当社グループは、当社及び当社支店、連結子会社により構成されております。当社グループの主たる事業は、医療アシスタンス事業及びライフアシスタンス事業であり、連結子会社は、主に医療アシスタンス事業を行っております。医療アシスタンス事業とライフアシスタンス事業はセグメント情報の区分と同一です。
当社グループが行っているアシスタンスサービスは主に国境をまたいだ環境におられるユーザーに対するサービスで、医療問題を解決するサービス(医療アシスタンスサービス)と生活をより楽しむためにサポートするサービス(コンシェルジュサービス、当社グループのセグメントではライフアシスタンス事業)の両サイドをご提供しています。
[事業系統図] 当社の主な事業内容を系統図によって示すと、以下のとおりです。※ 当社及び海外センターがユーザーに対し直接アシスタンスサービスを提供することが基本となります。
海外サービス提供者(海外プロバイダー)を使用する案件に限り、海外サービス提供者に対する当社グループからの業務の指示・コントロール、及び実費・委託料の支払いが発生します。※ 医療アシスタンスサービスの提供主体(当社又は海外センター)は、電話発信があった地域・時間などにより変わります。
※ 海外センターのうち、イギリスセンターは2014年から当社の事業所となっております。※ 後述する(2)自社展開のアシスタンスサービスの提供のうち、④ 救急救命アシスタンスサービス及び⑥官公庁事業に関する医療支援サービスはこの図には含まれておりません。当社グループの事業内容は次のとおりです。
[医療アシスタンス事業] 医療アシスタンス事業は(1)海外旅行保険の付帯としてのサービス提供(損害保険会社からの受託による医療アシスタンスサービス)と(2)自社展開のアシスタンスサービスの提供(企業・大学・官公庁等との直接契約に基づく医療アシスタンスサービス)に分かれます。
(主な関係会社) 当社 Emergency Assistance Japan (U.S.A.), Inc. Emergency Assistance Japan (Singapore) Pte. Ltd. 北京威馬捷国際旅行援助有限責任公司 Emergency Assistance Thailand Co., Ltd. EAJ Assistance Services Canada, Inc. (1)海外旅行保険の付帯としてのサービス提供 損害保険会社のサービス規約に従い、海外旅行保険加入者(被保険者)が自国外において被った怪我や病気に対して、電話での対応から受診支援、搬送に至るまでの医療に関する様々なアシスタンスサービスを損害保険会社から受託しております。
当事業においては、損害保険会社より、年間契約料収入と対応件数に応じた収入を得ております。
当社グループでは、電話発信の時間・地域ごとに当社ないし6つの海外センターにて電話受付及びサービス提供を行っており、東京本社(当社)においては、受電対応に加え、重症者への対応や入院・搬送(帰国を含む)といった高度なコーディネート業務を専門部署が損害保険会社と連携を密にとりながら24時間体制で行っております。
海外旅行保険の付帯としてのサービス提供における、標準的なサービス提供の流れを図示すると、以下のとおりとなります。(2)自社展開のアシスタンスサービスの提供 自社展開のアシスタンスサービスとして、以下のものがあります。
①法人向け医療アシスタンスサービス 海外展開している法人や官公庁との直接契約で、海外駐在者、海外渡航者に対して医療支援を含めた危機管理と危機対応に関するサービスを提供しています。
具体的には現地の医療状況の調査や予防接種、健康診断の手配、病気の際の受診手配等の様々な医療サービスのコーディネートや旅行保険が効かない際の支援、危機管理情報の提供などを行います。
企業が海外にいる自社の社員及び家族に提供すべきサービスを企業担当者と連携をとりながら実施することで、海外での企業の安全配慮義務や従業員満足度向上政策を支援します。当サービスは契約企業より年間契約料収入及び対応件数に応じた収入を得ています。
なお、当サービスは、海外旅行保険の付帯としてのサービスとは異なり、保険適用に関係なくアシスタンスサービスを提供するサービスであります。
②留学生危機管理サービス 海外留学する学生の危機管理として、医療支援をはじめ、学生と連絡が取れない場合や行方不明時の捜索、海外生活における身近な問題の解決支援など、広く留学生活を支援するサービスです。契約大学より年間契約料収入と、留学生数、対応件数に応じた収入を得ています。
③セキュリティ・アシスタンスサービス 経済のグローバル化に伴い、日本企業の海外進出が増加する中、海外在勤者及び渡航者が現地で遭遇するセキュリティ・リスクが多様化・複合化・巨大化しており、専門家による危機管理体制の構築が求められております。
当社グループは2013年9月からセキュリティ・アシスタンス商品を開発・販売を始め、現在では世界展開しているリスクマネジメント専門の会社と提携し、世界中でセキュリティ・アシスタンスサービスを提供しております。
海外医療アシスタンスを通じて培われた当社の危機対応能力と提携各社のセキュリティ・リスク・マネージメント能力を融合し、医療アシスタンスとセキュリティ・アシスタンスを合わせて企業のトータルリスク管理を実施します。
具体的には、契約企業は当社本社アラーム・センター内に設置する24時間365日稼働のセキュリティ回線にアクセスし、サービス提供対象国におけるセキュリティ関連事案に関して、より詳しい情報やアドバイスを現地事情に精通するセキュリティ・プロフェッショナルから受けることができます。
また、契約企業の担当者にサービス提供対象国で発生するセキュリティ関連事件(内戦、革命、クーデター、政変、暴動、テロ、重大犯罪、重大事故等)の内容及び対応のためのアドバイスを簡潔かつ迅速に日本語でEメール配信します。
また、オプションで現地の治安状況が悪化した際の最寄りの安全適地への緊急国外避難を支援するサービスも提供いたします。当該サービスは契約先からの年間契約料収入を得ています。
④救急救命アシスタンスサービス 国内外の要医療サービス地に健康危機管理、救助・救急のサービスを提供するとともに、エマージェンシ―教育などのサービスを提供します。
また、救急救命士や看護師が現地プラント、僻地サイトに常駐して現地医療体制を構築し、緊急時の救急対応に加え、日常の健康見守りを実施して傷病の発生を未然に防止するプロジェクト型の救急救命アシスタンスサービスをこれまで官公庁事業で提供してきましたが、これを「EAJプロジェクトアシスト」としてパッケージ化し、民間企業に向けて提供しております。
当該サービスは契約先企業からの契約料収入を得ています。⑤国際医療事業(医療ツーリズム) 政府が日本の医療の国際展開を強く推進する中、当社グループはインバウンド事業(外国人患者の受入サポート等)に取り組み、日本の医療の国際展開をサポートしております。
インバウンド事業については、当社グループは外国人患者と日本の医療機関とのマッチング、医療ビザの手配、医療通訳派遣等、国内医療機関で治療等を受ける外国人に対する一連のコーディネートサービスを自社で展開しております。
当社は医療滞在ビザの身元保証機関の登録第1号企業であり、日本がインバウンド事業に力を入れ始めた初期からサービス提供を実施しており、また、これまでの外国人患者の受入体制・実績が評価されて、2015年9月4日に一般社団法人Medical Excellence JAPANより、国内初の「医療渡航支援企業(※1)」として認証されました。
当該事業は患者からのサービス料収入を得ています。
※1「医療渡航支援企業認証制度」は、日本政府の成長戦略の一環として、来日して治療を受けようとする外国人が安心して医療サー ビスに関する相談や受診の支援が受けられるよう、一定の基準を満たした質の高い支援サービスを提供できる企業に日本政府が ”お墨付き”を与える制度です。
⑥官公庁事業に関する医療支援サービス 日本国内で外国人に病気や怪我など不測の事態が起こった場合のスムーズな医療提供が大きな課題となりつつあるなか、厚生労働省より外国人診療に関する「ワンストップ相談窓口事業者」に選定され、全国の医療機関からの相談対応業務を実施いたしました。
また、厚生労働省から「EMIS(広域災害・救急医療情報システム)サービス事業」を継続受託しました。当社は、我が国の災害対応力の向上に大きく貢献してまいります。
[ライフアシスタンス事業] ライフアシスタンス事業では、現在クレジットカード会社からカード会員に対するコンシェルジュサービス(レストランの予約やイベントチケット等の取得等)を受託しております。
当該事業で提供しているコンシェルジュサービスとは、医療アシスタンスサービスが病気、怪我をはじめとした緊急事態に対応するサービスであることに対して、「より気持ちよく、より楽しい」海外での生活を楽しんでいただくためのお手伝いをするサービスです。
当該事業は、クレジットカード会社からの年間契約料収入を主たる収入としています。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
28.35/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 25億 | 26億 ↑2.3% | 29億 ↑11.8% | 30億 ↑3.1% | 23億 ↓23.9% | 44億 ↑93.6% | 62億 ↑43.2% | 36億 ↓42.3% | 29億 ↓19.2% | 37億 ↑27.7% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 2億 | 6,264万 ↓58.3% | 1億 ↑136.9% | 9,351万 ↓37.0% | 1,736万 ↓81.4% | 2億 ↑1258.2% | 7億 ↑204.1% | 2億 ↓75.8% | 5,218万 ↓69.9% | 9,611万 ↑84.2% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 1億 | 3,891万 ↓67.3% | 1億 ↑264.7% | 9,318万 ↓34.3% | 186万 ↓98.0% | 2億 ↑12978.4% | 7億 ↑199.5% | 2億 ↓75.2% | 6,379万 ↓64.8% | 1億 ↑62.4% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 6,405万 | 2,526万 ↓60.6% | 9,547万 ↑278.0% | 6,258万 ↓34.5% | -27万 ↓100.4% | 2億 ↑66103.3% | 5億 ↑179.6% | 1億 ↓76.0% | 4,803万 ↓60.0% | 1億 ↑112.2% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 26.1円 | 10.3円 ↓60.7% | 38.6円 ↑276.9% | 25.3円 ↓34.6% | -0.1円 ↓100.4% | 71.0円 ↑64645.5% | 198.5円 ↑179.6% | 47.6円 ↓76.0% | 19.1円 ↓60.0% | 40.4円 ↑112.2% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 9.30% | 3.50% ↓62.4% | 12.50% ↑257.1% | 7.60% ↓39.2% | -0.03% ↓100.4% | 18.90% ↑63100.0% | 38.00% ↑101.1% | 7.40% ↓80.5% | 2.80% ↓62.2% | 5.60% ↑100.0% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 3.08% | 1.19% ↓61.4% | 4.17% ↑250.4% | 2.36% ↓43.4% | -0.01% ↓100.4% | 4.70% ↑47100.0% | 12.71% ↑170.4% | 3.26% ↓74.4% | 1.26% ↓61.3% | 2.67% ↑111.9% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 5.99% | 2.44% ↓59.3% | 5.17% ↑111.9% | 3.16% ↓38.9% | 0.77% ↓75.6% | 5.41% ↑602.6% | 11.49% ↑112.4% | 4.82% ↓58.1% | 1.79% ↓62.9% | 2.59% ↑44.7% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 4億 | 2億 ↓64.2% | 2億 ↑50.1% | -3,813万 ↓116.8% | 4億 ↑1161.6% | -2億 ↓160.5% | 9億 ↑475.5% | -549万 ↓100.6% | -3,984万 ↓625.6% | 3億 ↑842.3% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -4,613万 | -2億 ↓298.8% | -8,522万 ↑53.7% | -8,470万 ↑0.6% | -228万 ↑97.3% | -1,683万 ↓638.6% | -6,312万 ↓275.0% | -4,340万 ↑31.2% | -1億 ↓157.9% | -8,563万 ↑23.5% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -1億 | -2,412万 ↑77.0% | -1億 ↓504.2% | 3億 ↑316.7% | 1億 ↓63.6% | 4億 ↑207.0% | -3億 ↓187.8% | -9,955万 ↑67.9% | 7,946万 ↑179.8% | -1億 ↓250.4% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 4億 | -3,290万 ↓108.8% | 1億 ↑530.2% | -1億 ↓186.8% | 4億 ↑427.7% | -3億 ↓165.1% | 9億 ↑427.3% | -4,889万 ↓105.7% | -2億 ↓210.5% | 2億 ↑238.4% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 21億 | 21億 ↑1.9% | 23億 ↑8.0% | 26億 ↑15.7% | 26億 ↓0.1% | 38億 ↑43.8% | 39億 ↑3.4% | 37億 ↓6.3% | 38億 ↑3.3% | 38億 ↑0.2% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 7億 | 7億 ↑2.1% | 8億 ↑12.2% | 8億 ↑7.0% | 8億 ↓0.3% | 10億 ↑21.5% | 15億 ↑47.0% | 15億 ↑4.2% | 16億 ↑2.3% | 17億 ↑5.2% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 34.00% | 34.50% ↑1.5% | 34.90% ↑1.2% | 32.20% ↓7.7% | 31.80% ↓1.2% | 27.80% ↓12.6% | 40.00% ↑43.9% | 45.30% ↑13.2% | 46.10% ↑1.8% | 48.70% ↑5.6% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 5.0円 | 5.0円 ↑0.0% | 5.0円 ↑0.0% | 5.0円 ↑0.0% | - | 10.0円 | 18.0円 ↑80.0% | 10.0円 ↓44.4% | 8.0円 ↓20.0% | 9.0円 ↑12.5% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 19.19% | 48.78% ↑154.2% | 12.94% ↓73.5% | 19.80% ↑53.0% | - | 14.08% | 9.07% ↓35.6% | 21.00% ↑131.5% | 41.97% ↑99.9% | 22.26% ↓47.0% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ 株式分割を考慮し、現在の株数基準に換算した調整後配当を表示しています
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。