当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(メディカル・データ・ビジョン株式会社)、子会社4社及び関連会社1社により構成されております。
当社グループは、高いセキュリティ環境の下、膨大な医療・健康に係るデータを蓄積し、それを有効活用することが、医療の質向上、ひいては医療消費者や生活者へのメリット創出につながると考えています。
当社グループの事業は、「医療データネットワーク事業」の単一セグメントであるためセグメント毎の記載をしておりませんが、サービスは、(1)データネットワークサービス、(2)データ利活用サービス、及び(3)その他サービスで構成されております。
(1)データネットワークサービス データネットワークサービスは、情報の発生元の一つである医療機関に経営支援システムを提供すると同時に、医療機関及び患者から二次利用の許諾・同意を得たうえで医療・健康情報を収集・蓄積するものであります。
主要サービスとして、①「MDV Act」、②「EVE」、③「Medical Code」、④「アルファ・サルース」、⑤その他医療機関向けサービス、⑥「カルテコ」、⑦「カルテコworkwell」等を展開しております。
これらの経営支援システム等の提供に加え、お客様サポートサイトの提供、セミナーや勉強会の開催などをはじめとする様々なサポートを実施することにより、導入病院との強固な信頼関係に基づいたネットワークを構築しております。
このネットワークを背景に、導入病院の中からデータ提出病院を日本全国くまなく分散して抽出し、DPCデータの提供を受け、大規模診療データベースを構築しております。
① 「MDV Act」 「MDV Act」は、医療機関をサービス対象としており、現在無料で提供しているメインストーリー機能は、「EVE」、「Medical Code」を用いた分析の入り口となる、病院経営分析に必要な指標を一覧表示できるクラウド型病院経営改善アプリケーションです。
分析に不慣れな方でも簡単に、病院全体の経営課題・改善点を抽出することができ、手間なく資料にすることが可能となります。
② 「EVE」 「EVE」は、医療機関をサービス対象としており、出来高請求とDPC請求の差額分析、患者数・在院日数・医療資源などの各種指標を疾患別・症例別に分析するDPC分析ベンチマークシステムです。
「EVE」の導入数は、2025年12月末現在、579病院となっており、大規模なDPC対象病院ベンチマークデータを保有していることが当製品の大きな強みとなっています。
病院は「EVE」を導入することにより、他院との比較ができるベンチマーク機能で、自院の強みと弱みを把握した上での診療および経営方針の立案が可能となります。
③ 「Medical Code」 「Medical Code」は、医療機関をサービス対象としており、DPCデータや電子レセプトデータなどの標準フォーマットデータを活用し、院内に埋もれているさまざまな経営課題の解決を支援するシステムです。
原価計算はもちろん、そのコストデータを利用した経営改善の手法まで提示します。病院は「Medical Code」を導入することにより、院内での情報共有、意識改革・行動誘発を促し、効果的な経営改善が可能となります。
④ 「アルファ・サルース」 「アルファ・サルース」は医療機関、健診施設をサービス対象としており、二次検診への受診勧奨から生活改善、早期発見・治療へと受診者を促すクラウド型総合健康管理システムです。
web問診やweb予約、携帯端末による受付業務の自動化などにより、業務負担の軽減に繋げるとともに、PHRシステム「カルテコ」との連携により、健診の事前通知やオプション検査の提案、結果に沿った受診勧奨メールを自動配信することで受診者に最適なサービスを提供することが可能となります。
⑤ その他医療機関向けサービス その他医療機関向けサービスとして、「「MDVデータプラットフォームサービス/MDV DPS(健全な病院経営支援のための情報活用基盤)」、「MDV Receipt Checker(レセプト点検システム)」、「カンゴッチ+(看護必要度分析アプリケーション)」などを提供しております。
また、子会社において、CADA株式会社では「CADA決済(医療費後払いサービス)」を展開しております。⑥ 「カルテコ」 「カルテコ」は、患者及び生活者をサービス対象としており、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHRシステムです。
患者自身が診療情報の一部(受診した医療機関情報、傷病名、検査結果、処方薬、処置・手術など)を保管・閲覧できるWEBサービスです。
⑦ 「カルテコworkwell」 「カルテコworkwell」は企業をサービス対象としており、勤怠システムとの連携により、勤怠管理と同時に自律神経が計測できる従業員メンタルヘルス対策ソリューションです。
普段気付いてあげられない“こころ”の状態を『測り』『予知し』『観る』ことによって、同僚の頑張り過ぎを防ぐ等、寛容で働き甲斐のある職場環境を作ることが可能となります。
(2)データ利活用サービス データ利活用サービスは、当社グループがデータネットワークサービスを通じて収集・蓄積した大規模診療データベースを中心とする医療・健康情報を活用したサービスであり、主に、製薬会社、研究機関、患者、生活者などに各種分析データ提供などを行っております。
主要サービスとしては、①「MDV analyzer」、②アドホック調査サービス等を提供しております。① 「MDV analyzer」 「MDV analyzer」は、主に製薬企業及び研究機関をサービス対象としており、急性期医療機関の薬剤処方実態を日単位で分析できるWEB分析ツールです。
製薬企業及び研究機関は「MDV analyzer」を導入することにより、特定の薬剤に対する患者数分析、併用薬分析、併発疾患分析、処方量・日数分析、薬剤・疾患パターン分析など、具体的な薬剤の処方実態分析が可能となります。
また、「MDV analyzer for Academia(疫学調査支援ツール)」、及び「MDV analyzer for Oncology(癌領域に特化したデータ分析ツール)」など、利用者が求めるサービスラインナップの拡充に努めております。
② アドホック調査サービス アドホック調査サービスは、主に製薬企業及び研究機関をサービス対象としており、「MDV analyzer」の定型の分析メニューでは対応できない製薬会社のニーズに対し、個別の分析データ及び調査レポートを提供するサービスです。
(3)その他サービス 株式会社Doctorbookにおいて「Doctorbook(医療分野に特化した会員型医療動画配信サービス)」、「Doctorbook academy(歯科オンラインプラットフォームメディア)」、及び「Clinical Cloud(医療従事者向けクラウドプラットフォーム)」などの事業やサービスを提供しております。
(事業系統図)。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
37.58/ 100
| 指標 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 26億 | 32億 ↑22.5% | 36億 ↑10.9% | 40億 ↑12.5% | 46億 ↑13.7% | 57億 ↑23.9% | 61億 ↑7.6% | 64億 ↑5.2% | 59億 ↓8.0% | 65億 ↑10.7% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 4億 | 6億 ↑32.1% | 4億 ↓38.2% | 8億 ↑130.3% | 11億 ↑41.6% | 16億 ↑39.1% | 18億 ↑10.3% | 18億 ↑0.7% | 377万 ↓99.8% | 3億 ↑9181.9% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 4億 | 6億 ↑36.0% | 4億 ↓37.7% | 8億 ↑128.7% | 11億 ↑42.7% | 16億 ↑38.7% | 18億 ↑9.9% | 17億 ↓2.9% | -5億 ↓130.0% | 4億 ↑170.8% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 2億 | 4億 ↑99.0% | 6,140万 ↓82.7% | 5億 ↑788.7% | 7億 ↑28.7% | 11億 ↑56.6% | 9億 ↓22.1% | 10億 ↑11.3% | -8億 ↓184.2% | 3億 ↑134.4% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 18.7円 | 17.7円 ↓5.1% | 1.7円 ↓90.2% | 13.8円 ↑696.0% | 17.7円 ↑27.9% | 27.7円 ↑56.5% | 22.8円 ↓17.9% | 25.6円 ↑12.6% | -20.7円 ↓180.9% | 7.4円 ↑135.7% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 6.70% | 11.90% ↑77.6% | 2.20% ↓81.5% | 15.30% ↑595.5% | 17.30% ↑13.1% | 26.30% ↑52.0% | 24.20% ↓8.0% | 25.20% ↑4.1% | -25.98% ↓203.1% | 9.10% ↑135.0% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 5.58% | 9.45% ↑69.4% | 1.59% ↓83.2% | 11.03% ↑593.7% | 13.20% ↑19.7% | 19.88% ↑50.6% | 17.50% ↓12.0% | 15.34% ↓12.3% | -16.92% ↓210.3% | 5.78% ↑134.2% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 16.37% | 17.64% ↑7.8% | 9.83% ↓44.3% | 20.11% ↑104.6% | 25.03% ↑24.5% | 28.11% ↑12.3% | 28.80% ↑2.5% | 27.59% ↓4.2% | 0.06% ↓99.8% | 5.34% ↑8800.0% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 2億 | 5億 ↑147.6% | 1億 ↓75.3% | 12億 ↑900.2% | 10億 ↓19.8% | 11億 ↑12.3% | 9億 ↓15.9% | 16億 ↑77.5% | -9億 ↓154.3% | 8億 ↑189.1% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -1億 | -7億 ↓411.5% | -3億 ↑63.3% | -3,127万 ↑88.5% | -1億 ↓356.0% | -2,693万 ↑81.1% | -9億 ↓3125.6% | -4億 ↑49.6% | -6億 ↓35.4% | -9,693万 ↑83.7% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 1億 | -779万 ↓105.6% | 2,837万 ↑464.1% | 2億 ↑602.7% | -6億 ↓395.8% | -10億 ↓74.8% | -10億 ↑5.0% | -2億 ↑77.0% | -4億 ↓77.6% | -3億 ↑20.2% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 5,175万 | -3億 ↓590.2% | -2億 ↑40.2% | 12億 ↑872.2% | 8億 ↓29.8% | 11億 ↑28.5% | 4,204万 ↓96.0% | 12億 ↑2703.0% | -15億 ↓224.8% | 7億 ↑146.6% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 32億 | 38億 ↑17.5% | 39億 ↑3.0% | 49億 ↑28.0% | 53億 ↑7.5% | 55億 ↑4.0% | 49億 ↓11.5% | 62億 ↑27.0% | 47億 ↓23.7% | 48億 ↑0.6% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 28億 | 32億 ↑12.6% | 33億 ↑3.6% | 40億 ↑21.7% | 41億 ↑2.8% | 42億 ↑1.4% | 35億 ↓14.9% | 43億 ↑21.2% | 31億 ↓27.8% | 31億 ↓0.6% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 88.00% | 84.30% ↓4.2% | 84.80% ↑0.6% | 80.60% ↓5.0% | 77.00% ↓4.5% | 75.10% ↓2.5% | 71.80% ↓4.4% | 68.30% ↓4.9% | 65.10% ↓4.7% | 64.40% ↓1.1% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - | 3.6円 | 5.6円 ↑55.6% | 6.0円 ↑7.1% | 6.5円 ↑8.3% | 6.5円 ↑0.0% | - |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - | 20.32% | 20.19% ↓0.6% | 26.35% ↑30.5% | 25.36% ↓3.8% | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。