当社グループは、「Smart Work, Smart Life~人生のいい時間をつくりつづける。」をミッションに掲げ、企業向けメッセージングサービスを中核事業として展開するとともに、AI関連事業の拡大に取り組んでおります。
SMS(注1)やRCS(注2)などのメッセージングチャネルを活用したコミュニケーションプラットフォームを提供し、AI技術と組み合わせることで、企業と生活者とのコミュニケーションの高度化を図っております。
また、AI技術を活用したサービスの開発・提供を推進し、企業の業務効率化及び生産性向上に貢献しております。当社グループは、当社、連結子会社2社(AIX Tech Ventures株式会社、株式会社ロウプ)より構成されております。
当社は、企業向けにメッセージングサービスおよびAIサービスを提供する(1)Smart AI Engagement事業を展開しております。
AIX Tech Ventures株式会社は、主にスタートアップ企業を対象とした投資事業を行っており、投資先企業へのビジネス支援および当社グループとの協業推進に取り組んでおります。
株式会社ロウプは、企業のマーケティング戦略の立案から施策実行までを支援する(2)マーケティングソリューション事業を展開しております。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。
詳細は、「第5 経理の状況1 連結財務諸表(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)1.報告セグメントの概要」をご参照ください。
Smart AI Engagement事業 SMSやRCSなどのメッセージングチャネルとAI技術を組み合わせることで、企業と顧客とのコミュニケーションの高度化を図り、エンゲージメント向上および業務効率化に資するサービスを提供しております。
SMSやRCSなどの配信プラットフォームを提供する①メッセージングサービスとAIにより企業の意思決定やDXを推進する②AI関連サービスを提供しております。
①メッセージングサービス メッセージングサービスは、主にB2Cビジネスを営む国内外の事業者に対して、エンドユーザーの保有するモバイル端末にSMSやRCSの配信を行うための配信プラットフォームサービスであります。
SMS及びRCSは、電話、メール、DM(郵便)などの従来のコミュニケーション手段に比べて、比較的安価な費用で一般消費者とのコミュニケーションが行えることから、様々な用途で利用されており、主な利用用途は以下の通りです。
利用用途 内容 本人認証 Webサービスにおける本人確認に使用 業務連絡 登録派遣スタッフへの募集案内や面接日の連絡 重要事項の連絡 事前通知 予約確認連絡、各種往訪日の連絡、商品の出荷通知 プロモーション キャンペーン等の通知 督促 滞納者への督促 顧客企業のニーズに合わせて柔軟な提案を可能にするプランを取り揃えており、双方向配信(注3)が可能な機能や、配信者情報を表記する機能、決済機能、自動応答機能などがあります。
当社と契約した顧客企業は、当社の配信管理画面を操作またはAPI(注4)により携帯電話事業者の回線を介して一般消費者の持つ携帯端末にSMS及びRCSを配信することができます。APIにおいては、SMS専用プロトコルであるSMPP(注5)接続も可能となります。
当該サービスのビジネスモデルは、顧客企業、販売会社(以下、販社という)、アグリゲーター(注6)と契約を締結し、初期等のカスタマイズ料と配信通数等に応じた月額の利用料の収益を計上し、携帯電話事業者に対するSMS及びRCS配信に係る利用料とサーバー利用料等を費用に計上します。
携帯電話事業者が認める正規配信ルートによりSMS及びRCS配信サービスを提供するには全ての携帯電話事業者(注7)と直接契約を締結する必要があり、当社は直接契約を締結しております。なお、メッセージングサービスのプラットフォームの名称は以下の通りです。
プラットフォーム名称 内容 絶対リーチ!SMS SMS配信プラットフォーム 絶対リーチ!RCS RCS及びSMS配信及びチャットボットプラットフォーム *SMS配信プラットフォームの名称を2020年9月に「AIX Message SMS」から「絶対リーチ!SMS」へ変更しております。
*RCS配信プラットフォームの名称を2024年9月に「Smart X Chat」から「絶対リーチ!RCS」へ変更し、チャットボット機能を追加しております。
②AI関連サービス 当社は、従来データサイエンティストが行っていたAI分析を、直感的なユーザーインターフェースで誰でも簡単に実行できるノーコードAI分析ツール「Deep Predictor」を主要サービスとし、顧客企業毎の課題にあわせた最適なプランおよびカスタマイズを行いAI関連サービスとして提供しております。
マーケティングソリューション事業 企業と顧客との接点全体を見据え、マーケティング活動の設計、構築、運用および改善までを一貫して支援しており、ブランド戦略の立案、顧客データの活用、デジタル施策の実行等を通じて、顧客体験の向上を支援しております。(注1)SMS:ショートメッセージサービス。
相手先の電話番号だけで文字情報を送受信できるサービス。(注2)RCS:Rich Communication Services。世界的に標準化されている次世代メッセージングサービスの国際規格。(注3)双方向配信:企業から一般消費者への一方的なSMS配信だけでなく、一般消費者からの返信が可能な配信。
(注4)API:アプリケーションプログラミングインターフェース。ソフトウエアが連携することが可能になる仕様。(注5)SMPP:Short Message Peer-to-Peer。ショートメッセージデータを転送するための業界標準プロトコル。
(注6)アグリゲーター:SMS及びRCS配信需要をとりまとめて、大量のSMS及びRCS配信を行う企業。(注7)携帯電話事業者:株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社などの携帯会社。[事業系統図] 当社グループの事業系統図は以下の通りであります。
Smart AI Engagement事業 マーケティングソリューション事業。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
38.91/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | |||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 15億 | 19億 ↑31.5% | 24億 ↑26.9% | 33億 ↑36.4% | 33億 ↓1.5% | 37億 ↑13.9% | 42億 ↑12.0% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 2億 | 2億 ↑0.3% | 3億 ↑36.2% | 2億 ↓14.2% | 3億 ↑30.8% | 3億 ↑14.7% | 4億 ↑10.6% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 2億 | 2億 ↑12.0% | 3億 ↑33.4% | 2億 ↓14.0% | 3億 ↑33.2% | 3億 ↑12.0% | 4億 ↑12.3% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 1億 | 1億 ↑8.8% | 3億 ↑152.4% | 9,531万 ↓72.1% | 2億 ↑64.4% | 1億 ↓5.3% | 2億 ↑11.3% |
| 収益性 | |||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 35.8円 | 34.6円 ↓3.3% | 86.4円 ↑149.7% | 24.1円 ↓72.1% | 39.5円 ↑64.2% | 39.5円 ↓0.2% | 44.0円 ↑11.3% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 18.46% | 12.33% ↓33.2% | 22.21% ↑80.1% | 5.83% ↓73.8% | 9.50% ↑63.0% | 8.93% ↓6.0% | 9.40% ↑5.3% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 9.80% | 8.96% ↓8.6% | 17.27% ↑92.7% | 4.68% ↓72.9% | 7.38% ↑57.7% | 6.21% ↓15.9% | 5.36% ↓13.7% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 13.13% | 10.01% ↓23.8% | 10.75% ↑7.4% | 6.76% ↓37.1% | 8.98% ↑32.8% | 9.04% ↑0.7% | 8.93% ↓1.2% |
| キャッシュフロー | |||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 2億 | 1億 ↓34.2% | 2億 ↑43.0% | -427万 ↓102.3% | 4億 ↑8544.3% | 3億 ↓4.9% | 2億 ↓56.0% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -7,890万 | -869万 ↑89.0% | 9,605万 ↑1205.4% | -9,438万 ↓198.3% | -2,931万 ↑68.9% | -2,420万 ↑17.5% | -3億 ↓1220.1% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 5億 | 9,897万 ↓78.2% | -1,249万 ↓112.6% | -1,574万 ↓26.1% | -3億 ↓1736.4% | -996万 ↑96.6% | 4億 ↑4321.8% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 1億 | 1億 ↑2.0% | 3億 ↑131.8% | -9,866万 ↓134.8% | 3億 ↑435.9% | 3億 ↓3.8% | -2億 ↓152.8% |
| 財務 | |||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 13億 | 15億 ↑18.9% | 20億 ↑31.0% | 20億 ↑3.1% | 21億 ↑4.3% | 24億 ↑12.5% | 31億 ↑29.1% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 10億 | 12億 ↑17.6% | 15億 ↑29.7% | 16億 ↑6.4% | 17億 ↑2.0% | 17億 ↓0.4% | 19億 ↑11.8% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 79.41% | 78.54% ↓1.1% | 77.73% ↓1.0% | 80.20% ↑3.2% | 78.42% ↓2.2% | 69.48% ↓11.4% | 60.18% ↓13.4% |
| 配当 | |||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - | - | - | - |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - | - | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。