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株価: 2026/07/15 終値スコア算出: 2026/07/15

インフキュリオン

スコア15.8/100

企業情報

2026-03-31 時点
代表者
代表取締役社長CEO 丸山 弘毅
本社所在地
東京都千代田区麹町五丁目7番地2MFPR麹町ビル7F
設立年月日
2006-05-01
上場日
2025-10-24
従業員数(連結)
388人
従業員数(単独)
266人
平均年齢
37.2歳
平均勤続年数
2.9年
平均年間給与
709万円
公式サイト
www.infcurion.com

事業内容

(1)当社グループの概況 当社及び連結子会社3社(以下、総称して「当社グループ」という。)は、「決済から、きのうの不可能を可能にする。

」をミッションとして掲げ、消費者向け(BtoC)から事業者間(BtoB)まで、あらゆる産業の事業者や金融機関に決済・金融機能を実装することにより、経済活動の変革を支える「決済イネーブラー」(注1)として事業を展開しております。

大手金融機関から新たにフィンテック(注2)市場に参入する新興企業まで、あらゆる事業者のフィンテック・パートナーとして、次世代型の決済システムを中心とした金融サービスを機能単位で柔軟に自社サービスに組み込むことができるプラットフォームを提供するとともに、当社プラットフォームの導入支援を含む決済・金融領域全般に関するコンサルティングサービスを提供しております。

これまで国内の金融機関や大手企業で用いられてきた決済・金融基盤よりも柔軟性が高くコスト効率に優れた次世代型のインフラ提供者として、決済・金融領域を起点に、従来よりも効率的で利便性の高い社会の実現に貢献することを目指しております。

当社グループが事業を展開する決済・金融領域では、コロナ禍に端を発した社会構造の変革やデジタル化・キャッシュレス化の潮流により、これまで以上に手軽で利便性の高いサービスを求めるエンドユーザーのニーズが高まっており、金融機関や事業会社は、多様化・複雑化が進む社会のニーズに迅速かつ柔軟に適合することが求められております。

また、国策による電子帳簿保存法の改正、インボイス制度開始のほか、近年のAI技術のめざましい発展によって企業のバックオフィス業務は定常業務の省力化やペーパーレス化をはじめとした効率化が急速に進んでおり、これらを実現する業務プロセス自体のデジタル化に対応した決済手段の整備が急務となっております。

当社グループは創業以来、このような事業者の課題解決に向けて、決済手段の多様化や効率化を実現するプラットフォームの拡充に取り組んでまいりました。

当社グループが提供するプラットフォームはクラウド上で構築されており、多様な外部システムと連携可能な拡張性に加えて、初期導入及びメンテナンスに係るコストメリットを有するという特徴があります。

これにより現在では、消費者向け決済及び事業者間決済の双方にプラットフォームを提供する総合型の決済イネーブラーとしての事業基盤を築いております。2024年8月には、事業者間決済領域において、事業者の経営改革やデジタル・トランスフォーメーション(以下、「DX」という。

)を総合的に支援するプラットフォームの構築を目指し、株式会社三井住友銀行及び三井住友カード株式会社(以下、総称して「SMBCグループ」という。

)との資本業務提携契約を締結し、2025年4月には、SMBCグループが提供する法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk(トランク)」の開発への参画を発表いたしました。

当社グループは、SMBCグループへの決済領域における専門的なナレッジ及びノウハウの提供のほか、AIを活用した先進的な決済基盤の開発を担うとともに、当社グループが持つ次世代カード発行プラットフォーム及び請求書支払いプラットフォームをSMBCグループの法人カードとシームレスに融合することで、決済・金融の枠にとどまらないソリューションの提供を目指すなど、企業の経営を多角的に支援するプラットフォームの構築に取り組んでおります。

このように当社グループは、従来型の重厚なシステムを基盤として拡大した日本の決済・金融業界を変革し得る、高い拡張性及び連携性を有する軽量な決済プラットフォームを提供することで成長を続けてまいりました。あらゆる事業者を支える決済イネーブラーとして、日本全体の産業・サービスの競争力向上に貢献してまいります。

当社グループは、以下の3つの事業セグメントに区分し事業運営しております。以下に示す区分は、「第5経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

セグメント名 事業内容 ① ペイメントプラットフォーム事業 ・国際ブランド(注3)カード発行プラットフォーム ・請求書のカード支払いプラットフォーム ・金融機関や大手企業におけるオリジナルPay(注4)を  はじめとした自社決済手段構築プラットフォーム ② マーチャントプラットフォーム事業 ・加盟店とカード会社等を接続するための決済端末及び  決済ゲートウェイの提供 ・加盟店の売上代金回収・精算の一元管理プラットフォーム ③ コンサルティング事業 ・決済・金融領域における総合コンサルティングサービス (2)事業及びサービスの概要 当社グループは、事業持株会社である当社が中心となり、グループ一体となって事業を展開しております。

各事業の内容は以下のとおりであります。

① ペイメントプラットフォーム事業 金融機関や事業者のサービスに、クラウド上で構築された当社グループの決済・金融ソリューションをAPIで接続し、機能を組み込むことにより、各社サービスへクレジットカード発行機能や、アプリへのキャッシュレス決済機能の搭載など、先進的な組込型のファイナンス機能をオープンプラットフォーム上で提供しております。

本事業は、株式会社インフキュリオン及び株式会社ネストエッグが提供しております。(ⅰ)Wallet Station 「Wallet Station」は、金融機関自身のデジタル化やリテール企業におけるオリジナルPayをはじめとした自社決済手段の構築をサポートするためのプラットフォームを提供しております。

金融機関においてはWallet Stationを活用することで、自身のデジタル化のみに留まらず、金融機関の顧客である事業会社、系列金融機関などに対するウォレット機能を提供することができます。

また、導入先企業は、二次元コード決済や個人間送金のみならず、会員管理からクーポンやポイントの発行まで行うことができるため、Wallet Stationを通じて自社の顧客経済圏を構築することが可能となります。

(ⅱ)Xard 「Xard」は、フィンテック企業、金融機関、SaaS(注5)事業者、WEBサービス事業者など、国際ブランドカードの発行ニーズがある法人顧客に対して、自社オリジナルの国際ブランドカード発行の基盤となるプラットフォームを提供しております。

一般的に国際ブランドカードの発行は、カード発行ライセンスの取得、プリペイドバリューとしてチャージされた残高の管理や明細照会、カード発行や決済に関わるミッションクリティカルなシステムプロセシング等、必要となるプロセスが多岐にわたりますが、XardがAPIで提供する様々な機能を導入先企業のサービスに組み込むことにより、国際ブランドカード発行プロセスに掛かる一連のプロセスやコストを大きく低減させることができます。

(ⅲ)Winvoice 「Winvoice」は、法人間における請求書払いのクレジットカード決済を実現するために必要な業務プロセス、システムをワンストップで提供する請求書カード払いプラットフォームを提供しております。

導入先企業は、経費精算や会計システムをはじめとした自社サービスに、Winvoiceを利用して機能拡張することにより、低価格かつ迅速に請求書カード払いサービスの提供を開始することができます。

また、利用企業においては、請求書をクレジットカードにより支払うことによって、30日間から60日間支払いサイクルを延長できるほか、請求書をデジタルプラットフォーム上で一元管理することにより、請求書管理に要する業務負担を軽減することが可能となります。

そのほか、ペイメントプラットフォーム事業として以下のサービスを提供しております。

サービス名 サービス概要 CharG 自社オリジナルPayや地域通貨などに、銀行口座からのリアルタイムチャージやコンビニATMチャージなど、新たなチャージ手段を低コストかつ短期間で追加構築できるサービス finbee 個人又はグループの貯金をサポートする自動貯金アプリサービス ② マーチャントプラットフォーム事業 マーチャントプラットフォーム事業では、キャッシュレス社会の拡大に必要不可欠な要素である店舗のキャッシュレス化・デジタル化を推進するためのプラットフォームを展開しております。

具体的には、あらゆるキャッシュレス手段を単一デバイスで解決するマルチ決済機能に加えて、継続課金業務や店頭オペレーションのデジタル化を実現する端末の提供、加盟店におけるキャッシュレス決済の処理等を行うアクワイアリングシステム(注6)の開発、運営などを行っております。

本事業は、株式会社インフキュリオン及び株式会社リンク・プロセシングが提供しております。(ⅰ)Anywhere 「Anywhere」は、加盟店とカード会社をはじめとした決済事業者を接続するために必要な決済端末、決済アプリ、ゲートウェイまでをワンストップで提供しております。

Anywhereには、加盟店のタブレットやスマートフォンと組み合わせて決済端末化する簡易型決済端末(mPOS)と、単体で利用可能な決済専用端末(EFT-POS)があり、POSレジ、顧客管理、予算管理といった他のAndroidアプリを搭載することで、加盟店のオペレーションを効率化する業務端末となっております。

また、アプリなどフロントエンドシステムの開発のみならず、決済情報処理センターなどバックエンドシステムの開発及び24時間365日対応のヘルプデスクも含めて運用を行い、加盟店向けに安心・安全な決済処理サービスを提供しております。

(ⅱ)Axios 「Axios」は、アクワイアリング事業の参入を低コストかつ短期間で実現するフルクラウド型アクワイアリングプラットフォームを提供しております。

カード決済の加盟店開拓・契約・決済処理・加盟店精算といったアクワイアラに必要な機能をワンストップで導入可能であるほか、Visaグループが世界で展開するソリューションを活用した共同利用型のクラウドによる提供により、従来のアクワイアリングシステムよりも導入・運用の低コスト化を実現しており、あらゆる事業者の参入を後押ししております。

③ コンサルティング事業 当社グループは創業以来、金融機関や大手企業に対する決済・金融領域におけるコンサルティングサービスを提供しております。

決済・金融領域と先端テクノロジーに精通した事業開発のプロフェッショナルチームにより、新規事業開発時の課題抽出から企画立案、実行までの各フェーズにおける支援を行うとともに、金融機関や大手企業と共創して社会のデジタル化の推進に取り組んでおります。

また、コンサルティングサービスを起点として、ペイメントプラットフォーム事業及びマーチャントプラットフォーム事業で提供するプロダクトの導入に繋がる入口としても機能するなど、コンサルティングとプロダクト間におけるグループシナジーを発揮しております。

本事業は、株式会社インフキュリオン コンサルティングが提供しております。

(3)売上高の区分 当社グループの売上高は、サービス導入時や決済端末の販売に伴って受け取る「フロー収入」、固定額を定期的に受け取る月額基本料と決済処理金額等に応じて課金される従量型の収入で構成される「ストック収入」、コンサルティングサービスの対価として受け取る「コンサルティング収入」に区分されます。

2026年3月期時点で、フロー収入が連結売上高の48.2%を占めておりますが、業績成長を牽引するペイメントプラットフォーム事業において提供する各プロダクトは、導入後の決済処理金額に応じた従量型のストック収入を中心とした収益構造であるため、決済処理金額の拡大に伴う継続的な収益成長を見込んでおります。

コンサルティング収入は、80%以上が既存顧客からの継続的な受注による売上となっており、ストック収入とあわせて、当社グループにおける安定的な収益基盤として位置付けております。

事業セグメント 売上高区分 主な内容 ペイメント プラットフォーム事業 フロー収入 ・プロダクトの初期導入及び機能追加等に伴う開発収入 ・決済システムの構築、モダナイズに伴う開発収入 ストック収入 ・決済処理金額又は件数に応じて課金する従量型収入 ・基本機能の使用対価として固定額で受領する基本料収入 マーチャント プラットフォーム事業 フロー収入 ・決済端末の販売によって得られる収入 ・端末の実用化に向けた開発に伴う収入 ・その他システム開発に伴う収入 ストック収入 ・決済処理金額又は件数に応じて課金する従量型収入 ・基本機能の使用対価として固定額で受領する基本料収入 コンサルティング事業 コンサルティング収入 ・コンサルティングサービスの対価として受領する収入 (4)事業系統図 当社グループの事業系統図は、次の通りであります。

(注1)イネーブラー(Enabler) 他社のビジネスが成長する上で不可欠なインフラ基盤の一部として機能し、後方支援をする立場・企業 (注2)フィンテック(FinTech) 金融を意味するファイナンス(Finance)と技術を意味するテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語。

金融と情報技術を融合した金融工学分野の技術革新や関連するビジネス (注3)国際ブランド VISA、Mastercard、JCBなど世界中の国や地域で利用できるクレジットカードのブランド (注4)オリジナルPay スマートフォンやタブレットを用いた事業者独自の電子決済サービス (注5)SaaS(Software as a Service) インターネットを経由してソフトウエアを利用するサービス (注6)アクワイアリングシステム カード決済を受け付け、加盟店に売上金を支払うまでの処理を行うシステム。

チャート

株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。

TradingViewで見るYahoo!ファイナンスで見る株探で見る

スコア

2026/07/15 算出
総合スコア

15.8/ 100

安定性27
成長性10
配当力3
割安度0
財務健全性63

スコア推移

ランキング業種: 情報・通信業

スコアランキング

総合スコア
全業種3,592位/ 3,682社
業種別571位/ 593社
全体3,592位/ 3,682社
業種571位/ 593社
安定性
全業種3,608位/ 3,682社
業種別571位/ 593社
全体3,608位/ 3,682社
業種571位/ 593社
成長性
全業種3,310位/ 3,682社
業種別529位/ 593社
全体3,310位/ 3,682社
業種529位/ 593社
配当力
全業種3,469位/ 3,682社
業種別488位/ 593社
全体3,469位/ 3,682社
業種488位/ 593社
割安度
全業種2,100位/ 3,682社
業種別404位/ 593社
全体2,100位/ 3,682社
業種404位/ 593社
財務健全性
全業種2,113位/ 3,682社
業種別406位/ 593社
全体2,113位/ 3,682社
業種406位/ 593社

企業データランキング

平均年間給与709万円
全業種1,346位/ 3,570社
業種別182位/ 563社
全体1,346位/ 3,570社
業種182位/ 563社
平均年齢37.2歳
全業種2,986位/ 3,640社
業種別347位/ 583社
全体2,986位/ 3,640社
業種347位/ 583社
平均勤続年数2.9年
全業種3,485位/ 3,660社
業種別534位/ 588社
全体3,485位/ 3,660社
業種534位/ 588社
従業員数(連結)388人
全業種2,254位/ 3,222社
業種別231位/ 477社
全体2,254位/ 3,222社
業種231位/ 477社

財務サマリー

指標2026年
損益
売上高企業の本業での収入の合計95億
営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの4億
経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益3億
純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益4億
収益性
EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い22.8円
ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安11.10%
ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安4.13%
営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良4.63%
キャッシュフロー
営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い-4億
投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい-3億
財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き45億
フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資-7億
財務
総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計108億
自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される56億
自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安51.80%
配当
一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額-
配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念-

※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成

※ 株価データは前営業日の終値です。リアルタイムの値ではありません。PER・PBR等のバリュエーション指標も終値ベースで算出されています。

スコアの算出方法

総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。

総合 = 安定性×25% + 成長性×20% + 配当力×25% + 割安度×20% + 財務健全性×10%
各軸の詳しい算出基準を見る →

※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。