当社グループは、当社と子会社5社及び関連会社3社で構成されており、酸化ジルコニウムを中心としたジルコニウム化合物を製造・販売しております。ジルコニウム化合物の精製には乾式製法(電融法など)と湿式製法の2種類があり、当社グループは両製法の設備を有し、目的に応じて製造方法を選択することができます。
また、湿式製法にて鉱石から最終製品までの一貫生産システムを有するメーカーでもあります。
当社グループは当社を中心に、高純度酸化ジルコニウム及びジルコニウム化合物を湿式製法にて製造し、関連会社から乾式製法(電融法)により精製した酸化ジルコニウムを購入することで、顧客からの多種多様な要望に対応できる販売体制を整えております。
また、その生産技術・複合化技術を活かして、希土類化合物やセシウム化合物等その他元素の化合物についても製造・販売を行っております。ジルコニウム化合物は、この半世紀の間にその優れた物理化学特性が次々と解明され、現在では日常的に使用される多種多様な製品の原料として幅広く利用されております。
具体的には撥水性(防水剤)に始まり、高屈折率(光学材料)、高耐熱性(耐火物)、圧電性(着火素子・ブザー・アクチュエーター)、イオン伝導性(酸素センサー)、誘電性(セラミックコンデンサ・電波フィルター)、高強度・高靭性(ファインセラミックス)、強酸性・耐薬品性(工業用触媒)など、ジルコニウム化合物は数多くの特性を持っております。
当社グループの事業セグメントは、化学工業製品の製造販売事業の単一セグメントであり、事業部門に分類することが困難なため、特段の注記なき場合は当社グループ総計にて記載しております。
なお、当社では用途セグメントとして、「戦略分野-半導体・エレクトロニクス」「戦略分野-エネルギー」「戦略分野-ヘルスケア」「自動車排ガス浄化触媒分野」「基盤分野」の5区分により記載しております。
当社製品の主要な用途 用途セグメント 主な用途 戦略分野 半導体・エレクトロニクス 電子部品電子基板・フェルール光学半導体 ・積層セラミックコンデンサ・スマートフォンの筐体・イヤフォン、スピーカーのハウジング・ディスプレイ用反射防止フィルム・カメラレンズの屈折率調整・半導体研磨 エネルギー エネルギー触媒二次電池SOFC/SOEC水素関連 ・CO改質触媒、メタネーション触媒・リチウムイオン電池の正極材の添加剤・固体電解質・水電解用部材 ヘルスケア 生体材料(歯科含む)医療機器抗菌剤・環境 ・歯科材料・画像診断装置・抗菌剤、吸着剤 自動車排ガス浄化触媒分野 自動車触媒酸素センサー ・三元触媒、GPF、酸化触媒・固体電解質・スパークプラグ 基盤分野 工業用触媒構造部材耐火物ブレーキ材ブレージング表面処理 ・化学合成触媒・時計、装飾品・連続鋳造用ノズル・ブレーキパッド・アルミ配管ろう付・塗料・製紙用水溶性高分子の架橋剤 当社グループの当該事業における位置付けは次のとおりであります。
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※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
48.4/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 234億 | 255億 ↑9.1% | 275億 ↑7.6% | 265億 ↓3.5% | 235億 ↓11.5% | 294億 ↑25.1% | 357億 ↑21.7% | 352億 ↓1.5% | 336億 ↓4.5% | 358億 ↑6.3% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 51億 | 46億 ↓8.6% | 42億 ↓9.0% | 31億 ↓26.2% | 20億 ↓35.2% | 38億 ↑87.0% | 54億 ↑43.0% | 24億 ↓55.1% | 23億 ↓5.8% | 35億 ↑52.5% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 50億 | 44億 ↓13.3% | 43億 ↓1.0% | 31億 ↓28.0% | 21億 ↓31.3% | 60億 ↑181.5% | 60億 ↓0.5% | 29億 ↓50.7% | 6億 ↓78.5% | 33億 ↑415.0% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 36億 | 30億 ↓18.0% | 31億 ↑3.9% | 24億 ↓23.6% | 13億 ↓46.1% | 19億 ↑47.9% | 41億 ↑115.3% | 12億 ↓71.5% | 8億 ↓30.2% | 25億 ↑212.4% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 154.4円 | 122.9円 ↓20.4% | 127.9円 ↑4.0% | 96.9円 ↓24.2% | 50.9円 ↓47.5% | 76.2円 ↑49.6% | 165.4円 ↑117.2% | 46.9円 ↓71.7% | 32.6円 ↓30.4% | 103.8円 ↑218.2% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 18.40% | 12.80% ↓30.4% | 11.90% ↓7.0% | 8.40% ↓29.4% | 4.20% ↓50.0% | 6.00% ↑42.9% | 12.10% ↑101.7% | 3.20% ↓73.6% | 2.20% ↓31.3% | 6.60% ↑200.0% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 11.84% | 8.34% ↓29.6% | 6.76% ↓18.9% | 4.62% ↓31.7% | 2.27% ↓50.9% | 3.25% ↑43.2% | 6.15% ↑89.2% | 1.76% ↓71.4% | 1.25% ↓29.0% | 3.77% ↑201.6% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 21.67% | 18.14% ↓16.3% | 15.35% ↓15.4% | 11.73% ↓23.6% | 8.59% ↓26.8% | 12.83% ↑49.4% | 15.08% ↑17.5% | 6.88% ↓54.4% | 6.78% ↓1.5% | 9.73% ↑43.5% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 43億 | 8億 ↓81.8% | 26億 ↑241.2% | 43億 ↑62.3% | 57億 ↑32.0% | 32億 ↓42.9% | 39億 ↑20.5% | 53億 ↑36.4% | 35億 ↓34.1% | 52億 ↑47.4% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -25億 | -34億 ↓37.4% | -64億 ↓86.5% | -91億 ↓43.0% | -64億 ↑29.4% | -42億 ↑34.6% | -44億 ↓4.8% | -34億 ↑22.1% | -6億 ↑84.0% | -15億 ↓169.0% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 3億 | 12億 ↑259.1% | 59億 ↑387.1% | 59億 ↓0.5% | 25億 ↓57.7% | -807万 ↓100.3% | 25億 ↑30505.5% | -24億 ↓199.6% | -35億 ↓44.2% | -10億 ↑72.0% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 18億 | -27億 ↓250.6% | -37億 ↓41.3% | -48億 ↓29.4% | -8億 ↑83.7% | -10億 ↓25.0% | -5億 ↑46.3% | 19億 ↑451.3% | 29億 ↑58.2% | 37億 ↑24.7% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 307億 | 357億 ↑16.3% | 458億 ↑28.2% | 512億 ↑11.9% | 563億 ↑9.9% | 580億 ↑3.2% | 660億 ↑13.7% | 656億 ↓0.6% | 648億 ↓1.3% | 669億 ↑3.3% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 216億 | 242億 ↑12.1% | 269億 ↑11.2% | 289億 ↑7.1% | 297億 ↑2.9% | 310億 ↑4.5% | 344億 ↑10.9% | 349億 ↑1.4% | 349億 ↑0.2% | 365億 ↑4.6% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 71.50% | 69.00% ↓3.5% | 59.50% ↓13.8% | 56.60% ↓4.9% | 53.70% ↓5.1% | 53.70% ↑0.0% | 53.80% ↑0.2% | 54.50% ↑1.3% | 58.60% ↑7.5% | 57.50% ↓1.9% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 60.0円 | 16.0円 ↓73.3% | 19.0円 ↑18.8% | 20.0円 ↑5.3% | 18.0円 ↓10.0% | 23.0円 ↑27.8% | 34.0円 ↑47.8% | 26.0円 ↓23.5% | 26.0円 ↑0.0% | 28.0円 ↑7.7% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 38.87% | 13.02% ↓66.5% | 14.86% ↑14.1% | 20.64% ↑38.9% | 35.36% ↑71.3% | 30.20% ↓14.6% | 20.56% ↓31.9% | 55.47% ↑169.8% | 79.66% ↑43.6% | 26.96% ↓66.2% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ 株式分割を考慮し、現在の株数基準に換算した調整後配当を表示しています
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。