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© 2026 カブスク (KabuSuku)

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286Aグロースサービス業
株価: 2026/04/15 終値スコア算出: 2026/04/15

ユカリア

スコア26.3/100

企業情報

2025-12-31 時点
代表者
代表取締役社長 三沢 英生
本社所在地
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号
設立年月日
2005-02-14
上場日
2024-12-12
従業員数(連結)
1,347人
従業員数(単独)
198人
平均年齢
39.7歳
平均勤続年数
3.0年
平均年間給与
751万円
公式サイト
eucalia.jp

事業内容

当社グループは、当社と連結子会社17社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社3社(投資事業有限責任組合1社、子会社2社(うち休眠会社1社))、持分法非適用関連会社5社(関連会社3社、投資事業有限責任組合2社)から構成されており、医療機関への医療経営に係る総合支援(医療経営総合支援事業)を中心とし、住宅・施設の選定から介護相談、資産の売却・運用までをワンストップで支援及び顧客への訪問看護・居宅介護サービス(シニア関連事業)、コンタクトレンズの製造・販売(高度管理医療機器事業)、治療経過データ解析及び製薬企業向け営業活動支援サービス(その他事業)のヘルスケア関連事業に取り組んでおります。

現在、少子高齢化や医療技術の進展により、医療制度の見直しが必要となっている状況下において、医療費・社会保障費全体の最適化が大きな社会課題となっています。

当社グループは、医療に関わる関係者及び諸機関が好循環で機能する全体最適な状態を作り出し、医療費・社会保障費の適正配分の実現に向け、「ヘルスケアの産業化」というビジョンを掲げております。

この世界観の中で、医療機関・介護施設/医療・介護従事者/患者・利用者すべてがwell-beingな状態である「三方良し」の観点から、医療に関わる全ての関係者(ステークホルダー)の利害衝突を解消し、連携を促進することで、全体最適による効率化を実現することを目指しています。

この想いを「変革を通じて医療・介護のあるべき姿を実現する」という言葉で表現し、当社グループのミッションとして、経営・事業活動を推進しております。(1) 当社グループの事業の概要以下に、当社グループの事業について、セグメント別に内容を記載いたします。

なお、当社の子会社である株式会社シンシアと当社との事業上の取引関係はありません。① 医療経営総合支援事業わが国における医療機関の経営実態は非常に厳しく、本業の収益を示す医業利益では74.6%の病院が赤字経営、経常利益でも65.0%の医療機関が赤字経営を強いられている現状があります(※1)。

超高齢社会に対応するため、国の方針により医療機関の機能転換(急性期から回復期医療への転換)が求められており、診療報酬や薬価の改定、ここ数年に及ぶ新型コロナウイルス感染症の影響、医療従事者の維持・確保が困難な状況が継続している等により、医療機関は今後もますます厳しい環境下に置かれるものと考えております。

また、高齢化の波は、医療関係者においても例外ではなく、後継者問題に悩む医療機関も増加しており(※2)、事業継続が危ぶまれる施設も多く存在しているものと考えております。さらに、近年の建築コストの上昇により、老朽化した医療施設の改修・建替え等の難易度も高まっております(※3)。

※1 一般社団法人日本病院会・公益社団法人日本病院協会・一般社団法人日本医療法人協会「2025年度 病院経営定期調査 概要版-最終報告(集計結果)-」よりP7 医業損益への影響(全病院)を参照※2 厚生労働省「令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」、日本医師会総合政策研究機構「医業承継の現状と課題」※3 厚生労働省令和5(2023)年「病院の耐震改修状況調査の結果」 a 病院経営サポート医療業界のこうした環境下において、当社グループが提供する医療機関への総合支援ニーズは、より一層高まっており、当社グループは医療機関の経営上の課題解決・生産性向上による経営資源の最適化を推進しております。

また、近年、医療機関の経営における課題は多様化しており、医療従事者の不足(=採用支援ニーズの増大)や医療施設の建て替え問題の対応(=コンストラクションマネジメントニーズの増大)以外にも、医師の働き方改革の施行(=医師・看護師等のタスクシフトのニーズ増大)や業務負荷軽減・生産性の改善(=DXニーズの増大)など、課題の多様化と共にニーズも多様化しております。

そのような中、当社グループは、医療機関からのあらゆるニーズに対応し、経営を安定化することによって、患者及びご家族が安心して過ごすことのできる環境を整え、地域社会を構成する人々のQOL(Quality Of Life)向上に資するべく、以下のとおり、徹底した伴走型による各種支援サービスを提供しております。

具体的な支援メニューは以下のとおりです。なお、当社は提携医療法人に対して(1)~(8)のサービスを提供する場合、一連の提供サービスの総称として「病院経営サポート」と表現しております。

ただし、株式会社メディカル・アドバイザーズによる事業承継・M&A支援(9)、株式会社ストラクトによる建築・構造物の企画・設計・施工(10)、株式会社ゼロメディカルによる医療機関の経営支援・ITコンサルティング(11)、株式会社リメディカによる医療機関・介護施設の事務業務を、AI/RPA等のテクノロジーを用いて標準化・最適化するビジネス・プロセス・アウトソーシング(以下、「BPO」という。

)「医療・介護バックオフィスBPOサービス」(12)や株式会社エピグノによる人材情報の一元管理・評価・教育・配置・シフト作成・エンゲージメント向上を包括的に支援する「人材マネジメント(HRM)特化型ソリューション」の提供(13)、提携外の医療法人へ(1)~(8)のサービスを部分的に提供する場合は含まれておりません。

病院経営サポートの主な提供内容は以下のとおりとなります。

(1) 医療経営コンサルティング(事業計画の作成・経営管理体制の整備、資金計画の策定・資金繰管理、病   床機能転換支援、臨床業務の効率化等)(2) 資金調達支援(3) 運転資金の貸付・保証業務、診療報酬債権のファクタリング(4) 医療機関関連不動産のセール&リースバック(5) 院内業務のDX化支援(医療従事者向け情報共有システムの開発、情報端末の販売等)(6) 人事労務体制の最適化支援(医療従事者等の人材採用支援、人事評価制度の策定支援等)(7) 調達・購買体制の最適化支援(医材・医薬品の卸売販売、医療機器の販売・リース)(8) 医療施設等の建築・建替・改修コンサルティング(企画の立案、策定、行政対応等)(9) 事業承継・M&A支援(10) 建築・構造物の企画・設計・施工(11)医療機関の経営支援・ITコンサルティング(12)医療・介護施設事務などのBPOサービス(13)人材マネジメント(HRM)特化型ソリューション (主な関係会社)株式会社メディカル・アドバイザーズ、株式会社ストラクト、株式会社ゼロメディカル、株式会社リメディカ、株式会社エピグノ ② シニア関連事業わが国は2010年に超高齢社会へ突入し、前述のとおり団塊の世代がすべて75歳以上となっており、日本人の5人に1人が後期高齢者となる時代を迎えています。

このような環境下において、介護業界につきましては、今後も益々介護サービスに対する需要拡大が見込まれます。一方で、異業種からの新規参入が増加しており、事業環境については、より競争激化の傾向にあります。

さらに、介護従事者の雇用状況につきましては、厚生労働省発表の一般職業紹介状況(令和7年12月分)によると、2025年12月の有効求人倍率(全国計・常用(パート含))は3.64倍と全職種平均の有効求人倍率(季節調整値)1.19倍を大きく上回っており、介護職員等の人材の確保が重要な課題となっております。

そのような状況下において、当社グループは、単にお客さまの要望に応えるだけでなく、より質の高いサービスの提供を心がけ、感動とサプライズを提供する介護施設の運営に注力し、入居者及びご家族のQOL向上に資する経営を推進しております。

また、介護職員の処遇改善を行うとともに、施設内の人員配置を見直し、業務効率を向上させるとともに働きがいのある職場環境の整備に取り組み、人材の確保及び定着に注力しております。a 入居相談・施設紹介   要介護者を中心に介護施設選びに悩む入居者及びご家族からの相談を受け、入居施設の紹介を行っております。

介護を必要とする入居者のみならず、そのご家族の悩みや希望に沿った施設を紹介できるよう広く多くの介護施設と提携しながら、当社グループの介護施設で対応することが困難な場合にも対応できる体制を構築しております。

入居施設に関する相談や施設紹介に関する社会的ニーズは年を追うごとに高まっており、今後も大きく成長する事業と位置付けております。また、医療機関からの要介護者の受入要請に対応すべく、最適な施設へのあっせんも行っております。

また、高齢者の困り事を総合的に解決するため、保険代理店サービスや、不動産の処分のサポートをあわせて提供するなど、高齢者の日常生活における生活支援サービスも展開しております。b 高齢者向け介護施設の運営介護付き高級老人ホームを含め、当連結会計年度において一都二県で13施設を運営しております。

当施設においては、各種システムを導入し、介護従事者の業務効率の向上を図るとともに、要介護者のご家族に向け介護の様子や健康状態を確認できるサービスを提供しております。こうして、要介護者及びご家族、介護従事者が安心して過ごせる施設運営を推進しております。

なお、入居相談・施設紹介サービスについては、第三者としての立場を維持し、成功報酬型によって、その公平性を担保しております。

このように当社グループは、入居相談から施設紹介、要介護者の受入・介護・生活支援までをワンストップでサービス提供することが可能であり、入居者とwin-winの関係を構築しながら機会損失を軽減するとともに、当社グループにおける事業シナジーを実現しております。

c 在宅医療当社グループは、子会社の株式会社メディステップを通じて、在宅医療(訪問看護等)を提供しております。

医療を取り巻く環境は、いわゆる「2025年問題(団塊の世代が75歳以上になる)」を迎えており、高齢者は増加する一方で、受け皿となる入院ベッドは削減傾向にあり、医療における需給バランスの不一致が生じており、わが国における医療政策の方向性として「入院ではなく、住み慣れた自宅や施設で治す」体制への転換を強力に促している状況にあります。

そのような環境下、当社グループは、高まる在宅医療のニーズを背景に、地域の方々が医療機関、介護施設、自宅をシームレスに移動しながら快適に日常生活を送り、住み慣れた地域で多様なサービスを受けられるよう、メディステップ社を軸として、在宅と医療機関との繋がりを強化し、地域包括ケアシステムの構築を推進しております。

具体的な提供内容は以下のとおりとなります。ⅰ訪問看護サービス主に介護保険又は医療保険による給付対象のサービスとして、看護師をはじめ理学療法士や作業療法士等の専門職がお客さま宅を訪問し、主治医の指示・連携のもと、療養上のお世話や診療の補助等のケアを行っております。

ⅱ居宅介護支援サービス介護保険法に基づく給付対象サービスとして、介護支援専門員(以下「ケアマネジャー」という。

)が専門的な知識を活用し、介護を必要とされるお客さまに対して、その生活環境や心身状況、要望等についてアセスメントを実施した上で、適切な介護サービスが利用できるよう居宅サービス計画(以下「ケアプラン」という。)を作成し、その管理を行っております。

また、作成したケアプランが適切に実施されているか、目標の達成度はどうか、お客さまは満足しているか等について、モニタリングを実施し、お客さまの状況に合わせた対応を実施します。また、地域や医療との連携を図り、お客さまがお住まいの地域で、自分らしく健康に生活できるよう支援していきます。

当該サービスは、介護保険制度における中心的役割を担うため、ケアマネジャーの働き方や処遇改善にも力を注いでおります。

なお、株式会社メディステップの在宅医療(訪問看護等)については、日本の将来の医療提供体制を構築するにあたり、当社提携医療法人との連携や地域包括ケアの担い手として、今後非常に重要な役割を担う事業と位置づけ、事業管理区分の見直しを行い、2026年第1四半期より、シニア関連事業から医療経営総合支援事業のセグメントに区分を変更しております。

(主な関係会社)株式会社あいらいふ、株式会社クラーチ、Gplus株式会社、株式会社メディステップ ③ 高度管理医療機器事業当コンタクトレンズ業界におきましては、急速な少子高齢化に伴う人口減少が進んでいるものの、1日使い捨てタイプのコンタクトレンズへのニーズのシフトや、高機能新素材レンズの普及により1人当たりの購入単価は上昇傾向にあります。

また、スマートフォン等、デジタル機器の普及により近視人口の急激な増加・若年化が進んでいます。さらに、カラーコンタクトレンズ市場の拡大等もあり、コンタクトレンズ市場全体は緩やかながら拡大しています。

こうした市場の成長に合わせ、長時間の装用でも瞳の酸素不足を防ぎ、目への負担が少ないシリコーンハイドロゲル素材を採用したクリアレンズの主力商品である「シンシアSシリーズ」やカラーコンタクトレンズを中心に、複数のコンタクトレンズブランドを展開することで多様な消費者ニーズに対応しております。

(主な関係会社)株式会社シンシア  ④ その他事業 a 治療経過データ解析及び製薬企業向け営業活動支援サービス匿名加工データ提供に同意いただいた医療機関の匿名加工された電子カルテデータを独自のアルゴリズムで解析し、100万件以上の治療経過データを有するデータレイクを構築しております。

このデータレイクを活用し、データサイエンティストによる治療経過データ解析から導かれる情報を基にしたMR(Medical Representative の略、以下「MR」という。)教育研修ソフトの提供のほか、製薬企業向け営業活動における総合支援(戦略立案から実行まで)を展開しております。

b シェアリングエコノミープラットフォームの提供    未病予防領域におけるシェアリングエコノミーとして、非稼働時間の多いMRI装置などの高額な医療機器の稼働率を向上すべく、医療施設と検査希望者とをつなぐマッチングプラットフォームを提供しております。

さらに、検査利用者に対しては、MRI撮像画像をAIが解析する新たなサービスをはじめ、ユーザーニーズに沿った検査メニューの開発・拡充への取り組みを推進しております。⑤ 非連結子会社当社の非連結子会社は3社ございます。

・㈱キャピタルメディカ・ベンチャーズ、・ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド投資事業有限責任組合・㈱デルタ・ソリューションアンドマーケティング㈱キャピタルメディカ・ベンチャーズはヘルスケア領域を中心とした社会課題の解決のため、ベンチャー投資を行っております。

無限責任組合員として、当社非連結子会社であるヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド投資事業有限責任組合をはじめとして複数のファンド運営を行っております。㈱デルタ・ソリューションアンドマーケティングは休眠会社であります。

(2) 当社グループ事業の競争優位性① 医療経営総合支援事業  a 医療経営コンサルティング 事業計画の作成・経営管理体制の整備、資金計画の策定・資金繰管理、病床機能転換支援、臨床業務の効率化等、病院経営における経営改善に向けた再生シナリオの策定からその実行までを一気通貫で支援しております。

当社は、民事再生案件になった事業を正常化するのみならず、医療法人経営支援においても再生案件を手掛け、経営の正常化を実現してきた経験を有します。

社内には医療機関の経営に関与してきた経験者(事務長経験者等)に加え、医師、看護師、薬剤師等の経験豊富な有資格者が複数在籍し、これらが一体となって現場における実行可能性や改善計画等を検討・協議し、経営改善提案及びコンサルティングを行います。

当社グループでは、医療経営コンサルティングを行う医療法人とパートナーシップ契約等を締結し、医療経営コンサルティング等の支援メニューを提供しており、当該パートナーシップ契約等を締結した医療法人を提携医療法人と称しております。

2025年12月現在提携医療法人数は29法人(うち病院数は31)となっております。当提携医療法人の経営支援にあたっては、こうした経営改善ノウハウを基盤として単に提案するにとどまらず、当社の従業員が常駐あるいは定期的な訪問により徹底した伴走型で経営課題の解決に取り組んでおります。

また、こうして創業以来培われてきたノウハウは、金融機関等からの融資先医療機関に対する経営診断依頼としても活かされており、他のコンサルティング企業やBPO企業等とは一線を画した特徴を有していると考えております。

当社グループでは、このような提携医療法人以外へのコンサルティングを外部コンサルティングと称して2023年12月期より本格的にサービス展開を開始しております。

医療現場に精通したコンサルタントによる支援実績やノウハウが競争力となり、虎の門病院のDX推進に係る支援業務や、松戸市立総合医療センターの経営改善支援業務等、複数の大型案件獲得につながっております。

業績貢献はもちろん、今まで獲得できていなかった大病院や公的病院の支援に係る知見や経験が実績として積み上がっているほか、DXソリューションビジネスが伸長するなど、支援メニューの充実、拡大につながっており、さらに競争力が増しております。

図 競合企業との比較   b 資金支援及び提携医療法人関連不動産の保有によるリスクコミット型支援 当社は、提携医療法人の経営改善に取り組むにあたり、資金面で困窮している医療法人に対し、早急に経営改善に取り組む体制を可能とすべく、資金調達支援のみならず、資金融資やファクタリングの実行、あるいは不動産のセール&リースバックによる資金確保を行っております。

単に報酬を得て、コンサルティングを行うのではなく、現実的な実行面から必要に応じて当社がリスクテイクし、責任をもって経営改善にあたります。

当社には、医療経営コンサルタントや大手金融機関出身者、公認会計士・貸金業務取扱主任者・宅建士等の有資格者が在籍しており、最適なソリューションを検討・協議しながら実行支援することにより、提携医療法人が医療面における重要な機能を損なうことなく、安定した経営環境の中で、いち早く経営改善に取り組むことを可能としています。

c 医療従事者等の人材採用支援  慢性的に人手不足である医療法人に対して、人事制度設計や人材採用制度の構築・運用に関する業務支援を行う専門チームを有しております。

当社には社会保険労務士等の有資格者が在籍するなど、日常的な労務管理、人事制度の設計・見直しなどの幅広い人事に関するノウハウを有する人材が業務を支援するほか、医療機関向けの採用支援システム「EUCALIA人事」も提供しております。

d 病院修繕管理・建築サポート 当社は、病院建物の改修や建替等の助言や提案を可能とする専門チームを有しております。

老朽化する医療施設にとって、近年高騰化する一方である建築コストは大きな課題ですが、一級建築士や1級建築施工管理技士等の専門知識を有する社員で構成する専門チームが、医療機関の特性を踏まえた建物の改修・建替等に関する助言を行い、最適な解決策を提案・設計しております。

また、特に建替えシーンにおいては、コンストラクション・マネジメント機能を発揮し、計画段階から建物竣工、さらにその先まで病院建築に関わる業務をワンストップで提供することを可能としています。

e DX化支援ツールの自社開発 当社は、自社開発により医療現場の生産性向上に寄与する各種デジタルソリューションをスピーディかつ現場に適したツールとして提供することを可能にしております。

これは、当社が現場重視の経営改善を行うことにより蓄積したノウハウを基に開発したものであり、多くの技術者が在籍しております。

そのツールの1つである医療従事者向けベッドサイド情報端末「ユカリアタッチ」は、手書きのメモや付箋での情報共有が未だ多くの医療現場で見られる中、電子カルテのデータの表示やバイタル測定結果の読み取りや表示機能により、医療従事者間での情報共有体制を整備し、業務効率化・医療安全を実現しております。

f 金融機関を中心とする強固なネットワーク 当社は、全国の地方銀行と強固な連携関係を構築しており(2025年12月末時点で全国96行中65行と連携/エリアカバー範囲40都道府県)、安定的なソーシングルートを確立しております。

特に今後は、後継者問題や福祉医療機構(WAM)のコロナ禍における緊急融資の返済開始による資金繰り等、経営上の課題を抱える医療機関経営者が増加していることから、それに比例して融資元である金融機関より当社に対して、融資先医療機関への支援相談・依頼も増加傾向にあります。

g 医療・介護施設事務などのBPOサービス     病院や介護施設の経営者は様々な課題に直面していますが、最大の課題の1つは「ヒト」です。医師、看護師、医療従事者の人材不足は深刻であり、業務過多を解決するために2025年4月にリメディカを設立しました。

そして、ユカリアが20年以上蓄積した病院経営・DXの知見を基盤とした業務設計力、AI・RPAを活用した業務標準化及び技術力、BPOとシステム・コンサル・人材育成を組み合わせた一体提供モデルにより、医療・介護施設が抱える構造課題の解決と運営の持続可能性向上を実現しております。

h 在宅医療    病床数が減少し、病院の統廃合が予想される現状において、高齢者はもちろん、全ての人が安心して暮らしていくためには、病院、介護施設、そして住み慣れた自宅が密に連携した地域包括ケアシステムの構築が求められます。

当社は、訪問看護、居宅介護支援事業を中心に在宅医療を手がける株式会社メディステップを2025年12月期第2四半期より連結子会社化しました。

街全体を巨大な病院と捉え、「ご自宅は病室、道路は廊下と定義できる」との考えのもと、メディステップをドライバーに在宅医療ビジネスを推進し、提携医療法人、クラーチと連携しながら医療のバリューチェーンに面で向き合い、地域包括ケアシステムの構築を推進してまいります。

図 提携医療法人一覧表(2025年12月現在)   ② シニア関連事業 当社グループは、自社保有不動産を含めた13介護施設の運営を行っておりますが、単なる施設運営に留まらず、施設運営の中で感じた課題や得られたノウハウを元に認知症リスク逓減運動プログラム「アタマカラダ!ジム」、食事を楽しみながら健康リスクを予防する食事プログラム「MOG」、ホームの情報をご家族が閲覧できる電子記録閲覧システム「LOOKぱっと」といった入居者体験を向上させる独自サービスを開発・提供しております。

入居相談者の要望に沿った最適な施設の紹介を行う入居相談・施設紹介サービスでは、当社グループ運営施設を含む全国10,000施設以上の介護施設の紹介を行っております。

介護を必要とする入居者のみならず、そのご家族の悩みや希望に沿った施設を紹介できるよう広く多くの介護施設と提携しながら、当社グループの介護施設で対応することが困難な場合にも対応できる体制を構築しております。

医療機関からの要介護者の受け入れも行っており、当社グループにおける事業上の親和性も高い状況にあります。

更に、当社提携病院が位置する千葉県佐倉市のエリアにおいて、隣接する当社グループの介護施設とともに、新たに在宅医療(訪問看護等)を展開する株式会社メディステップを2025年12月期第2四半期に連結子会社化し、グループとして面で対応することで、当該エリアにおける高齢者の住環境を包括的にサポートする地域包括ケアシステムの構築を推進しており、今後、他の地域への展開も図ってまいります。

加えて、昨今では入居相談員と施設への入居予定者が入居相談のプロセスを経て、信頼関係を構築する中で、施設紹介以外にも保有不動産の処分や保険、資産運用など多様な相談を受けるケースが増加しております。

そのため、入居相談・施設紹介サービスに留まらず、シニアライフで発生する相続問題を含めた様々な課題に対するサポート(例:自宅不動産の処分)の展開を開始しております。なお、入居相談・施設紹介サービスについては、第三者としての立場を維持し、成功報酬型によって、その公平性を担保しております。

このように当社グループは、入居相談から施設紹介、要介護者の受入・介護・生活支援までをワンストップでサービス提供することが可能であり、入居者とwin-winの関係を構築しながら機会損失を軽減するとともに、当社グループにおける事業シナジーを実現しております。

超高齢社会の進展と共に要介護者の数は増加する一方であり、こうしたサービスの需要は高まっていくことが想定されます。

そのような環境の中、当社グループは入居相談・施設紹介サービスを中心として既存のシニア関連事業を強化していくほか、全国の介護施設へのネットワークを活用した事業範囲の拡大(例:当社ノウハウを活用したコンサルティング、DXソリューションの提供等)を順次展開してまいります。

③ その他事業 当社グループは、治療経過データ解析及び製薬企業向け営業活動支援サービスにも取り組んでおります。

当社では、匿名加工データ提供に同意いただいた医療機関の電子カルテデータを在籍するデータサイエンティストが独自のアルゴリズムで解析し、患者視点を取り入れた医療・ケア(Patient Centricity)の実現に向けて、研究活動を行っております。

現時点では、事業に大きな影響を与える段階ではありませんが、支援を通じて提携医療法人と深い信頼関係を構築しているからこそ得られるデータを基にした事業活動は、製薬関連領域を超え、医療全般の在り方に大きな影響を与える可能性のあるものと位置づけて取り組んでおります。

また、シェアリングエコノミープラットフォームの提供においては、スマート脳ドックを中心とした未病予防領域において「安心と安全」を提供するトップランナーとして、事業を推進する方針であります。

引き続き非稼働時間の多いMRI装置などの高額な医療機器を有する施設の稼働率向上を目的とした提携を推進することで施設数を拡大し、脳ドック受診者の利便性向上を図ってまいります。事業の系統図は、次のとおりであります。

(注)株式会社メディステップの在宅医療(訪問看護等)については、日本の将来の医療提供体制を構築するにあたり、当社提携医療法人との連携や地域包括ケアの担い手として、今後非常に重要な役割を担う事業と位置づけ、事業管理区分の見直しを行い、2026年第1四半期より、シニア関連事業から医療経営総合支援事業のセグメントに区分を変更しております。

セグメント別の事業内容及び主な関係会社は以下のとおりです。

医療経営総合支援事業  病院経営サポート 株式会社ユカリア (1)医療経営コンサルティング (2)資金調達支援 (3)運転資金の貸付・保証業務、診療報酬債権の    ファクタリング (4)医療機関関連不動産のセール&リースバック (5)院内業務のDX化支援 (6)人事労務体制の最適化支援 (7)調達・購買体制の最適化支援 (8)医療施設等の建築・建替・改修コンサルティング (9)事業承継・M&A支援 株式会社メディカル・アドバイザーズ (10)建築・構造物の企画・設計・施工 株式会社ストラクト (11)医療機関の経営支援・ITコンサルティング 株式会社ゼロメディカル (12)医療・介護施設事務などのBPOサービス 株式会社リメディカ (13)人材マネジメント(HRM)特化型ソリューション 株式会社エピグノ シニア関連事業 入居相談・施設紹介 株式会社あいらいふ  不動産の買取・仲介 株式会社ハロースカウト  不動産売買・相続コンサルティング Gplus株式会社 高齢者向け介護施設の運営 株式会社クラーチ 在宅医療 株式会社メディステップ 高度管理医療機器事業 一般消費者向け高度管理医療機器(コンタクトレンズ)の製造・販売 株式会社シンシア その他事業 治療経過データ解析及び製薬企業向け営業活動支援サービス 株式会社ユカリア シェアリングエコノミープラットフォームの提供 画像診断センターの運営支援・遠隔画像診断  株式会社DIC。

チャート

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スコア

2026/04/15 算出
総合スコア

26.33/ 100

安定性39.5
成長性57
配当力3
割安度0
財務健全性43

スコア推移

ランキング業種: サービス業

スコアランキング

総合スコア
全業種3,307位/ 3,705社
業種別461位/ 533社
全体3,307位/ 3,705社
業種461位/ 533社
安定性
全業種3,412位/ 3,705社
業種別483位/ 533社
全体3,412位/ 3,705社
業種483位/ 533社
成長性
全業種661位/ 3,705社
業種別122位/ 533社
全体661位/ 3,705社
業種122位/ 533社
配当力
全業種3,467位/ 3,705社
業種別484位/ 533社
全体3,467位/ 3,705社
業種484位/ 533社
割安度
全業種3,046位/ 3,705社
業種別442位/ 533社
全体3,046位/ 3,705社
業種442位/ 533社
財務健全性
全業種3,075位/ 3,705社
業種別444位/ 533社
全体3,075位/ 3,705社
業種444位/ 533社

企業データランキング

平均年間給与751万円
全業種928位/ 3,562社
業種別72位/ 491社
全体928位/ 3,562社
業種72位/ 491社
平均年齢39.7歳
全業種2,482位/ 3,641社
業種別205位/ 516社
全体2,482位/ 3,641社
業種205位/ 516社
平均勤続年数3.0年
全業種3,475位/ 3,689社
業種別466位/ 530社
全体3,475位/ 3,689社
業種466位/ 530社
従業員数(連結)1,347人
全業種1,265位/ 3,189社
業種別115位/ 445社
全体1,265位/ 3,189社
業種115位/ 445社

財務サマリー

指標2024年2025年
損益
売上高企業の本業での収入の合計198億247億
↑24.7%
営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの23億24億
↑3.2%
経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益28億21億
↓23.7%
純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益21億29億
↑34.3%
収益性
EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い64.4円78.1円
↑21.2%
ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安14.10%14.40%
↑2.1%
ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安3.56%4.42%
↑24.2%
営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良11.56%9.56%
↓17.3%
キャッシュフロー
営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い13億-19億
↓244.4%
投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい-4億-23億
↓459.8%
財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き35億18億
↓48.4%
フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資9億-42億
↓564.5%
財務
総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計601億651億
↑8.3%
自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される179億205億
↑14.6%
自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安29.90%31.50%
↑5.4%
配当
一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額--
配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念--

※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成

※ 株価データは前営業日の終値です。リアルタイムの値ではありません。PER・PBR等のバリュエーション指標も終値ベースで算出されています。

スコアの算出方法

総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。

総合 = 安定性×25% + 成長性×20% + 配当力×25% + 割安度×20% + 財務健全性×10%
各軸の詳しい算出基準を見る →

※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。