当社は、精細な画像を描画するために必要なハードウエアIPおよびソフトウエアIP(以下、合わせてグラフィックスIPコアという)を開発して、主にゲーム機器、自動車、モバイル通信機器、家電製品等に組み込まれる半導体向けのIPコアを当社の顧客である半導体メーカーや半導体が組み込まれた最終製品メーカー(ゲーム機器メーカー、モバイル通信機器メーカー等)に提供する事業を展開しております。
また、上記の開発によって得られたグラフィックスIPコアを搭載したLSI製品をパチンコ機およびパチスロ機(以下、アミューズメント機器という)向けに提供する事業を拡大しております。
さらに、ディープラーニングなどの人工知能(注1)に必要なハードウエアIPおよびソフトウエアIP並びに半導体を開発し、顧客に提供する事業を展開しております。当社は、単一セグメントであるため、事業別に記載しております。
(1)IPコアライセンス事業 IPコアライセンス事業は、ハードウエアIP(論理設計データ等)やソフトウエアIP(主にハードウエアを制御するドライバーやコンテンツ制作を支援するツール類)を提供します。
半導体メーカーや半導体が組み込まれた最終製品メーカー等に向けてライセンス(使用許諾)を供与しております。なお、当社は顧客に対してライセンスを供与しますが、顧客が第三者であるソフトウエア開発メーカーに対し当該ライセンスをサブライセンス(再許諾)する権利を、当社から顧客に与える場合もあります。
当社が開発したIPコアを顧客にライセンスして得られる収入は、その種類によって(a)ライセンス収入、(b)リカーリング収入に区分しております。(a)ライセンス収入 顧客が家電製品等の開発を進める過程で、当社がIPコアのライセンスを与えたことによる対価として得られる収入です。
顧客は、ライセンスされた当社IPコアをベースに、製品の企画開発、生産を行い、その性質上、当社が受領するライセンス収入は顧客の製品開発段階で発生します。(b)リカーリング収入 ①ランニングロイヤリティ収入 顧客がIPコアを組み込んだ製品を販売する際に、製品出荷数量に応じて当社が顧客から収受する対価です。
ランニングロイヤリティ収入は顧客製品の生産開始から生産終了まで数年間にわたり継続的に発生します。②サブスクリプション収入 顧客が、当社が提供するSaaS(Software as a Service)型のクラウドサービスにアクセス、解析を行った件数(PV)に応じて当社が顧客から収受する対価です。
サブスクリプション収入は顧客が当社クラウドサービスを利用する間、継続的に発生します。(2)製品事業 当社のIPコアが組み込まれたLSI製品を、半導体メーカーに製造を委託したうえで販売しております。
当該LSI製品のグラフィックスLSI(SoC)は主にアミューズメント機器等に組み込まれ、AI半導体はAIを使用する機器等に組み込まれます。また、量産ドローン向けカメラモジュール、米国Cambrian社の協働ロボット向け画像認識システム(ビジョンシステム)、FA製品等の仕入、販売を行っております。
(3)プロフェッショナルサービス事業 当社の各種IPコアをインテグレーションして顧客のSoCシステム全体を検討・最適化する設計サービスや、自社製品の開発により培ったGPU/ビジョン/AI技術をベースに、顧客の開発している製品に最適化したアルゴリズム(注2)開発、ソフトウエア開発からハードウエア開発に至るまでをプロフェッショナルサービスとして提供しております。
(注)1.人工知能 (Artificial Intelligence, AI) とは、人間が行っている認知や判断を、コンピュータを使って行うためのソフトウエアやシステムのこと。具体的には、文章、画像、会話、音などを理解し判断するコンピュータプログラムなどのことです。
2.「アルゴリズム」とは、問題を解くための効率的手順を定式化した形で表現したものを意味します。[事業系統図]。
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※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
19.18/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 7億 | 10億 ↑40.2% | 11億 ↑11.6% | 13億 ↑22.2% | 10億 ↓24.0% | 17億 ↑65.2% | 23億 ↑39.2% | 30億 ↑29.9% | 31億 ↑2.0% | 24億 ↓21.0% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | -3億 | 6,979万 ↑126.5% | 2,895万 ↓58.5% | 8,268万 ↑185.6% | -4億 ↓614.5% | -1億 ↑70.2% | 2,706万 ↑121.4% | 3億 ↑1114.3% | 3億 ↓19.2% | -3億 ↓217.2% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | -3億 | 6,640万 ↑125.3% | 3,330万 ↓49.9% | 8,503万 ↑155.4% | -4億 ↓524.6% | -1億 ↑66.0% | 2,881万 ↑123.5% | 3億 ↑1046.9% | 3億 ↓17.8% | -3億 ↓208.0% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | -4億 | 1億 ↑129.9% | 3,514万 ↓67.8% | 6,535万 ↑86.0% | -4億 ↓657.9% | -2億 ↑56.9% | 2,257万 ↑114.4% | 3億 ↑1367.8% | 2億 ↓52.6% | -3億 ↓308.7% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | -134.4円 | 39.6円 ↑129.5% | 12.5円 ↓68.4% | 21.2円 ↑69.1% | -116.0円 ↓647.1% | -49.9円 ↑57.0% | 7.2円 ↑114.4% | 105.3円 ↑1369.0% | 50.0円 ↓52.6% | -104.3円 ↓308.7% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | -21.89% | 6.20% ↑128.3% | 1.80% ↓71.0% | 2.40% ↑33.3% | -22.40% ↓1033.3% | -5.07% ↑77.4% | 0.70% ↑113.8% | 10.10% ↑1342.9% | 4.40% ↓56.4% | -10.04% ↓328.2% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | -20.51% | 5.15% ↑125.1% | 1.47% ↓71.5% | 1.70% ↑15.6% | -10.49% ↓717.1% | -4.53% ↑56.8% | 0.59% ↑113.0% | 8.45% ↑1332.2% | 3.84% ↓54.6% | -8.56% ↓322.9% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | -37.95% | 7.17% ↑118.9% | 2.66% ↓62.9% | 6.22% ↑133.8% | -42.12% ↓777.2% | -7.59% ↑82.0% | 1.17% ↑115.4% | 10.89% ↑830.8% | 8.63% ↓20.8% | -12.79% ↓248.2% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | -7,404万 | 2億 ↑377.1% | -9,770万 ↓147.6% | 8,439万 ↑186.4% | 3,636万 ↓56.9% | -3,992万 ↓209.8% | -3,757万 ↑5.9% | 7億 ↑1859.2% | 9,325万 ↓85.9% | -6億 ↓795.1% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | 4億 | 1億 ↓65.5% | -263万 ↓101.9% | -10億 ↓36297.3% | 6,862万 ↑107.2% | -7,735万 ↓212.7% | 5億 ↑702.4% | -5億 ↓207.3% | -2億 ↑66.6% | -7,271万 ↑56.5% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 3,594万 | 9,726万 ↑170.6% | 3,142万 ↓67.7% | 14億 ↑4448.5% | -151万 ↓100.1% | -9万 ↑94.0% | -11万 ↓20.0% | -29万 ↓169.4% | - | -9万 |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 3億 | 3億 ↑3.1% | -1億 ↓128.9% | -9億 ↓771.1% | 1億 ↑112.0% | -1億 ↓211.7% | 4億 ↑465.3% | 2億 ↓62.4% | -7,386万 ↓145.9% | -7億 ↓876.0% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 18億 | 21億 ↑19.1% | 24億 ↑12.4% | 38億 ↑61.2% | 35億 ↓9.5% | 35億 ↓0.1% | 38億 ↑10.7% | 39億 ↑2.0% | 41億 ↑4.4% | 38億 ↓6.4% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 17億 | 19億 ↑12.4% | 20億 ↑6.7% | 36億 ↑77.5% | 33億 ↓8.3% | 31億 ↓4.8% | 31億 ↑0.7% | 35億 ↑10.6% | 36億 ↑4.6% | 33億 ↓9.5% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 93.60% | 88.20% ↓5.8% | 83.80% ↓5.0% | 92.20% ↑10.0% | 93.50% ↑1.4% | 89.20% ↓4.6% | 81.30% ↓8.9% | 88.20% ↑8.5% | 88.20% ↑0.0% | 85.30% ↓3.3% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。