当社は、2026年4月より、投資事業(NBI事業)を主たる事業に変更いたしました。日本の優れた技術・事業資産をグローバル資本・事業開発・EXITへ接続し、企業価値向上を実現するため、投資事業を中心とした成長戦略を展開しております。
また、有望企業への投資実行、製薬企業・大企業との事業アライアンスおよび米国VCとの連携強化を通じて、中長期的な収益基盤の拡大を目指しております。
当社はミセル化ナノ粒子技術を活用し、ナノ粒子内に低分子などの医薬品を封入した抗がん剤を中心に、革新的な医薬品の開発を進めてまいりましたが、2023年1月、低分子抗がん剤や核酸医薬開発及びDDS技術の知見を活かし、新たな治療技術として注目されるmRNAをはじめとする核酸医薬に特化し、効率的に複数のRNA医薬の創薬及び知財獲得を進め、後期臨床開発ステージに入る時点までに、臨床開発を実施可能な製薬企業にライセンスアウトするビジネスモデルに転換しており、2026年4月のホールディング体制移行後は、新設NANO MRNA株式会社が創薬事業(NANO MRNA事業)を承継しております。
(1)NBI事業の概要 Nano Beidge Investment株式会社(NBI)は、創薬・ヘルスケア領域における投資ファンドの運用を行っております。
主な投資対象は、未公開企業、製薬企業の創薬パイプライン、上場バイオベンチャー等であり、投資成果の実現手段としては、M&A、IPO、資本市場でのExit等を想定しております。従来の創薬事業は、個別の創薬パイプラインの開発進捗に応じた提携の成否に応じて収益が実現する事業モデルです。
一方、投資事業は、複数の投資案件から段階的に成果を積み上げることで収益機会の拡大を図る事業モデルです。(2)NBI事業の収益構造及び収益化イメージ NBI事業の収益源は、大きく「管理報酬」と「成功報酬」の2つから構成されます。
①管理報酬 ファンド運用期間中、ファンドへの出資者からお預かりした資金の管理・運用に対する対価として継続的に受領する報酬です。管理報酬率はファンドごとに異なりますが、一般的には年率2%程度です。ファンドが存続する期間中は毎年継続して発生するため、安定的な経営基盤を支える収益源となります。
また、運用ファンド数や運用残高が増加することで収益も積み上がっていきます。②成功報酬 投資先のM&AやIPO等のEXITが実現した際に発生する収益です。投資先の価値向上(バリューアップ)によって生じたキャピタルゲイン(値上がり益)の一部が、成功報酬としてファンド運用会社に帰属します。
一般的に、成功報酬はキャピタルゲインの20%程度です。NBIとSBI新生企業投資株式会社が共同で組成したファンド「Bio Bridge I」のファンド期間は6年11か月を予定しております。
当該期間において、管理報酬等による安定収入を継続的に受領するとともに、投資成果の実現に応じた成功報酬の獲得を目指しております。
(3)NANO MRNA事業の概要 NANO MRNA事業は、2026年4月のホールディング体制移行後は、新設NANO MRNA株式会社がその中核を担う核酸医薬プラットフォーム企業として、技術獲得と事業開発の両面から成長戦略を推進しております。
同事業においては、TUG1 ASO及びRUNX1 mRNAの臨床開発を優先して進めております。RNA創薬に関しては、PEGフリーのLNP技術を有するLuna RD株式会社を買収し、このDDS技術を一つのコア技術として、mRNA或いはオリゴ核酸のプラットフォーム主導型の事業展開を加速いたします。
in vivo CAR Tの研究開発に関しては、世界的な開発競争が展開されており、当社も優先的に取り組んでまいります。
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※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
14.3/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 2億 | 3億 ↑18.5% | 5億 ↑91.7% | 6億 ↑11.3% | 3億 ↓43.3% | 3億 ↓15.7% | 2億 ↓23.4% | 1億 ↓33.0% | 1億 ↓19.9% | 2億 ↑60.8% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | -27億 | -54億 ↓97.3% | -18億 ↑66.3% | -11億 ↑38.6% | -13億 ↓17.8% | -21億 ↓58.2% | -12億 ↑39.5% | -9億 ↑30.6% | -8億 ↑12.6% | -10億 ↓27.9% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | -26億 | -53億 ↓102.5% | -18億 ↑66.5% | -11億 ↑35.5% | -13億 ↓11.7% | -19億 ↓50.6% | -11億 ↑42.6% | -7億 ↑32.1% | -7億 ↑8.3% | -9億 ↓26.1% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | -27億 | -54億 ↓102.4% | -18億 ↑66.6% | -20億 ↓11.1% | -28億 ↓41.1% | -19億 ↑33.6% | -13億 ↑30.3% | -8億 ↑40.5% | -8億 ↓7.1% | -9億 ↓13.0% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | -62.1円 | -125.4円 ↓102.0% | -39.1円 ↑68.8% | -32.7円 ↑16.5% | -41.5円 ↓27.1% | -26.9円 ↑35.2% | -18.7円 ↑30.5% | -11.1円 ↑40.6% | -11.8円 ↓6.8% | -12.9円 ↓8.9% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | -27.23% | -121.93% ↓347.8% | -29.54% ↑75.8% | -23.11% ↑21.8% | -38.20% ↓65.3% | -33.72% ↑11.7% | -30.87% ↑8.5% | -22.20% ↑28.1% | -30.64% ↓38.0% | -27.70% ↑9.6% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | -20.68% | -71.02% ↓243.4% | -21.11% ↑70.3% | -22.47% ↓6.4% | -36.26% ↓61.4% | -26.37% ↑27.3% | -22.66% ↑14.1% | -15.38% ↑32.1% | -20.90% ↓35.9% | -15.98% ↑23.5% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | -1240.19% | -2065.42% ↓66.5% | -362.83% ↑82.4% | -199.97% ↑44.9% | -415.91% ↓108.0% | -780.62% ↓87.7% | -616.26% ↑21.1% | -637.91% ↓3.5% | -696.07% ↓9.1% | -553.58% ↑20.5% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | -25億 | -49億 ↓95.1% | -20億 ↑58.7% | -11億 ↑44.1% | -12億 ↓9.6% | -18億 ↓40.5% | -11億 ↑38.0% | -6億 ↑46.2% | -4億 ↑31.4% | -8億 ↓103.3% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -6億 | 2億 ↑136.0% | -10億 ↓562.1% | -1億 ↑88.7% | -9億 ↓676.0% | -2億 ↑72.0% | 12億 ↑594.8% | 8億 ↓34.3% | 6億 ↓25.9% | 23億 ↑284.9% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 8,805万 | 2,407万 ↓72.7% | 34億 ↑13964.6% | 22億 ↓36.1% | -1,146万 ↓100.5% | 11億 ↑10097.7% | - | 373万 | -6億 ↓15356.8% | 22億 ↑490.7% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | -31億 | -47億 ↓50.9% | -30億 ↑35.7% | -13億 ↑58.7% | -21億 ↓69.4% | -20億 ↑5.8% | 1億 ↑106.1% | 2億 ↑72.0% | 2億 ↓10.6% | 14億 ↑677.2% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 129億 | 76億 ↓41.1% | 86億 ↑12.3% | 89億 ↑4.4% | 78億 ↓12.6% | 71億 ↓8.8% | 58億 ↓18.9% | 51億 ↓12.3% | 40億 ↓21.2% | 59億 ↑47.8% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 98億 | 44億 ↓54.8% | 61億 ↑37.8% | 87億 ↑42.0% | 74億 ↓14.6% | 56億 ↓24.8% | 42億 ↓23.9% | 35億 ↓17.3% | 27億 ↓22.4% | 34億 ↑25.0% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 76.00% | 58.60% ↓22.9% | 67.60% ↑15.4% | 97.00% ↑43.5% | 94.80% ↓2.3% | 77.60% ↓18.1% | 73.50% ↓5.3% | 67.20% ↓8.6% | 68.20% ↑1.5% | 59.90% ↓12.2% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。