当社グループは、当社(株式会社コンヴァノ)及び連結子会社7社(株式会社Convano consulting、株式会社シンクスヘルスケア、虎ノ門キャピタル株式会社、株式会社DataStrategy、Convano Investments Limited、株式会社アセットクリエイト及び日本美容・ヘルスケア成長投資1号組合)により構成されており、ネイルサロンの運営を行うネイル事業をはじめ、コンサルティング事業、ヘルスケア事業及びインベストメント&アドバイザリー事業を展開しております。
なお、ネイル事業、コンサルティング事業、ヘルスケア事業及びインベストメント&アドバイザリー事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
1.企業理念当社は「新しい価値の創造と機会の拡大」を企業理念として掲げており、社名も Creation Of New Value And New Opportunities の頭文字を取り、「Convano(コンヴァノ)」と名付けております。
この理念は、ネイルサロンのチェーン化において従来の常識や既成概念にとらわれず、課題に果敢に挑戦し続けた結果、現在のネイルサロンチェーンの店舗展開を中心としたビジネスモデルの構築に結実しております。さらにこの理念は、当社グループ全体に共通する価値観として位置づけられております。
株式会社Convano consulting及び株式会社DataStrategyは、経営戦略の策定から実行・運用支援に至る総合的なコンサルティング、並びにAIを活用したマーケティング支援及びデータ分析の提供を通じて、顧客企業の経営課題の解決と業務効率化に寄与しております。
株式会社シンクスヘルスケアは、医療資材の卸売・販売や医療DXに関わるソリューションの提供により、医療現場の業務効率化とサービス品質の向上に寄与しております。
また、虎ノ門キャピタル株式会社では、成長性のある企業への投資やM&A支援を通じて、当社グループの事業ポートフォリオの多角化および企業価値の最大化を推進しております。
当社グループは、これら各事業領域において「新しい価値の創造と機会の拡大」を体現し続けることにより、社会への貢献と持続的な成長を目指してまいります。
2.ブランドコンセプト(ネイル事業)Fast Service & Simple Design for Beautiful Life指先がキレイなだけで、幸せが溢れ、気持ちが前向きになり、自分に自信が持てる。
ネイルを通じてお客様の『365日キレイ』を支え、お客様にネイルのようにキラキラ美しい人生を歩んでほしい。それが私たちファストネイルの使命であり願いです。ネイルは毎日変えられるものではありません。
忙しく働くお客様の日常に寄り添い、ネイルを楽しんでいただくために、ファストネイルは、考え抜かれたデザインやオペレーションで、短い施術時間とそれを実現するシンプルなデザインであることに徹底的にこだわりました。
「ファスト」なサービスと「シンプル」なデザインにこだわり抜いた、唯一無二のサービスで、私らしくいるためにネイルは欠かせないお客様のキレイを支えます。お客様の『365日キレイ』のそばに、いつもファストネイルを。
3.事業別の概要①ネイル事業(ⅰ) 事業内容の詳細ネイルサロンのチェーン展開が当社の中核事業であり、独自開発による生産性の高い店舗オペレーションや、パソコンやスマートフォンを使用してお客様ご自身でデザインを選択していただくセルフオーダーシステム、さらにその各デザインに3,500円(税抜)から9,000円(税抜)までの7ラインの価格を明記することなどにより、お客様に安心してお手軽にリピートしていただける低価格でスピーディーなサービスを実現しております。
また、社内教育研修により短期間でのネイリスト育成を実現しており、未経験者でも採用後2ヶ月にて店舗勤務が可能となります。そのため、美容学校などの卒業生や経験者に限らないリクルートができ、出店計画などに合わせた柔軟な人材育成を行っております。
さらに、ネイルケア・ハンドケア商品の自社ブランドとして“Legaly”(レガリー)と“CONST”(コンスト)を展開しており、店舗での施術に使用する傍ら、店頭やECサイトにて一般小売も行っております。
なお、当社ではネイルサロンの中心ブランド「ファストネイル」のほかに、姉妹ブランドとして「ファストネイル・プラス」及び「ファストネイル・ロコ」を展開しております。各ブランドのコンセプトと特徴及びメニューは以下のとおりとなっております。
(ⅱ) ブランド別の概要 ブランド名 コンセプト及び特徴 メニュー ファストネイル 安定した品質でありながら低価格でスピーディーなサービスを実現した、ジェルネイル専門のサロンです。主な特徴は次のとおりです。
・パソコンやスマートフォンを使ったサンプル写真でのセルフデザイン選択・最短30分のスピーディーな施術・3,500円(税抜)~9,000円(税抜)、7ラインの明確な料金体系・ネット予約とご来店前のデザイン選択も可能な自社WEBサイト及びアプリ ジェルネイル ファストネイル・プラス 「自分流にアートをプラスしたい」「ネイリストの指名がしたい」などの声にお応えした、ファストネイルのプレミアムブランドです。
主な特徴は次のとおりです。
・ジェルネイル以外にも豊富なメニュー・デザイン変更やアート追加など、カスタマイズが可能・ネイリスト指名が可能 ジェルネイルアートトッピングネイルケアメンズネイルケア ファストネイル・ロコ 「ヘアーサロンにあったらいいのに」「お買い物のついでに寄りたい」などの声にお応えした、ヘアーサロン内に併設した小型店舗です。
主な特徴は次のとおりです。・行きつけのヘアーサロンで気軽にネイルが可能・小型店舗ならではのアットホームな雰囲気 ジェルネイルメンズネイルケア (ⅲ) 出店地域・店舗数各ブランドの出店地域と店舗数は以下のとおりとなっております。
ブランド名 出店地域 店舗数(店) ファストネイル 北海道:札幌市 1 東京都:23区内 18 東京都 その他:武蔵野市、立川市、八王子市、町田市、調布市、国分寺市、府中市 8(1) 神奈川県:横浜市、川崎市、海老名市、藤沢市、平塚市、厚木市 13 埼玉県:さいたま市、越谷市、川越市、志木市、所沢市、春日部市、川口市 8 千葉県:千葉市、柏市、市川市、松戸市 4 群馬県:高崎市 1 静岡県:静岡市 1 愛知県:名古屋市、日進市、常滑市 5 大阪府:大阪市、堺市、門真市 4 京都府:京都市 1 広島県:広島市 2 福岡県:福岡市 1 小計 67(1) ファストネイル・プラス 東京都:23区内 1 神奈川県:横浜市 ― 埼玉県:さいたま市 ― 小計 1 ファストネイル・ロコ 東京都:昭島市、東大和市、国立市 1 静岡県:沼津市、富士宮市 2(2) 大阪府:和泉市 ― 福岡県:春日市、糟屋郡 2(2) 小計 5(4) 合計 73(5) (注)2026年3月31日現在。
店舗数の( )内はフランチャイズ店舗であり内数であります。店舗数の推移は以下のとおりであります。
(単位:店) 出店地域 第9期2022年3月末 第10期2023年3月末 第11期2024年3月末 第12期2025年3月末 第13期2026年3月末 北海道 ― ― ― ― 1 関東 46 47 47 44 54 関西・東海・中国・九州 16 18 20 18 18 合計 62 65 67 62 73 (ⅳ) 当社ネイルサロンの特徴当社の主要事業でありますネイルサロン「ファストネイル」の主な特徴は、以下のとおりであります。
(1)独自オペレーションで実現した低価格と安定した品質のサービス提供 従来の一般的なネイルサロンでは、ネイリストがお客様に対して終始対面形式にて「デザインの決定」~「既存ジェルの除去」~「新しいジェルの施術」までを行い、1名のお客様の対応が終了するまで概ね1~2時間程度を要していました。
当社ネイルサロンでは、パソコンやタブレット端末の画面でお客様ご自身によりネイルデザインのサンプル写真を選択していただくことで、完全なセルフオーダー方式を実現しております。
さらにこれらの機能にネット予約機能も加えたウェブサイトやアプリ“FASTNAIL TOWN”も独自に製作しており、ご自宅のパソコンやスマートフォンでご来店前のデザイン選択とサロン予約が可能となっております。
なお、主な予約経路は“FASTNAIL TOWN”経由となっており、自社以外の集客メディアも活用しておりますが、それらに依存しない独自の集客チャネルを持っていることが、当社の大きな強みとなっております。
また、お客様が装置の穴に指を入れるだけで、既存ジェルを除去しやすくする専用装置「e.g.1(イージーワン)」を自社開発いたしました。この「e.g.1」を使用することにより1名のネイリストが新しいジェルの施術と並行して、他のお客様の既存ジェル除去を同時に行うことができます。
さらに、電話による予約受付、ご来店時の案内、お会計や次回の予約案内などのレセプション業務を、施術を行うネイリストの業務と切り離し、分業化することで、ネイリストがお客様の爪への施術のみに集中できるようにしております。
このような生産性を高める仕組みを独自に構築することで、当社ネイルサロンでは1名のネイリストが1時間で平均2名のお客様の施術を行っており、安定した品質を維持しながら、低価格でのサービス提供を実現しております。
(2)豊富なデザインとカラーバリエーション、透明性の高い7ラインの価格設定当社ネイルサロンでは、常時約1,500枚のネイルサンプル写真を用意しております。ジェルのカラーバリエーションも130色以上を揃え、その組み合わせにより20万通りのデザインを実現いたしました。
そしてすべてのサンプル写真に対して、3,500円(税抜)から9,000円(税抜)まで7種類の価格を設定し、明示することで、ご予算に応じたデザイン選択をお楽しみいただけるようにしております。
このように料金を各サンプル写真に明示することにより、一般的なネイルサロンにありがちな「基本料金とオプション料金の積み重ねで、施術が終わってみないと総額が不明。」「勧められると断りづらい。
」といった価格に対するネガティブなイメージや、顧客を不安にさせる要素を払拭し、いつでも安心してご利用していただけるネイルサロンを目指しております。
(3)独自のネイリスト育成研修、店舗配属後のトレーニングなどの充実した教育制度当社ではネイリスト育成研修機関であるコンヴァノ・ネイルビジネスアカデミー(CNBA)と、プロネイリスト育成サロン「NAIL FLAPS(ネイルフラップス)」を開設し、未経験者でも採用後2ヶ月で店舗デビューが可能となるように、ファストネイルで必要なオペレーションに特化した、当社独自の教育カリキュラムを使用して研修を実施しております。
また、独自に開発したプロネイリスト実務能力判定を実施し、実際に店舗で働くプロネイリストとしての総合力を判定しております。研修生の店舗デビューの条件として基準を設けることで、安定した品質の維持に努めており、基準未到達者は繰り返し受験し、合格するまでは店舗デビューができないこととしております。
一方で店舗への配属後も、各自のタイトルに応じたトレーニングプログラムや、企業内大学であるコンヴァノ・ユニバーシティ(CU)や外部スクールによる各種セミナーなどを用意し、ネイルに関する技術向上だけではなく、各々のキャリアプランの実現と自立した人材の育成をも目指し、従業員のサポートに努めております。
このように充実した人材育成制度を構築することにより、ネイリスト育成並びに安定した品質の施術と接客の提供、従業員のモチベーションの維持・向上に寄与しているものと考えております。
②コンサルティング事業(ⅰ) 事業の概要 株式会社Convano consultingは、当社の連結子会社であり、経営戦略の策定から実行支援及び運用支援に至るコンサルティングサービスを行っております。
当連結会計年度において同社が外部顧客に対する売上収益を計上することとなったことに伴い、従来「ネイル事業」に含めて報告しておりました当該事業を区分し、「コンサルティング事業」として報告しております。当事業の当連結会計年度における売上収益は8,288百万円であります。
(ⅱ) サービス提供の特徴 当事業は、経営戦略、人材・組織、バックオフィス機能、マーケティング等を支援する総合的なコンサルティング、当社グループのヘルスケア事業及び事業会社の運営を通じて蓄積した知見を活用した医療機関向けの開業支援、品質管理、医療資材調達の支援等を行う専門的なコンサルティング、並びにコールセンター、カスタマーサポート、制作及び運用業務等を受託するアウトソーシングにより構成されております。
当社グループは、事業会社の運営、コンサルティング及びデータ・システム開発の各機能を有しており、戦略の立案から実行及び運用までを一貫して提供する体制を構築しております。
また、2025年10月に設立した連結子会社である株式会社DataStrategyにおいて、AIを活用したマーケティング支援及びデータ分析に関する事業を行っております。
(ⅲ) 今後の展開方針 今後は、当社グループが医療機関等との取引を通じて蓄積した顧客基盤及びデータを活用し、提供領域の拡大並びに継続的・反復的な取引に基づく収益の拡大を通じて、コンサルティング事業の収益基盤の安定化及び拡充に取り組んでまいります。
③ヘルスケア事業(ⅰ) 事業の概要 株式会社シンクスヘルスケアは、当社の連結子会社であり、医療及びヘルスケア分野における物品販売並びにデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進支援を主軸とする事業を展開しております。
具体的には、医療法人向けの診療材料や医療資材の卸売販売に加え、医療機関におけるオペレーションの効率化を図るためのシステム運用支援、さらに現場業務の改善提案や運用マニュアルの整備といった実行支援などを行っております。
加えて、同社は、医療用ヒアルロン酸及びボツリヌストキシン領域を中心に、自由診療市場における付加価値の高い商材の拡充と、薬事承認を前提とした中長期パイプラインの構築を並行して進めております。
本事業は、単に商材点数を増やすのではなく、医療機関に対する説明可能性、品質信頼性、継続供給性及び販売再現性を備えた商材群を積み上げることで、導入先当たりの取扱高の拡大及び収益の継続的な積上げを図ることを基本方針としております。
(ⅱ) サービス提供の特徴 同社のサービスは、診療材料及び医療資材の調達から納品に至るまでの工程を一括で管理する供給体制を構築している点に特徴があります。この体制により、複数の医療法人との安定的かつ継続的な取引を実現しております。
加えて、在庫管理の効率化、院内システムとの連携による発注フローの最適化、さらには購買管理プロセスの設計及び定着支援を通じて、単なる商材供給にとどまらない付加価値の高いサービスを提供しております。
また、実地運用におきましては、専任のオペレーターが医療現場に常駐又は定期的に訪問する形式を採用しており、現場と密接に連携した支援を行うことで、きめ細やかな業務改善に寄与しております。また、当連結会計年度においては、自由診療領域における付加価値の高い商材の取扱いを拡大しております。
具体的には、LG Chem Ltd.との業務提携に基づく医療用ヒアルロン酸製剤の独占輸入代行を行うとともに、同製剤等についてPMDA(医薬品医療機器総合機構)の製造販売承認取得に向けた事前相談を進めております。
また、ボツリヌストキシン製剤については株式会社シーエムプラスとの業務委託契約に基づく国内承認取得に向けた申請準備を、鼻筋形成用糸リフト素材「T-Mesh」についてはHM Solution Co., Ltd.との業務提携に基づく共同開発及び独占輸入代行を、それぞれ推進しております。
さらに、株式会社エスマットとの共同実証を通じて、医療機関向け在庫管理支援事業の事業化に取り組んでおります。(ⅲ) 重点領域における事業構造 同社は、付加価値の高い商材の拡充と中長期パイプラインの構築を、以下の重点領域において推進しております。
(イ)ヒアルロン酸領域 短期的な収益寄与を担う既存取扱商材と、中長期的な成長ドライバーとしての承認パイプラインを分けて運営する二層構造を採用しております。
自由診療市場向けに先行して取り扱う付加価値の高い商材によって足元の販売基盤及び医療機関との接点を拡大しつつ、PMDA(医薬品医療機器総合機構)の承認取得を前提とする医療用ヒアルロン酸製剤につきましては、承認取得後に医療機関へ提示可能な品質・信頼性に係る説明可能性を高め、より広範な導入先の拡大及び継続的な売上の積上げを図る中長期パイプラインとして育成していく方針です。
(ロ)ボツリヌストキシン領域 日本国内におけるPMDA承認の取得を見据えた準備を開始しており、医薬品分野の規制対応支援を業とする業務提携先であるCM Plusとの業務提携契約に基づき、規制戦略、品質(CMC:化学・製造及び品質管理)、臨床パッケージ、GMP(適正製造規範)・供給・法的リスク等を含む承認申請準備の評価及び戦略検討を進めております。
本製剤はグローバルに大きな市場規模を有するカテゴリーであり、国内におきましても美容医療領域及び治療領域における臨床ニーズの拡大が見込まれることから、国内における承認の取得は、将来的な販路の拡大及び継続的な収益機会の創出に資するものと考えております。
(ハ)再生医療関連領域 同社は、株式会社セルバンクとの間で、肌の再生医療及び再生医療領域における共同開発並びに提携医療機関への販売協力に関する業務提携契約を締結しております。
株式会社セルバンクは、特定細胞加工物製造業の許可を有する大規模なCPC(細胞加工施設)における細胞加工物の製造・保管・輸送の受託、GMPに準拠した品質システム、-196℃での長期凍結保管機能及び医療機関向けの導入支援機能を備えており、国内100院以上の医療機関との受託業務、年間5,000件以上の培養実績並びに20年以上の細胞保管実績を有しております。
本契約に基づく相互活用により、シンクスヘルスケアの提携先医療機関数は、概ね100院程度の追加が見込まれます。
(ⅳ) 今後の展開方針 今後は、医療機関に対する医療資材の効率的な調達支援の充実を図るとともに、システムの活用を通じて診療現場のDX推進を一層強化することで、人的資源の最適配置及び業務効率の向上に貢献していくことを目指しております。
あわせて、上記重点領域における付加価値の高い商材の拡充及び薬事承認を前提とした中長期パイプラインの構築を着実に進め、導入先医療機関の拡大と一導入先当たりの取扱高の積上げを通じて、本セグメントの収益基盤の中長期的な強化を図ってまいります。
④インベストメント&アドバイザリー事業(ⅰ) 事業の概要 虎ノ門キャピタル株式会社は、当社の連結子会社であり、事業承継や事業再生等を目的とした中小企業向けのM&A支援及び投資業務を行っております。
本事業は、経営資源の再構築を通じて企業価値の向上を図るとともに、長期的な視点での事業成長を支援することを目的としております。(ⅱ) 投資ポリシーと役割 同社は、投資先企業に対しては経営の現場に深く関与するハンズオン型の支援体制を構築しています。
具体的には、経営上の課題抽出を起点とし、財務面および業務オペレーションの改善、さらに必要に応じて外部人材の招聘等を通じて、投資先企業の企業価値向上を図っております。こうした取り組みにより、単なる資金提供にとどまらない付加価値の創出を目指しています。
(ⅲ) 今後の展望 今後は、国内において中堅・中小企業の事業承継ニーズが一層高まることが想定される中、当社グループとしても虎ノ門キャピタルを中核とした機動的なM&A支援体制を強化してまいります。
これにより、投資先企業の持続的な成長を促進するとともに、グループ全体としての資産価値および経済的基盤の強化を図ってまいります。
なお、当社グループは、戦略的投資及び資金運用機能の一環として暗号資産(主としてビットコイン)の保有及び運用等を行ってまいりましたが、2025年11月21日開催の取締役会において、事業戦略及び投資戦略の一部を変更し、暗号資産の保有に重点を置く方針から、本業を起点とする事業成長並びにM&A及び成長投資を重視する方針へと変更することを決議いたしました。
また、暗号資産関連事業等に係る事業基盤として、2025年10月にイギリス領ヴァージン諸島に連結子会社Convano Investments Limitedを設立しております。
4.財務戦略上の新規取り組み当社グループは、資本政策及び財務戦略の一環として、当連結会計年度において暗号資産(主としてビットコイン)を取得し、当連結会計年度末現在、連結財政状態計算書において暗号資産8,766,742千円を計上しております。
なお、当社は2025年11月21日付「事業戦略及び投資戦略の一部変更に関するお知らせ」において、暗号資産の保有規模拡大を成長の中心に据える方針から実業重視への方針転換を表明しており、保有する暗号資産は既存保有資産の段階的整理及び戦略的運用として位置付けております。
暗号資産に係る会計処理並びに当連結会計年度に計上した暗号資産評価損(4,846,532千円)及び関連損益については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記」をご参照ください。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
33.21/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | |||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 20億 | 22億 ↑11.9% | 24億 ↑7.4% | 16億 ↓33.1% | 21億 ↑32.6% | 23億 ↑8.7% | 26億 ↑11.1% | 32億 ↑25.2% | 155億 ↑378.8% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 1億 | 1億 ↑3.9% | 2億 ↑15.6% | -3億 ↓281.2% | 8,863万 ↑128.3% | -3,585万 ↓140.5% | -5,858万 ↓63.4% | 1億 ↑329.9% | 16億 ↑1088.4% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 1,072万 | 1,493万 ↑39.3% | 3,683万 ↑146.6% | -4億 ↓1224.9% | 1,548万 ↑103.7% | -1億 ↓1024.0% | -9,431万 ↑34.1% | -1億 ↓48.9% | -41億 ↓2842.3% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 9,056万 | 8,889万 ↓1.9% | 1億 ↑26.6% | -2億 ↓292.6% | 5,103万 ↑123.5% | -3,436万 ↓167.3% | -2億 ↓478.3% | 7,784万 ↑139.2% | -11億 ↓1463.3% |
| 収益性 | |||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 42.4円 | 40.2円 ↓5.1% | 50.4円 ↑25.4% | -96.5円 ↓291.3% | 22.5円 ↑123.3% | -15.1円 ↓167.2% | -77.3円 ↓410.7% | 18.0円 ↑123.2% | -2.3円 ↓112.5% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 13.20% | 10.90% ↓17.4% | 11.90% ↑9.2% | -24.20% ↓303.4% | 6.20% ↑125.6% | -4.10% ↓166.1% | -16.20% ↓295.1% | 4.50% ↑127.8% | -16.80% ↓473.3% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 5.51% | 5.14% ↓6.7% | 5.07% ↓1.4% | -9.01% ↓277.7% | 2.11% ↑123.4% | -1.36% ↓164.5% | -6.62% ↓386.8% | 2.46% ↑137.2% | -5.62% ↓328.5% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 7.17% | 6.66% ↓7.1% | 7.16% ↑7.5% | -19.39% ↓370.8% | 4.14% ↑121.4% | -1.54% ↓137.2% | -2.26% ↓46.8% | 4.16% ↑284.1% | 10.32% ↑148.1% |
| キャッシュフロー | |||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 2億 | 1億 ↓33.5% | 4億 ↑236.2% | -8,032万 ↓122.1% | 4億 ↑555.1% | 1億 ↓65.4% | 3億 ↑166.0% | 2億 ↓50.8% | 39億 ↑2282.8% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -7,045万 | -4,946万 ↑29.8% | -5,108万 ↓3.3% | -4,862万 ↑4.8% | -9,324万 ↓91.8% | -4,109万 ↑55.9% | -8,120万 ↓97.6% | -951万 ↑88.3% | -115億 ↓120477.0% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -9,306万 | -1,162万 ↑87.5% | -2億 ↓1419.1% | 2億 ↑220.8% | -2億 ↓214.7% | -7,909万 ↑67.7% | 3億 ↑439.9% | -3億 ↓201.6% | 110億 ↑4117.3% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 9,183万 | 5,840万 ↓36.4% | 3億 ↑433.5% | -1億 ↓141.4% | 3億 ↑311.2% | 8,542万 ↓68.6% | 3億 ↑198.9% | 2億 ↓38.8% | -75億 ↓4918.7% |
| 財務 | |||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 16億 | 17億 ↑5.4% | 22億 ↑28.2% | 24億 ↑8.4% | 24億 ↑0.7% | 25億 ↑4.6% | 30億 ↑18.4% | 32億 ↑5.4% | 189億 ↑497.2% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 3億 | 3億 ↑8.0% | 3億 ↓0.2% | -3,428万 ↓111.6% | -1億 ↓241.5% | -3億 ↓121.3% | 6億 ↑317.2% | 4億 ↓25.9% | 67億 ↑1494.7% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 44.70% | 51.40% ↑15.0% | 45.20% ↓12.1% | 32.80% ↓27.4% | 35.00% ↑6.7% | 32.20% ↓8.0% | 54.80% ↑70.2% | 55.10% ↑0.5% | 57.60% ↑4.5% |
| 配当 | |||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - | - | - | - | - | 1.0円 |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。