当社グループは、当社、連結子会社の株式会社キャミック及びテルコム株式会社の3社で構成され、動物医療業界における高度医療を提供することを目的としております。当社グループは、動物を愛する飼い主様の願いに応えるため、民間で初めて完全紹介制による「二次診療」に特化した動物病院を開設いたしました。
現在は、かかりつけの動物病院(一次診療施設様)からのご紹介に基づいて、専門獣医師と高度医療機器による「二次診療サービス」、MRI・CT等を活用した「画像診断サービス」、および在宅ケアのための「動物用医療機器・健康管理機器のレンタル・販売」を展開しております。
当社グループは、小動物二次診療のトップランナーとして、高度医療を実践するとともに、次世代を担う獣医師が最先端医療を学ぶ「教育の場」や、新たな技術・ツールを開発する「臨床研究の場」を提供しております。
さらに、国内最多の画像診断や診療データを有する強みを活かし、動物医療の発展と社会への貢献を果たしてまいります。当社グループは、動物医療関連事業の単一セグメントでありますが、当該事業を以下の3つに分類しております。
(1) 二次診療サービス(当社) 一次診療施設からの紹介を受け、専門分野を持った獣医師が、高度な医療機器を使用して行う、診察、検査、投薬、手術等の診療サービスです。サービスの提供を行った際に飼い主から診療費を受け取っており、一次診療施設様からは紹介料等は受け取っていません。
(2) 画像診断サービス(株式会社キャミック) 一次診療施設からの紹介を受け、画像診断の専門知識を有する獣医師が、高度な医療機器を使用して行う、画像の撮影・読影・診断等のサービスです。飼い主様から診断費を受け取っており、一次診療施設様からは紹介料等は受け取っていません。
(3) 動物用医療機器・健康管理機器(在宅ケア)のレンタル・販売(テルコム株式会社) 動物の飼い主様に対する酸素ケージ(酸素濃縮器とケージのセット)のレンタル及び一次診療施設様等に対する酸素ケージの販売です。
[事業系統図] [診療の流れ] ① 飼い主様がかかりつけの動物病院(一次診療施設様)に相談 ⇒A.飼い主様が二次診療(検査、治療、手術、入院等)を希望する場合 ② 一次診療施設様から当社に症例として紹介。
→症状、検査データ等の情報共有を行い、担当の診療科と予約日時を確定 ③ 予約日時に飼い主様と患者動物が当社の診療施設に来院(初診) →検査、投薬、手術、入院等の診療実施(症例により診療の内容は異なります) ④ 診療の途中経過及び結果を一次診療施設様にフィードバック ⑤ 一次診療施設様で術後のケアや継続治療を実施 ⇒B.飼い主様が画像による診断のみを希望する場合 ②’一次診療施設様からキャミックに検査依頼、予約日時の確定 ③’予約日時に飼い主様と患者動物がキャミックの診断施設に来院して画像撮影、読影 ④’画像診断結果を一次診療施設様にフィードバック ⑤’一次診療施設様でその後の治療方針を検討の上、診療を継続 [当社グループの事業の特徴] (1) 連携病院について 当社の理念にご賛同いただいた全国各地の一次診療施設様に「連携病院」としてご登録いただいております。
連携病院からは、二次診療を必要とする動物及び飼い主様をご紹介いただき、当社にて診療を行うとともに、当社から連携病院に対しては、相互連携を深めるため以下のサービスを提供しております。なお、連携病院数は2026年3月31日現在で4,779施設となっております。
・当社ウェブサイトにおける連携病院としての紹介 ・学術情報等の提供 ・診療や手術への参加 ・当社施設の利用(有料) (2) 二次診療について 当社は、川崎本院(神奈川県川崎市高津区)、東京病院(東京都足立区)、名古屋病院(愛知県名古屋市天白区)、大阪病院(大阪府箕面市)において二次診療を行っております。
当社は、総合的な診療の質を高めるために、飼い主様のかかりつけの動物病院(一次診療施設様)との緊密な連携を重視しております。
そのため、当社の診療は完全紹介制とし、二次診療(高度医療)が必要な症例をご紹介いただき、当社にて専門的な診断・治療を行った後、診療後のケアは再び一次診療施設様にお任せすることで、それぞれの強みを活かした最適な医療体制を構築しております。
基本的には担当の専門診療科が複数の獣医師・スタッフからなるチームを編成し、診療にあたっております。必要な場合は、専門診療科の枠を越え、診療科横断でのチーム診療を行います。これは単科の病院にはない、以下の12の専門診療科を有する総合病院である当社の強みを活かしたものであります。
<診療科>(提出日現在) 循環器科、呼吸器科、消化器科、泌尿生殖器科、腫瘍科、血液内科、放射線科、画像診断科、脳神経科、整形科、 麻酔科/手術部、集中治療科 (3) 画像診断について 株式会社キャミックは、首都圏3拠点(東京都江戸川区、東京都世田谷区、埼玉県さいたま市)において画像診断サービスを展開しております。
当社と同様に完全紹介制を採用しており、画像診断を必要とする症例についてかかりつけの動物病院(一次診療施設様)からの紹介を受け、MRIやCTによる画像撮影を実施し、専門的な読影所見を付して報告することで、かかりつけの動物病院の診療をサポートする役割を担っております。
(4) 動物用医療機器・健康管理機器(在宅ケア)のレンタル・販売について テルコム株式会社は、全国の3営業所(神奈川県横浜市港北区、大阪府大阪市福島区、福岡県福岡市博多区)において、動物用医療機器・健康管理機器(在宅ケア)のレンタル・販売を行っております。
レンタルは動物の飼い主様向けに行っておりますが、これは主に一次診療施設様からの紹介によるものです。また、販売は主に一次診療施設様向けに行っております。上記レンタル及び販売は、営業所が顧客に対して直接行う場合と、代理店を通じて行う場合があります。
(5) その他のサービスについて 日本最大の日々蓄積される画像診断・治療データを活用したサービスを検討しており、一次診療施設様の支援として症例や治療方法・治療成績等の有益情報の提供やデジタル技術・AIを活用した診断支援サービスを、大学・製薬会社等向けとして匿名化データ提供や分析サービス、人材交流・技術交流等を行うなどのデータ活用戦略を模索してまいります。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
43.7/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 22億 | 23億 ↑3.1% | 26億 ↑13.5% | 27億 ↑6.6% | 28億 ↑4.2% | 30億 ↑4.6% | 39億 ↑30.0% | 43億 ↑10.3% | 53億 ↑23.6% | 62億 ↑17.3% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 3億 | 3億 ↓4.9% | 4億 ↑41.9% | 4億 ↑8.4% | 4億 ↓5.8% | 4億 ↑8.3% | 6億 ↑32.2% | 5億 ↓14.4% | 7億 ↑45.1% | 12億 ↑59.5% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 3億 | 3億 ↓5.9% | 4億 ↑53.7% | 5億 ↑11.4% | 4億 ↓8.9% | 4億 ↑6.7% | 5億 ↑21.8% | 5億 ↓8.3% | 7億 ↑47.1% | 11億 ↑58.6% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 2億 | 2億 ↓9.3% | 3億 ↑41.7% | 3億 ↑6.1% | 3億 ↓8.8% | 3億 ↑0.6% | 4億 ↑32.7% | 3億 ↓11.4% | 5億 ↑54.5% | 8億 ↑60.0% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 98.1円 | 87.6円 ↓10.7% | 122.1円 ↑39.3% | 128.8円 ↑5.5% | 120.7円 ↓6.3% | 121.0円 ↑0.2% | 156.3円 ↑29.3% | 123.0円 ↓21.3% | 201.1円 ↑63.5% | 64.5円 ↓67.9% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 20.60% | 15.10% ↓26.7% | 17.60% ↑16.6% | 15.80% ↓10.2% | 12.80% ↓19.0% | 11.80% ↓7.8% | 12.20% ↑3.4% | 9.00% ↓26.2% | 13.10% ↑45.6% | 18.50% ↑41.2% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 4.48% | 3.51% ↓21.7% | 4.84% ↑37.9% | 5.28% ↑9.1% | 4.88% ↓7.6% | 4.12% ↓15.6% | 4.44% ↑7.8% | 3.85% ↓13.3% | 5.95% ↑54.5% | 7.37% ↑23.9% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 13.43% | 12.39% ↓7.7% | 15.49% ↑25.0% | 15.75% ↑1.7% | 14.24% ↓9.6% | 14.74% ↑3.5% | 14.99% ↑1.7% | 11.64% ↓22.3% | 13.66% ↑17.4% | 18.57% ↑35.9% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 4億 | 3億 ↓19.7% | 7億 ↑115.3% | 5億 ↓27.4% | 5億 ↓6.2% | 6億 ↑10.5% | 8億 ↑45.4% | 9億 ↑11.0% | 14億 ↑52.5% | 14億 ↑1.7% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -11億 | -8億 ↑28.8% | -1億 ↑86.4% | -9,346万 ↑13.7% | -6,957万 ↑25.6% | -14億 ↓1949.4% | -8億 ↑45.0% | -10億 ↓25.7% | -10億 ↓0.9% | -25億 ↓150.0% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 7億 | 5億 ↓30.6% | -3億 ↓156.3% | -4億 ↓63.1% | -5億 ↓5.3% | 7億 ↑253.8% | 8億 ↑13.6% | -4億 ↓147.8% | -6億 ↓55.0% | 16億 ↑359.1% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | -7億 | -5億 ↑34.5% | 6億 ↑239.6% | 4億 ↓29.8% | 4億 ↓2.2% | -9億 ↓299.7% | 2,686万 ↑103.1% | -8,608万 ↓420.5% | 4億 ↑539.1% | -11億 ↓388.4% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 51億 | 59億 ↑15.7% | 61億 ↑2.6% | 59億 ↓2.6% | 58億 ↓1.4% | 70億 ↑19.2% | 86億 ↑23.1% | 88億 ↑2.2% | 88億 ↓0.2% | 113億 ↑29.2% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 12億 | 15億 ↑24.4% | 18億 ↑19.7% | 21億 ↑16.7% | 23億 ↑9.5% | 25億 ↑7.4% | 37億 ↑47.7% | 38億 ↑2.8% | 41億 ↑8.8% | 49億 ↑17.7% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 24.00% | 25.80% ↑7.5% | 30.00% ↑16.3% | 36.00% ↑20.0% | 40.00% ↑11.1% | 36.00% ↓10.0% | 43.20% ↑20.0% | 43.50% ↑0.7% | 47.40% ↑9.0% | 43.10% ↓9.1% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - | - | - | - | 20.0円 | 37.0円 ↑85.0% | 12.0円 ↓67.6% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - | - | - | - | 16.26% | 18.40% ↑13.2% | 18.61% ↑1.1% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ 株式分割を考慮し、現在の株数基準に換算した調整後配当を表示しています
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。