当社グループは、当社及び連結子会社1社(赫菲(上海)軸承商貿有限公司)で構成されております。精密機器製造事業の単一セグメントでありますが、事業の傾向を示す品目別の事業内容は、以下のとおりであります。
当社は創業以来、一貫して直動機器及び精密部品の製造販売を行い、後にそれらの技術を応用してユニット製品の製造販売も開始しました。
直動機器のリニアボールブッシュ(注1)においては、独創的な設計思想によりミニチュア化に成功し、以来長年にわたって工作機械や精密機械等、あらゆる分野に高品質な製品として供給を行っております。
さらに、省エネニーズに向けた軽量タイプや、装置等の省スペースニーズに向けたスリムタイプ等、これまで蓄積してきた技術を応用して新製品開発・製品の改良にも力を入れております。精密部品加工においては、レース用部品及び試作部品の製造を受託しており、精密な加工技術の要求にスピード感をもって対応しております。
ユニット製品においては、直動機器及び精密部品加工で培った精密加工技術を発展させ開発したものであり、スマートフォン等の液晶画面製造の位置決め装置をはじめ、国内・海外のあらゆる産業装置メーカー向けに供給しております。
(1) 直動機器 主力製品リニアボールブッシュは、機械装置の可動部に用いられる部品であります。一般的に機械装置の可動部は、金属と金属が接触しお互いに擦り合いながら可動いたします。金属同士が擦れると、そこには摩擦が生じ、金属の焼きつき、摩耗、破損などの現象が生じます。
リニアボールブッシュは、接触面を鋼球が転がりながら移動することで、摩擦による影響を低減し、機械装置の寿命を延ばす役割を担っております。
リニアボールブッシュは機械装置に欠かせない要素部材であり、その種類は多岐にわたりますが、当社グループでは直線運動を実現するリニアボールブッシュ、UTB(注2)、LMHB(注3)の製造販売、ボールスプライン(注4)等の製造販売を行っております。
また、直動機構を応用し、ルアー用途としてLBO(注5)をメガバス株式会社と共同開発しました。(2) 精密部品加工精密部品加工は、主にレース用部品及び試作部品の受託加工を行っております。レース用部品はより精緻な加工技術が要求されており、機動力で対応するなど利便性にも強みを持っておりました。
また、次世代製品(環境・エネルギー・ロボット等)の機能部品加工を行っており、当社のコア技術である球面加工技術や鏡面加工技術を駆使し、特殊材料・難切削材等の超精密部品の受託加工を行っております。
(3) ユニット製品一般的な多軸ステージ(注6)は、軸を積み重ねることで複数軸を構成しますが、当社ではパラレル機構(注7)を用いております。同一平面上に複数のアクチュエータ(注8)を配置した薄型シンプル構造を実現し、装置の小型・省電力化に貢献しております。
また、ステージから応用開発してプロダクトアウト製品として球面軸受(注9)を製造販売しております。
(注1) リニアボールブッシュ = Linear Ball Bushボールベアリング用鋼球を利用した、直動的に移動する軸受(注2) UTB = Utility Track Ball民生分野向けリニアボールブッシュ(注1)(注3) LMHB = Linear Motion Hyper Bush外筒に樹脂を用いた圧入組付タイプのリニアボールブッシュ(注1)(注4) ボールスプライン = Ball Splinesリニアボールブッシュ(注1)のシャフト及び外筒の内径を溝付けし、ローリング方向に保持力を持たせた軸受(注5) LBO = Linear Bearing Oscillatorリニアボールブッシュ(注1)の機構に重りを付けてルアーに内蔵し、慣性により飛距離を伸ばせる構造(注6) ステージ = Stage単軸又は多軸の位置決め機構(注7) パラレル機構 = Parallel Mechanism並列機構、並列に配置された複数のアクチュエータ(注8)を協調して動くように制御して、テーブルを目的の位置に移動させる機構(注8) アクチュエータ = Actuator駆動部と直線運動及び回転運動を行う被駆動部で構成された駆動機構(注9) 球面軸受 = Spherical Rolling Joint筐体と可動部材との間にボールを配置した構造の転がり運動をする球面軸受 事業の系統図は、次のとおりであります。
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※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
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※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 22億 | 26億 ↑19.2% | 28億 ↑4.8% | 23億 ↓15.7% | 22億 ↓3.0% | 27億 ↑21.9% | 24億 ↓12.0% | 23億 ↓4.3% | 22億 ↓2.8% | 16億 ↓27.1% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 1億 | 2億 ↑54.6% | 2億 ↓21.0% | -2,143万 ↓112.0% | 8,809万 ↑511.1% | 2億 ↑159.8% | -561万 ↓102.5% | -2億 ↓2726.5% | -1億 ↑23.4% | -3億 ↓115.8% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 1億 | 2億 ↑75.4% | 2億 ↓24.5% | -2,550万 ↓114.4% | 9,332万 ↑465.9% | 3億 ↑177.4% | 366万 ↓98.6% | -2億 ↓4391.1% | -2億 ↓20.9% | -3億 ↓57.6% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 8,423万 | 2億 ↑97.5% | 1億 ↓32.7% | -3億 ↓406.3% | 4,192万 ↑112.2% | 2億 ↑419.4% | -248万 ↓101.1% | -2億 ↓8837.3% | -2億 ↑8.3% | -7億 ↓253.1% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 13.5円 | 26.7円 ↑97.5% | 17.8円 ↓33.2% | -54.5円 ↓406.0% | 6.8円 ↑112.5% | 35.3円 ↑418.4% | -0.4円 ↓101.1% | -35.4円 ↓8760.0% | -32.6円 ↑8.0% | -115.2円 ↓253.1% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 2.70% | 5.20% ↑92.6% | 3.40% ↓34.6% | -10.80% ↓417.6% | 1.40% ↑113.0% | 7.00% ↑400.0% | -0.10% ↓101.4% | -7.10% ↓7000.0% | -7.00% ↑1.4% | -29.20% ↓317.1% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 1.86% | 3.37% ↑81.2% | 2.29% ↓32.0% | -8.06% ↓452.0% | 0.91% ↑111.3% | 4.45% ↑389.0% | -0.05% ↓101.1% | -4.12% ↓8140.0% | -4.06% ↑1.5% | -17.36% ↓327.6% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 6.62% | 8.59% ↑29.8% | 6.47% ↓24.7% | -0.92% ↓114.2% | 3.92% ↑526.1% | 8.34% ↑112.8% | -0.23% ↓102.8% | -6.87% ↓2887.0% | -5.41% ↑21.3% | -16.02% ↓196.1% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 3億 | 4億 ↑38.1% | 3億 ↓39.8% | -7,908万 ↓131.1% | 2億 ↑311.0% | 4億 ↑150.1% | -4,000万 ↓109.6% | 2億 ↑515.8% | -2億 ↓210.3% | -2億 ↑11.2% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -1億 | -2億 ↓58.6% | -2億 ↑0.2% | -1億 ↑36.5% | -1億 ↑0.4% | -2億 ↓55.1% | -4億 ↓107.6% | -3億 ↑25.1% | -5,172万 ↑84.0% | -2,592万 ↑49.9% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 3,434万 | -5,047万 ↓247.0% | -2億 ↓294.3% | 8,374万 ↑142.1% | 9,993万 ↑19.3% | -2億 ↓303.2% | 4億 ↑274.6% | 2億 ↓51.6% | -9,948万 ↓158.0% | 3,026万 ↑130.4% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 2億 | 2億 ↑22.2% | 4,275万 ↓79.7% | -2億 ↓599.3% | 3,304万 ↑115.5% | 2億 ↑534.9% | -5億 ↓324.5% | -2億 ↑66.8% | -2億 ↓50.3% | -2億 ↑19.7% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 45億 | 49億 ↑8.8% | 49億 ↓0.9% | 43億 ↓13.1% | 46億 ↑7.9% | 49億 ↑6.7% | 51億 ↑5.1% | 54億 ↑4.6% | 50億 ↓7.0% | 41億 ↓17.3% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 31億 | 33億 ↑5.0% | 34億 ↑3.6% | 30億 ↓12.2% | 30億 ↑1.4% | 32億 ↑7.4% | 32億 ↓0.5% | 30億 ↓6.8% | 28億 ↓7.0% | 21億 ↓26.1% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 68.50% | 66.10% ↓3.5% | 69.00% ↑4.4% | 69.60% ↑0.9% | 65.50% ↓5.9% | 66.10% ↑0.9% | 62.80% ↓5.0% | 56.10% ↓10.7% | 56.30% ↑0.4% | 50.80% ↓9.8% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 2.0円 | 4.0円 ↑100.0% | 4.0円 ↑0.0% | - | 1.0円 | 4.0円 ↑300.0% | 1.0円 ↓75.0% | 1.0円 ↑0.0% | 1.0円 ↑0.0% | - |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 14.81% | 15.00% ↑1.3% | 22.47% ↑49.8% | - | 14.71% | 11.35% ↓22.8% | - | - | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。