当社グループ(当社及び連結子会社)は、特殊精密機器関連、D-Next関連、マテリアルサイエンス関連の開発・製造・販売を主な事業として取り組んでおります。2026年3月31日現在の子会社数は2社(連結子会社 Zeo Next株式会社、上海那科夢楽商貿有限公司)であります。
当社グループの事業内容は以下のとおりであり、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。(1) 特殊精密機器事業当事業は、ダイヤモンドや超硬合金、セラミックスなどの耐摩耗性の高い硬脆材料(*1)を用いた特殊精密部品、工具の設計・製造・販売を行っております。
当事業における主要な製品は、自動車部品やベアリング製造用工作機械に用いられるダイヤモンド部品、液晶テレビやスマートフォン、タブレット等の電子機器の製造に欠かせない電子部品実装(*2)用の産業機械に用いられるダイヤモンドノズル(*3)といった部品であります。
当事業では、こうした特殊精密部品・工具に加えて、実装機(マウンター)用ノズル等を洗浄する装置などの開発・製造・販売も行っております。
また、微細精密加工技術と装置開発技術の複合により、微細な空間で液体や気体を効率的かつ連続的に混合・合成する化学反応用マイクロリアクター(*4)システムの開発・製造・販売も行っております。
(*1)硬脆材料 : ダイヤモンドやセラミックスなどのように、硬度が非常に高い反面、衝撃に弱く、カケ易く割れ易い材料の総称。(*2)実装 : エレクトロニクスの分野で、電子部品をプリント基板の上に取り付ける(はんだ付けする)工程。
(*3)ダイヤモンドノズル : 電子部品(IC・コンデンサ・抵抗等)を電子基板に搭載する際に用いる吸着ノズル。(*4)マイクロリアクター : 一辺あたり1mm以下の大きさの空間で連続的に化学反応を行う装置(通常はバッチ反応器、いわゆる普通のフラスコなど)。
より大きなスケールで反応を行う他の装置と比べ、エネルギー効率、反応速度、安全性、対応できる反応、条件の制御能力などに優れる。
(2) D-Next事業当事業は、太陽光発電向けダイヤモンドワイヤの製造・販売に関する経験、ノウハウを活かし、ダイヤモンドワイヤ製造装置(以下、PHX-01)の開発・販売を行うとともに、パワー半導体向けダイヤモンドワイヤの開発・製造・販売へ事業モデルの転換を進めております。
(3) マテリアルサイエンス事業当事業は、東京大学との共同開発により、ゼオライトを低コストでナノサイズ化する技術開発に成功し、この技術を用いて開発したナノサイズゼオライトの事業化を目指しております。
マイクロサイズのゼオライトをナノサイズ化することにより、従来の吸着、イオン交換、触媒などといった特長に加え、透明性、高分散などの特長が付加され、機能性も向上することから、従来のゼオライトでは実現できなかった用途での利用が期待されております。
現在、透明吸湿フィルム分野をはじめ、半導体・電子基板封止剤や塗料、抗菌・抗ウイルスコーティング剤やコスメ、ヘルスケア分野等の企業において、ナノサイズゼオライトを利用した製品開発が進められており、早期の事業化に向け取り組んでおります。事業の系統図は、次のとおりであります。
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※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
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※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 50億 | 121億 ↑143.2% | 48億 ↓60.4% | 28億 ↓41.8% | 38億 ↑36.1% | 40億 ↑6.1% | 33億 ↓17.7% | 24億 ↓27.4% | 26億 ↑9.4% | 28億 ↑4.8% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | -17億 | 16億 ↑195.0% | -42億 ↓367.1% | -6億 ↑86.2% | 2億 ↑129.0% | 3億 ↑85.9% | 3,315万 ↓89.4% | -5億 ↓1705.8% | 778万 ↑101.5% | -2億 ↓2205.5% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | -18億 | 14億 ↑175.7% | -43億 ↓412.2% | -7億 ↑83.2% | 2億 ↑125.4% | 3億 ↑85.9% | 6,563万 ↓80.6% | -6億 ↓943.2% | -2,167万 ↑96.1% | -1億 ↓536.0% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | -21億 | 14億 ↑166.6% | -97億 ↓803.7% | -6億 ↑93.8% | 752万 ↑101.3% | -3億 ↓3520.5% | -1億 ↑51.6% | 1億 ↑215.8% | -3,279万 ↓122.7% | 3億 ↑942.6% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | -445.8円 | 288.9円 ↑164.8% | -1911.3円 ↓761.5% | -73.2円 ↑96.2% | 0.8円 ↑101.0% | -24.0円 ↓3296.0% | -11.3円 ↑52.9% | 13.1円 ↑215.9% | -3.0円 ↓122.8% | 25.1円 ↑941.3% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | -41.48% | 21.40% ↑151.6% | 717.24% ↑3251.6% | -121.15% ↓116.9% | 1.50% ↑101.2% | -30.47% ↓2131.3% | -17.31% ↑43.2% | 18.70% ↑208.0% | -3.95% ↓121.1% | 29.00% ↑834.2% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | -17.02% | 7.84% ↑146.1% | -122.89% ↓1667.5% | -9.26% ↑92.5% | 0.12% ↑101.3% | -4.38% ↓3750.0% | -2.65% ↑39.5% | 2.40% ↑190.6% | -0.61% ↓125.4% | 16.15% ↑2747.5% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | -33.12% | 12.93% ↑139.0% | -87.20% ↓774.4% | -20.67% ↑76.3% | 4.40% ↑121.3% | 7.71% ↑75.2% | 1.00% ↓87.0% | -22.06% ↓2306.0% | 0.29% ↑101.3% | -5.91% ↓2137.9% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | -20億 | 26億 ↑231.0% | -22億 ↓184.9% | 2億 ↑110.3% | 5億 ↑132.5% | 2億 ↓67.0% | -8,199万 ↓146.8% | 6億 ↑884.0% | 1億 ↓80.8% | 4億 ↑219.3% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -26億 | -18億 ↑31.1% | -7億 ↑61.4% | 20億 ↑388.0% | 2億 ↓91.9% | -5億 ↓422.0% | -5億 ↑9.5% | -18億 ↓276.3% | -4,524万 ↑97.4% | 17億 ↑3790.4% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 34億 | 20億 ↓40.6% | 13億 ↓36.8% | -7億 ↓155.1% | -15億 ↓109.6% | 2億 ↑115.6% | -4億 ↓265.6% | 6億 ↑261.1% | -3億 ↓143.2% | -23億 ↓772.6% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | -46億 | 8億 ↑117.5% | -29億 ↓461.6% | 22億 ↑176.7% | 7億 ↓68.9% | -3億 ↓149.8% | -6億 ↓60.3% | -11億 ↓104.2% | 7,816万 ↑106.9% | 21億 ↑2540.1% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 122億 | 176億 ↑44.5% | 79億 ↓55.1% | 65億 ↓18.1% | 60億 ↓7.1% | 59億 ↓2.4% | 47億 ↓20.2% | 60億 ↑28.0% | 54億 ↓10.8% | 17億 ↓68.0% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 50億 | 79億 ↑57.1% | -14億 ↓117.2% | 5億 ↑136.5% | 5億 ↑1.5% | 8億 ↑67.8% | 7億 ↓14.8% | 9億 ↑20.0% | 8億 ↓3.8% | 11億 ↑33.3% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 41.10% | 44.70% ↑8.8% | -17.20% ↓138.5% | 7.80% ↑145.3% | 8.30% ↑6.4% | 14.10% ↑69.9% | 15.00% ↑6.4% | 14.00% ↓6.7% | 15.10% ↑7.9% | 63.90% ↑323.2% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 5.0円 |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 19.94% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。