -499.4円 ↑26.2% | -410.5円 ↑17.8% | -129.7円 ↑68.4% | -29.4円 ↑77.4% | -16.3円 ↑44.6% | -10.4円 ↑36.0% | -9.0円 ↑13.4% | 4.7円 ↑152.1% | 0.9円 ↓80.4% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | -135.34% | -538.14% ↓297.6% | 102.63% ↑119.1% | -194.15% ↓289.2% | -28.60% ↑85.3% | -22.09% ↑22.8% | -26.81% ↓21.4% | -30.69% ↓14.5% | 13.80% ↑145.0% | 1.70% ↓87.7% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | -25.17% | -25.96% ↓3.1% | -79.03% ↓204.4% | -33.87% ↑57.1% | -13.88% ↑59.0% | -21.27% ↓53.2% | -25.66% ↓20.6% | -18.63% ↑27.4% | 7.64% ↑141.0% | 1.08% ↓85.9% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | -18.44% | -31.29% ↓69.7% | -61.50% ↓96.5% | -43.33% ↑29.5% | -29.41% ↑32.1% | -42.41% ↓44.2% | -38.76% ↑8.6% | -23.14% ↑40.3% | 9.01% ↑138.9% | 3.01% ↓66.6% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | -12億 | -2億 ↑81.2% | -2億 ↑32.1% | -2億 ↑0.2% | -2億 ↓33.8% | -4億 ↓77.0% | -3億 ↑13.9% | -2億 ↑19.9% | -4億 ↓75.5% | -12億 ↓182.8% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -400万 | 19万 ↑104.6% | -1,570万 ↓8585.9% | -2,024万 ↓28.9% | -1,187万 ↑41.4% | -67万 ↑94.3% | -74万 ↓10.4% | 3,566万 ↑4892.9% | 6億 ↑1540.3% | -468万 ↓100.8% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 10億 | 3億 ↓65.5% | -8,565万 ↓126.0% | 8,753万 ↑202.2% | 8億 ↑800.4% | 2億 ↓74.0% | -24万 ↓100.1% | 3億 ↑141536.3% | 14億 ↑300.3% | 40億 ↑196.5% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | -12億 | -2億 ↑81.3% | -2億 ↑25.1% | -2億 ↓2.5% | -2億 ↓25.0% | -4億 ↓67.6% | -3億 ↑13.9% | -2億 ↑31.6% | 1億 ↑169.6% | -12億 ↓935.4% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 27億 | 23億 ↓16.1% | 10億 ↓55.8% | 13億 ↑29.2% | 21億 ↑59.1% | 15億 ↓26.8% | 12億 ↓20.7% | 16億 ↑36.9% | 35億 ↑115.7% | 77億 ↑117.0% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 5億 | 1億 ↓78.2% | -8億 ↓805.9% | 2億 ↑129.3% | 10億 ↑342.5% | 15億 ↑45.2% | 11億 ↓21.1% | 10億 ↓13.1% | 30億 ↑195.9% | 71億 ↑139.5% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 18.60% | 4.80% ↓74.2% | -77.00% ↓1704.2% | 17.30% ↑122.5% | 57.70% ↑233.5% | 86.30% ↑49.6% | 74.80% ↓13.3% | 59.10% ↓21.0% | 83.20% ↑40.8% | 91.90% ↑10.5% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。