当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」という企業理念を掲げ、主に若年女性層をターゲットとしたマーケティング力や豊富なキャラクター版権を強みに、エンタテインメント関連の業種において多様な事業を展開する「総合エンタテインメント企業」です。
当社グループは、当社及び連結子会社3社(オルドット株式会社、FURYU of America, Inc.、フリュー・ピクチャーズ株式会社)によって構成されており、事業区分は3つのセグメントで構成されております。
当連結会計年度において、フリュー・ピクチャーズ株式会社を新たに設立したことに伴い、同社を連結の範囲に含めております。なお、当事業の内容における事業区分と、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分は同一であります。
(1) 世界観ビジネス 当事業は、許諾を受けたキャラクター版権を利用し、アミューズメント施設にて提供されるクレーンゲーム景品のぬいぐるみ、フィギュア等や、コンビニエンスストア等に向けたキャラクターくじ「フリューくじ」及び、高価格帯のホビー商品を企画・販売する事業を展開しております。
また、国内にとどまらず、中国及び米国を主要マーケットとした海外向け物販事業も行っております。当社が扱うキャラクター版権は流行に左右されない定番人気キャラクターから、社会現象となるような人気キャラクターまで、幅広い市場のニーズに対応したラインナップになっております。
許諾を受けたキャラクターについて、企画(デザイン及び設計)を行い、製造は海外を含む外部企業に委託して商品化しております。
商社等の中間流通業者を極力介さず、直接取引を中心とし、中間マージンの削減等によりコスト管理を徹底する一方で、委託先への立会審査、初回品判定の実施に加え、日本国内にて検針(商品への針の混在有無を検査する作業)を実施することにより、品質管理に努めております。
(2) ガールズトレンドビジネス 当事業は、主にプリントシール事業及びプリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」事業の2つで構成されております。プリントシール事業については、アミューズメント施設向けプリントシール機及びその消耗品であるシール紙の販売を中心とした事業です。
ユーザーは、プリントシール機の内部に搭載された高性能カメラにて写真を撮影することで、画像データが印刷されたシールを取得できます。
当社グループのプリントシール機は、撮影された写真データに画像処理を施すことで、主なターゲット層である10代~20代前半女性の多くが好む顔立ちや肌・髪の質感に近づけた仕上がりのシール及び写真データを作り出すことを可能にします。
さらに当社グループのプリントシール機は通信モジュールを通じてデータサーバーに接続されており、撮影画像データや動作状況を収集しています。
このデータから導き出された定量的マーケティングと、ユーザーへのインタビューを通じた定性的マーケティングにより、ターゲット層のニーズに応えるプリントシール機を継続的に市場に投入しております。
プリントシール機及びその関連製品については、当社グループにて企画・開発・販売を手掛けておりますが、製品製造のための自社工場は所有せず、製造は全て外部に委託しております。
販売経路は主に、アミューズメント施設等の店舗運営企業に向けて、プリントシール機本体とシール紙を販売する経路と、直営店「girls mignon(ガールズミニョン)」等でエンドユーザーからのプレイ料金として直接収入を得る経路の2つがあります。
前者の経路には、プリントシール機本体の販売方式とレンタル方式の2種類があり、レンタル方式では、プリントシール機自体を提供し、プレイ料金の一定割合が当社グループの売上となります。
「ピクトリンク」事業では、主にスマートフォンなどのモバイル端末を利用する若年女性層をターゲットとして、プリントシール画像取得・閲覧サービスを中心としたインターネット上のコンテンツの運営を行っております。
プリントシール機を利用するユーザーには、「モバイル端末に画像データを保存して、好きなタイミングで見たい」、「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等に利用したい」などの、画像データの再利用ニーズが存在します。
「ピクトリンク」では、プリントシール機で撮影された画像データを、スマートフォンなどのモバイル端末から取得できるサービスや、画像データを整理できるアルバム機能を提供し、ユーザーに継続して利用されております。プリントシール機では通常、1プレイあたり4枚から7枚の撮影を行います。
「ピクトリンク」では、撮影した画像データのうち1枚を無料で取得することが可能ですが、有料会員になるとすべての画像データが取得可能となります。その他、写真スタジオ向けの画像処理レタッチソフト『FURYU retouch』を販売する事業も含まれております。
当社のプリントシール機でのAI画像加工技術を活用し、撮影写真のレタッチ作業の品質と作業効率を向上するソフトの販売を行っております。
また、今後のさらなる事業拡大の一環として、不要になったプリントシール機筐体の落書き・シール印刷部分のみを活用して、「推し活」ニーズに焦点を当てたシールプリント機『SUKELU factory(スケルファクトリー)』の市場投入を本格化させております。
(3) フリューニュービジネス 当事業では、家庭用ゲームソフト事業、アニメ事業、SNSマーケティングを主軸にしたファッションD2C事業を展開しております。
家庭用ゲームソフト事業においては、PlayStation®5やNintendo Switch™等のハードに対応した家庭用ゲームソフト企画・開発・販売・運営を行っております。
アニメや漫画などの人気キャラクターの版権を利用したゲームソフトと、著名な外部クリエイターを起用してクオリティを追求したオリジナルゲームソフトが中心であり、ゲームソフトの販売額が当社グループの売上となります。
アニメ事業においては、2025年6月20日に新設分割によりフリュー・ピクチャーズ株式会社へ承継を行っており、製作関連業務の内製化や品質向上による事業の成長を加速させております。
同事業はアニメーション番組を企画・製作し、スポンサー企業を集め、製作委員会の組成を行うプロデュース業務、映像コンテンツの商品化業務及び、他出版社との共同によるパートワーク(分冊百貨)出版のプロデュース業務を行っております。
その中でも製作委員会の幹事会社として、アニメーション作品の製作事業を行っており、製作契約に基づく配分金や幹事会社としての手数料、ビデオグラムの販売額等が当社グループの売上となります。ファッションD2C事業については、自社サイト「Olu.」やその他ECサイトにて販売を行っております。
(注)2026年5月18日に、广州芙游娯楽有限公司を設立しました。[事業系統図]。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
42.8/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 249億 | 254億 ↑2.0% | 271億 ↑6.9% | 274億 ↑1.1% | 248億 ↓9.7% | 341億 ↑37.5% | 364億 ↑6.9% | 428億 ↑17.5% | 443億 ↑3.6% | 448億 ↑1.0% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 39億 | 25億 ↓37.4% | 35億 ↑44.4% | 36億 ↑2.7% | 27億 ↓24.8% | 37億 ↑35.6% | 21億 ↓42.5% | 38億 ↑76.6% | 22億 ↓40.6% | 33億 ↑48.1% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 39億 | 25億 ↓36.9% | 35億 ↑42.7% | 37億 ↑3.5% | 27億 ↓25.7% | 37億 ↑36.4% | 22億 ↓41.2% | 37億 ↑71.4% | 23億 ↓38.9% | 33億 ↑44.8% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 28億 | 17億 ↓38.3% | 18億 ↑5.0% | 30億 ↑66.7% | 18億 ↓38.9% | 25億 ↑36.6% | 14億 ↓42.7% | 25億 ↑72.6% | 16億 ↓34.7% | 21億 ↑26.6% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 98.9円 | 61.0円 ↓38.3% | 66.5円 ↑9.1% | 108.5円 ↑63.1% | 67.4円 ↓37.9% | 93.0円 ↑38.0% | 53.6円 ↓42.4% | 94.2円 ↑75.7% | 61.5円 ↓34.7% | 77.8円 ↑26.5% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 18.70% | 10.50% ↓43.9% | 10.80% ↑2.9% | 16.40% ↑51.9% | 9.50% ↓42.1% | 12.00% ↑26.3% | 7.00% ↓41.7% | 11.90% ↑70.0% | 7.30% ↓38.7% | 8.90% ↑21.9% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 12.53% | 7.55% ↓39.7% | 7.24% ↓4.1% | 12.57% ↑73.6% | 7.68% ↓38.9% | 8.95% ↑16.5% | 5.57% ↓37.8% | 8.79% ↑57.8% | 5.79% ↓34.1% | 6.79% ↑17.3% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 15.75% | 9.67% ↓38.6% | 13.06% ↑35.1% | 13.26% ↑1.5% | 11.04% ↓16.7% | 10.89% ↓1.4% | 5.86% ↓46.2% | 8.82% ↑50.5% | 5.05% ↓42.7% | 7.41% ↑46.7% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 38億 | 26億 ↓30.8% | 53億 ↑102.7% | 30億 ↓44.2% | 28億 ↓5.3% | 57億 ↑103.7% | 9億 ↓84.1% | 39億 ↑335.9% | 39億 ↓2.2% | 52億 ↑34.6% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -16億 | -20億 ↓27.5% | -21億 ↓5.7% | -19億 ↑11.3% | -21億 ↓15.7% | -23億 ↓6.0% | -23億 ↓2.6% | -23億 ↑3.6% | -26億 ↓15.6% | -21億 ↑18.0% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -7億 | -9億 ↓19.8% | -9億 ↓3.2% | -19億 ↓111.1% | -11億 ↑40.8% | -10億 ↑7.9% | -24億 ↓140.8% | -10億 ↑58.7% | -10億 ↓2.7% | -10億 ↓0.4% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 22億 | 6億 ↓71.5% | 32億 ↑406.1% | 11億 ↓65.7% | 6億 ↓40.9% | 34億 ↑427.0% | -14億 ↓141.9% | 17億 ↑218.2% | 13億 ↓25.9% | 31億 ↑143.8% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 223億 | 229億 ↑2.4% | 250億 ↑9.5% | 240億 ↓4.0% | 240億 ↓0.1% | 281億 ↑17.2% | 259億 ↓7.9% | 283億 ↑9.3% | 281億 ↓0.8% | 303億 ↑7.9% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 161億 | 170億 ↑5.4% | 180億 ↑6.1% | 190億 ↑5.4% | 197億 ↑3.9% | 213億 ↑7.6% | 203億 ↓4.6% | 218億 ↑7.3% | 224億 ↑2.9% | 234億 ↑4.6% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 72.10% | 73.90% ↑2.5% | 71.60% ↓3.1% | 79.10% ↑10.5% | 82.30% ↑4.0% | 75.50% ↓8.3% | 77.70% ↑2.9% | 77.10% ↓0.8% | 79.80% ↑3.5% | 77.90% ↓2.4% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 30.0円 | 30.0円 ↑0.0% | 30.0円 ↑0.0% | 40.0円 ↑33.3% | 36.0円 ↓10.0% | 52.0円 ↑44.4% | 38.0円 ↓26.9% | 39.0円 ↑2.6% | 39.0円 ↑0.0% | 40.0円 ↑2.6% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 30.34% | 49.19% ↑62.1% | 45.09% ↓8.3% | 36.85% ↓18.3% | 53.40% ↑44.9% | 55.91% ↑4.7% | 70.87% ↑26.8% | 41.39% ↓41.6% | 63.41% ↑53.2% | 51.41% ↓18.9% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。