当社は、親会社であるサントリーホールディングス㈱を中心とするサントリーグループの飲料・食品セグメントの中核をなす企業で、飲料・食品の製造・販売事業を行っています。当社グループは、当社、子会社62社及び持分法適用会社8社より構成されています。
当社は、当社グループの事業持株会社として、役員・従業員派遣を通じてグループ会社に対する企業統治を行うとともに、当社グループの事業戦略・活動方針の策定、予算策定、品質保証の推進、事業開発、商品開発等を行い、当社グループの中枢として機能しています。
また、このような当社グループの中枢としての業務のほか、当社グループの国内外の事業展開に資するM&A戦略の策定、M&A相手先の選定も行っています。
当社グループでは、以下に記載するとおり、グループ各社にその権限を委譲し、グループ各社が高度の専門性を発揮し、グループ全体として迅速な事業活動の展開を行うべく、当社はグループビジョンの構築、グループ全体での事業の拡大・推進の役割を担っています。
当社グループは飲料・食品事業という単一の事業を行っているため、報告セグメントはエリア区分により記載するものとします。[日本事業] 当社グループは、日本国内において、ミネラルウォーター、コーヒー飲料、茶系飲料、炭酸飲料、スポーツ飲料、特定保健用食品等の製造・販売を行っています。
当社グループにおける清涼飲料事業のマーケティング・商品企画については、当社が担っています。当社グループにおける製品の製造については、サントリープロダクツ㈱が担っています。
同社は、関東甲信越エリアに「榛名工場」(群馬県)「羽生工場」(埼玉県)「多摩川工場」(東京都)「神奈川綾瀬工場」(神奈川県)「天然水南アルプス白州工場」(山梨県)「天然水北アルプス信濃の森工場」(長野県)を、関西エリアに「宇治川工場」(京都府)「高砂工場」(兵庫県)を置き、中間地点である愛知県に「木曽川工場」を、また、鳥取県に「天然水奥大山ブナの森工場」を置くことにより、日本全国への安定した製品供給を可能とする体制を整えています。
また、効率的経営を課題に、新製品量産化、製造技術改善、人財育成の推進等に取り組んでいます。同社が製造する製品は、ミネラルウォーター、コーヒー飲料、茶系飲料、炭酸飲料、スポーツ飲料、特定保健用食品等であり、当社グループが日本国内で販売する製品の多くを占めています。
当社グループが製造・輸入する製品の販売については、サントリーフーズ㈱及びサントリービバレッジソリューション㈱が主にその役割を担っています。サントリーフーズ㈱は、当社グループが製造・輸入する清涼飲料の国内におけるスーパー、量販店、コンビニエンスストアを通じた販売を担当しています。
サントリービバレッジソリューション㈱は、当社グループが製造・輸入する清涼飲料の自動販売機等による直接販売及び自動販売機オペレーターを通じた販売を担当しています。両社は、清涼飲料販売についての高い専門性とプロ意識を確立すべく、販売機能に特化した事業活動を実施しています。
㈱ジャパンビバレッジホールディングスは、サントリービバレッジソリューション㈱への清涼飲料等の販売を担当しています。サントリーフーズ沖縄㈱は、沖縄県において、清涼飲料等の販売を担当しています。
[アジアパシフィック事業] Suntory Beverage & Food International (Thailand) Co., Ltd.及びその子会社が、タイを含む東南アジア、台湾等において「BRAND'S Essence of Chicken」シリーズ等の健康食品の製造・販売を行っています。
Suntory PepsiCo Vietnam Beverage Co., Ltd.が、ベトナムにおいて、エナジードリンク「Sting」、サントリーブランドの茶飲料「TEA+」等の製造・販売を行っています。
Suntory PepsiCo Beverage (Thailand) Co., Ltd.が、タイにおいて、炭酸飲料「PEPSI」等の製造・販売を行っています。
SUNTORY BEVERAGE & FOOD NEW ZEALAND LIMITED、SUNTORY BEVERAGE & FOOD AUSTRALIA PTY LTD等が、ニュージーランド、オーストラリアを中心に清涼飲料の製造・販売を行っています。
エナジードリンク「V」、果汁飲料「JUST JUICE」等の幅広い製品を販売しています。マレーシア、香港、シンガポール等においても、各地の子会社が、「Ribena」「Lucozade」等の販売を行っています。
[欧州事業] フランス、英国、スペインを含む欧州等においては、Orangina Schweppes Holding B.V.及びその子会社が、炭酸飲料「Orangina」「Schweppes」、果汁飲料「Oasis」等の製造・販売を行い、Lucozade Ribena Suntory Limited及びその子会社が、果汁飲料「Ribena」、エナジードリンク・スポーツドリンク「Lucozade」等の製造・販売を行っています。
[米州事業] Pepsi Bottling Ventures LLC及びその子会社が、北米においてノースカロライナ州を中心に清涼飲料の製造・販売を行っています。
当社の親会社であるサントリーホールディングス㈱を中心とするサントリーグループは、飲料・食品の製造・販売、スピリッツ・ビール類・ワイン等の製造・販売、更にその他の事業活動を行っています。
その他の事業では、健康食品の製造・販売、高級アイスクリームの製造・販売等を行うとともに、料飲店経営等の外食事業を行っています。サントリーホールディングス㈱は寿不動産㈱の子会社であるため、寿不動産㈱もまた、当社の親会社ですが、当社と寿不動産㈱の間に事業上の関係はありません。
当社グループの2025年12月31日現在の状況について、事業系統図を示すと次のとおりです。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
52.1/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 1兆4,108億 | 1兆4,515億 ↑2.9% | 1兆2,943億 ↓10.8% | 1兆2,994億 ↑0.4% | 1兆1,781億 ↓9.3% | 1兆2,689億 ↑7.7% | 1兆4,504億 ↑14.3% | 1兆5,917億 ↑9.7% | 1兆6,968億 ↑6.6% | 1兆7,154億 ↑1.1% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 935億 | 367億 ↓60.7% | 360億 ↓1.9% | 317億 ↓11.9% | 256億 ↓19.3% | 259億 ↑1.1% | 112億 ↓56.8% | 210億 ↑87.3% | 204億 ↓2.7% | 288億 ↑41.0% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 912億 | 565億 ↓38.1% | 595億 ↑5.4% | 405億 ↓32.0% | 367億 ↓9.3% | 381億 ↑3.8% | 179億 ↓53.1% | 284億 ↑58.6% | 592億 ↑108.6% | 873億 ↑47.5% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 528億 | 781億 ↑48.0% | 800億 ↑2.4% | 689億 ↓13.9% | 522億 ↓24.2% | 687億 ↑31.5% | 823億 ↑19.9% | 827億 ↑0.5% | 935億 ↑13.0% | 887億 ↓5.1% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 149.1円 | 153.4円 ↑2.9% | 259.0円 ↑68.8% | 222.9円 ↓13.9% | 169.0円 ↓24.2% | 222.3円 ↑31.5% | 266.4円 ↑19.9% | 267.8円 ↑0.5% | 302.6円 ↑13.0% | 287.1円 ↓5.1% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 8.10% | 8.30% ↑2.5% | 11.40% ↑37.3% | 9.40% ↓17.5% | 6.80% ↓27.7% | 8.40% ↑23.5% | 9.00% ↑7.1% | 8.10% ↓10.0% | 8.10% ↑0.0% | 7.00% ↓13.6% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 3.86% | 5.52% ↑43.0% | 5.20% ↓5.8% | 4.40% ↓15.4% | 3.32% ↓24.5% | 4.10% ↑23.5% | 4.62% ↑12.7% | 4.33% ↓6.3% | 4.54% ↑4.8% | 4.00% ↓11.9% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 6.63% | 2.53% ↓61.8% | 2.78% ↑9.9% | 2.44% ↓12.2% | 2.18% ↓10.7% | 2.04% ↓6.4% | 0.77% ↓62.3% | 1.32% ↑71.4% | 1.20% ↓9.1% | 1.68% ↑40.0% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 1,619億 | 1,488億 ↓8.1% | 1,464億 ↓1.7% | 1,706億 ↑16.6% | 1,340億 ↓21.4% | 1,582億 ↑18.0% | 1,505億 ↓4.8% | 1,583億 ↑5.2% | 1,937億 ↑22.4% | 1,593億 ↓17.8% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -578億 | -530億 ↑8.5% | -585億 ↓10.5% | -594億 ↓1.4% | -612億 ↓3.1% | -569億 ↑7.1% | -424億 ↑25.4% | -778億 ↓83.5% | -1,013億 ↓30.2% | -888億 ↑12.3% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -1,155億 | -629億 ↑45.5% | -569億 ↑9.6% | -1,152億 ↓102.5% | -468億 ↑59.4% | -961億 ↓105.6% | -922億 ↑4.1% | -1,154億 ↓25.2% | -1,120億 ↑2.9% | -840億 ↑25.0% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 1,040億 | 959億 ↓7.8% | 878億 ↓8.4% | 1,112億 ↑26.7% | 728億 ↓34.5% | 1,013億 ↑39.2% | 1,081億 ↑6.7% | 805億 ↓25.5% | 924億 ↑14.8% | 705億 ↓23.7% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 1兆3,660億 | 1兆4,158億 ↑3.6% | 1兆5,394億 ↑8.7% | 1兆5,673億 ↑1.8% | 1兆5,743億 ↑0.4% | 1兆6,769億 ↑6.5% | 1兆7,833億 ↑6.3% | 1兆9,124億 ↑7.2% | 2兆580億 ↑7.6% | 2兆2,180億 ↑7.8% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 5,511億 | 5,558億 ↑0.9% | 5,806億 ↑4.4% | 6,086億 ↑4.8% | 6,143億 ↑0.9% | 6,218億 ↑1.2% | 6,461億 ↑3.9% | 6,431億 ↓0.5% | 6,651億 ↑3.4% | 7,045億 ↑5.9% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 40.40% | 42.10% ↑4.2% | 46.40% ↑10.2% | 48.30% ↑4.1% | 49.70% ↑2.9% | 51.30% ↑3.2% | 54.10% ↑5.5% | 56.90% ↑5.2% | 58.80% ↑3.3% | 59.30% ↑0.9% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 73.0円 | 75.0円 ↑2.7% | 78.0円 ↑4.0% | 78.0円 ↑0.0% | 78.0円 ↑0.0% | 78.0円 ↑0.0% | 80.0円 ↑2.6% | 80.0円 ↑0.0% | 120.0円 ↑50.0% | 120.0円 ↑0.0% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 48.98% | 48.90% ↓0.2% | 30.12% ↓38.4% | 34.99% ↑16.2% | 46.16% ↑31.9% | 35.10% ↓24.0% | 30.03% ↓14.4% | 29.88% ↓0.5% | 39.66% ↑32.7% | 41.79% ↑5.4% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。