当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社52社、持分法適用関連会社36社及び他数社より構成されており、「不動産事業」、「保険事業」、「ホテル・旅館事業」及び「その他」を営んでおります。
「不動産事業」では、競争優位性のある賃貸ポートフォリオ構築の為の不動産取得及び不動産バリューアッドビジネス等の不動産の取得・販売に加え、安定的で効率的な収益構造を持つ不動産賃貸をおこなう不動産投資業務、保有物件の建替及び都心部の好立地において開発をおこなう不動産開発業務、投資法人等のアセットマネジメント業務等をおこなっております。
当社グループにおいては連結営業収益の約9割が「不動産事業」です。また、「保険事業」では生損保の保険代理店業務、「ホテル・旅館事業」ではホテル及び旅館の運営業務、「その他」では建築工事請負業務、設計・工事監理業務、こども教育事業などをおこなっております。
当社グループが営んでいる主な事業内容と、各関係会社等の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関係は以下の通りであり、次の3区分は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報等の区分と同一であります。
(1)不動産事業 ① 不動産投資業務 当社グループは不動産マーケットにおける多様なニーズに対応して、競争優位性のある賃貸ポートフォリオの構築を目的とした好立地の不動産取得をおこなっております。
2025年12月末時点において東京23区の駅近を中心に約250件(販売用不動産除く)の賃貸物件を保有・管理しており、賃貸可能面積は約131万㎡となっており、この賃貸ポートフォリオを用いて不動産賃貸業務をおこなっております。
また、収益力の一層の強化をはかるため、開発・建替による賃料収入の増強を実現し、安定的な賃貸収入を得ているほか、不動産バリューアッドビジネス等の不動産の取得・販売業務をおこなっております。
加えて、当社の連結子会社株式会社レーサムも不動産の取得・販売、不動産バリューアッドビジネス等をおこなっており、連結ベースでの更なる成長と持続的な企業価値向上に向け協働しております。そのほか、マーケットの拡大が予想される新規事業領域等への取り組みも推進しております。
② 不動産開発・建替業務 当社では物件立地特性に応じた不動産開発業務をおこなっております。
特に従来から保有している賃貸物件の建替の着実な推進によるポートフォリオの質的改善をおこなっているほか、新規の物件取得・開発・売却を通じた付加価値創出の実現を目指し、好立地物件での高品質な開発業務を推進しております。
③ アセットマネジメント業務 当社の連結子会社ヒューリックリートマネジメント株式会社は、J-REIT事業への参入のため2014年2月に上場しましたヒューリックリート投資法人からアセットマネジメント業務を受託しております。
また、当社の連結子会社ヒューリック不動産投資顧問株式会社は、2017年11月に運用を開始したヒューリックプライベートリート投資法人等からアセットマネジメント業務を受託しております。
④ その他 当社の連結子会社ヒューリックビルマネジメント株式会社などは、賃貸不動産に関連する業務としてビル管理業務、警備業務、ビル清掃業務をおこなっております。
また、当社の連結子会社ヒューリックプロパティソリューション株式会社は、不動産バリューアッドビジネスに伴う建築工事の企画、設計、査定、管理及びコンサルティング業務をおこなっております。
(2)保険事業 当社の連結子会社ヒューリック保険サービス株式会社は、損害保険会社21社・生命保険会社24社及び少額短期保険会社1社と代理店契約を締結し、火災保険・自動車保険等の損害保険代理店業務、定期保険・養老保険等の生命保険及び医療保険等の募集業務をおこなっております。
また、保険代理店業務に関連する集金代行業務もおこなっております。保険事業は法人マーケットに重点を置いた営業を展開しておりますが、個人顧客にも「お客さま第一」のきめ細やかなサービスを提供し、法・個人のバランスのとれた営業基盤を築いております。
(3)ホテル・旅館事業 ホテル・旅館事業におきましては、当社の連結子会社であるヒューリックホテルマネジメント株式会社は「THE GATE HOTEL」シリーズ及び「ビューホテル」シリーズ、ヒューリックふふ株式会社は「ふふ」シリーズを中心に、ホテル及び旅館の運営をおこなっております。
(4)その他 当社の連結子会社ヒューリックビルド株式会社は、当社保有ビル等の営繕工事、テナントの入退去時の内装工事を中心とした建築工事請負業務、設計・工事監理業務等をおこなっております。
また、当社は連結子会社ヒューリックアグリ株式会社を経由して、ベトナムで農業生産をおこなっている外国法人PAN-HULIC Joint Stock Companyに出資をおこない、アグリ事業をおこなっております。
また、「こども教育事業」については、当社の連結子会社株式会社リソー教育グループがこどもを対象にした教育関連サービスを提供する事業等を推進しております。
加えて、当社の連結子会社ヒューリックエナジーソリューション株式会社は、再生可能エネルギー発電所及び蓄電所の開発・管理、小売電気事業等環境インフラ事業をおこなっております。
当連結会計年度におきましては、クックデリ株式会社を当社の連結子会社とし、介護施設向け完全調理済み食品の企画開発・製造委託・販売をおこなっております。(全社) 当社の連結子会社であるヒューリックプロサーブ株式会社は、当社グループへ経理・人事総務・システム等に関するサービス等を提供しております。
以上の事項を系統図に示すと次の通りであります。[事業系統図]。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
56.75/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 2,158億 | 2,896億 ↑34.2% | 2,875億 ↓0.7% | 3,573億 ↑24.3% | 3,396億 ↓4.9% | 4,471億 ↑31.6% | 5,234億 ↑17.1% | 4,464億 ↓14.7% | 5,916億 ↑32.5% | 7,274億 ↑23.0% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 534億 | 642億 ↑20.4% | 756億 ↑17.6% | 884億 ↑16.9% | 1,006億 ↑13.9% | 1,145億 ↑13.8% | 1,261億 ↑10.2% | 1,462億 ↑15.9% | 1,634億 ↑11.8% | 1,868億 ↑14.4% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 514億 | 619億 ↑20.3% | 725億 ↑17.2% | 846億 ↑16.7% | 956億 ↑13.0% | 1,096億 ↑14.6% | 1,232億 ↑12.4% | 1,374億 ↑11.5% | 1,543億 ↑12.3% | 1,729億 ↑12.1% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 352億 | 427億 ↑21.4% | 498億 ↑16.6% | 590億 ↑18.5% | 637億 ↑8.0% | 705億 ↑10.5% | 792億 ↑12.3% | 947億 ↑19.7% | 1,033億 ↑9.0% | 1,153億 ↑11.6% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 53.0円 | 64.4円 ↑21.5% | 75.2円 ↑16.8% | 88.9円 ↑18.3% | 95.2円 ↑7.1% | 101.1円 ↑6.2% | 104.0円 ↑2.9% | 124.4円 ↑19.6% | 134.4円 ↑8.1% | 150.5円 ↑12.0% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 10.70% | 11.90% ↑11.2% | 12.70% ↑6.7% | 13.60% ↑7.1% | 13.40% ↓1.5% | 12.30% ↓8.2% | 11.90% ↓3.3% | 13.00% ↑9.2% | 12.80% ↓1.5% | 13.00% ↑1.6% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 3.10% | 3.16% ↑1.9% | 3.26% ↑3.2% | 3.32% ↑1.8% | 3.16% ↓4.8% | 3.19% ↑0.9% | 3.41% ↑6.9% | 3.82% ↑12.0% | 3.39% ↓11.3% | 3.29% ↓2.9% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 24.74% | 22.18% ↓10.3% | 26.28% ↑18.5% | 24.73% ↓5.9% | 29.62% ↑19.8% | 25.61% ↓13.5% | 24.10% ↓5.9% | 32.75% ↑35.9% | 27.61% ↓15.7% | 25.68% ↓7.0% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 1,084億 | 457億 ↓57.8% | 1,310億 ↑186.4% | 2,312億 ↑76.5% | 2,023億 ↓12.5% | 2,917億 ↑44.2% | 2,661億 ↓8.8% | 2,708億 ↑1.8% | 3,534億 ↑30.5% | 2,692億 ↓23.8% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -1,110億 | -1,891億 ↓70.3% | -2,581億 ↓36.5% | -3,583億 ↓38.8% | -3,431億 ↑4.2% | -2,869億 ↑16.4% | -3,453億 ↓20.3% | -2,983億 ↑13.6% | -6,020億 ↓101.8% | -5,445億 ↑9.6% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -57億 | 1,485億 ↑2698.1% | 1,310億 ↓11.8% | 1,415億 ↑8.0% | 1,874億 ↑32.4% | 1,066億 ↓43.1% | 114億 ↓89.3% | -280億 ↓344.9% | 3,006億 ↑1172.6% | 2,723億 ↓9.4% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | -26億 | -1,434億 ↓5390.8% | -1,272億 ↑11.3% | -1,272億 ↑0.0% | -1,408億 ↓10.8% | 48億 ↑103.4% | -792億 ↓1753.0% | -275億 ↑65.3% | -2,486億 ↓803.8% | -2,753億 ↓10.7% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 1兆1,340億 | 1兆3,521億 ↑19.2% | 1兆5,264億 ↑12.9% | 1兆7,763億 ↑16.4% | 2兆193億 ↑13.7% | 2兆2,073億 ↑9.3% | 2兆3,203億 ↑5.1% | 2兆4,805億 ↑6.9% | 3兆489億 ↑22.9% | 3兆5,061億 ↑15.0% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 3,035億 | 3,341億 ↑10.1% | 3,680億 ↑10.2% | 4,173億 ↑13.4% | 4,570億 ↑9.5% | 5,993億 ↑31.1% | 6,465億 ↑7.9% | 7,068億 ↑9.3% | 7,692億 ↑8.8% | 8,294億 ↑7.8% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 29.70% | 27.70% ↓6.7% | 26.20% ↓5.4% | 25.80% ↓1.5% | 24.00% ↓7.0% | 28.80% ↑20.0% | 29.50% ↑2.4% | 30.80% ↑4.4% | 27.30% ↓11.4% | 26.00% ↓4.8% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 17.0円 | 21.0円 ↑23.5% | 25.5円 ↑21.4% | 31.5円 ↑23.5% | 36.0円 ↑14.3% | 39.0円 ↑8.3% | 42.0円 ↑7.7% | 50.0円 ↑19.0% | 54.0円 ↑8.0% | 62.0円 ↑14.8% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 32.08% | 32.62% ↑1.7% | 33.92% ↑4.0% | 35.42% ↑4.4% | 37.80% ↑6.7% | 38.58% ↑2.1% | 40.38% ↑4.7% | 40.21% ↓0.4% | 40.17% ↓0.1% | 41.20% ↑2.6% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。