当社グループは、当社(ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社)及び連結子会社12社により構成され、電子回路基板の実装並びに加工組立製造・開発を国内外有力メーカー等から受託するEMS(Electronics Manufacturing Service)事業を主たる事業としており、「ものづくり力」を企業活力の源泉とする企業であります。
なかでも、技術面、品質面での要求水準の高さから参入障壁が高いと言われている車載機器をはじめ、OA機器、産業機器向け売上比率が高いという特徴があります。
近年、世界の電機電子業界はコモディティ化に伴う水平分業化が進み、EMS業界の急拡大を支えてきましたが、他方、メカ技術をコアとしてきた業界の電子要素技術の利用も急速に進展しており、とりわけ、車載分野は生命を預かる重要保安部品を抱えるため高信頼性の確保が必須であり、EMS業界にとっての成長分野であると考えております。
当社グループは、こうした高い技術力を要する分野に果敢に挑戦することで、自動車、OA、産業機器業界等とともに成長することが可能と考えており、自ら積み上げた「ものづくり力」の社風・企業文化を水平展開することで規模を拡大してきております。
本来、EMS事業では、委託メーカーの最終製品に向けた設計・開発思想との連動が前提となりますが、こうした顧客視点に立った考え方は、一朝一夕に確立できるものではありません。
「ものづくりは人づくり」と言われるとおり、「日本のものづくり」を世界で実現するには、全社員が思想・考え方を共有し、全社的に課題解決に取り組む姿勢が重要となります。
当社グループは、社是に掲げる「心のこもった製品をおとどけします」を礎に、開発・部材調達から基板実装・完成品に至るまで、どの拠点も共通の価値観の下、同レベルのきめ細かなサービスを提供できることが強みであると考えております。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは下記のとおりであります。
(1) EMS事業 製品分野 事業内容 主な関係会社 車載機器(注)1 電動車向け電装系、起動・発電機器、エクステリア系、スピードメータ類、車内環境制御機器、セキュリティ機器等向けのプリント基板への電子部品実装等 当社UMC Electronics Hong Kong Limited(中国)UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics Vietnam Limited(ベトナム)UMC Electronics (Thailand) Limited(タイ)UMC・Hエレクトロニクス株式会社(日本) 産業機器(注)2 インバーター、半導体試験装置、サーバー、ストレージ、3Dプリンター、電源、医療機器等向けのプリント基板への電子部品実装等 当社UMC Electronics Hong Kong Limited(中国)UMC Electronics Manufacturing(Dongguan)Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics Vietnam Limited(ベトナム)UMC・Hエレクトロニクス株式会社(日本) OA機器(注)3 プリンター、複写機等向けのプリント基板への電子部品実装等 当社UMC Electronics Hong Kong Limited(中国)UMC Electronics Manufacturing(Dongguan)Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics Vietnam Limited(ベトナム)UMC Electronics (Thailand) Limited(タイ) その他(注)4 コンシューマー製品向けのプリント基板への電子部品実装、アミューズメント機器等の開発、部品事業等 当社UMC Electronics Hong Kong Limited(中国)UMC Electronics Manufacturing(Dongguan)Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Electronics Products (Dongguan) Co., Ltd.(中国)UMC Dongguan Plastics Co.,Ltd.(中国)UMC Electronics Vietnam Limited(ベトナム) (注) 1.車載機器:日系だけでなく欧米系も含めた自動車完成品メーカーの一次請け企業を通じて、車載用電子機器(電動車向け電装系、起動・発電機器、エクステリア系、スピードメータ類、車内環境制御機器、セキュリティ機器等の車載用電子機器)向けのプリント基板への電子部品実装及び各種組立を受託しております。
特にパワートレイン系や制御系、駆動系等の重要保安部品の生産には高い技術力が求められ、企画から量産まで長期間にわたる顧客との連携を要するものの、一度受注すると継続的な取引関係が構築されます。2.産業機器:車載機器と同様に、量産開始後、受注量の振幅が少なく、工場の安定操業で効果的な製品分野であります。
インバーター、サーボモーター、ICテスター用電子基板、小型インバーター完成品、サーバー、ストレージ、半導体試験装置完成品、3Dプリンター等向けのプリント基板への電子部品実装及び各種組立を受託しております。
3.OA機器:プリンター、複写機等向けのプリント基板への電子部品実装及び各種組立を受託しており、ほとんどの業界大手メーカーと取引を有しております。4.その他:コンシューマー製品分野は、エアコン等向けのプリント基板への電子部品実装、アミューズメント分野は、ゲーム機用開発等があります。
5.上記の他にメキシコ、ドイツ、中国に連結子会社をそれぞれ1社、計3社を有しております。(2) その他の事業人材派遣・製造請負業をUMCジャストインスタッフ株式会社が行っております。以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(事業系統図) (注) 上記の他にメキシコ、ドイツ、中国に連結子会社をそれぞれ1社、計3社を有しております。
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※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
30.88/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 1,119億 | 1,257億 ↑12.3% | 1,396億 ↑11.0% | 1,410億 ↑1.0% | 1,362億 ↓3.4% | 1,346億 ↓1.2% | 1,617億 ↑20.2% | 1,313億 ↓18.8% | 1,319億 ↑0.5% | 1,127億 ↓14.6% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 29億 | 25億 ↓11.5% | 20億 ↓22.6% | -52億 ↓363.5% | 9億 ↑116.5% | 15億 ↑74.8% | 22億 ↑48.3% | 20億 ↓8.1% | 21億 ↑5.2% | 12億 ↓43.7% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 22億 | 21億 ↓3.9% | 10億 ↓50.4% | -66億 ↓741.7% | 11億 ↑116.9% | 21億 ↑87.4% | 12億 ↓43.7% | 12億 ↑4.6% | 16億 ↑33.5% | 11億 ↓32.7% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 13億 | 15億 ↑15.0% | 9億 ↓41.4% | -125億 ↓1511.5% | -9,100万 ↑99.3% | 16億 ↑1826.4% | 6億 ↓59.5% | 10億 ↑61.2% | -25億 ↓343.3% | 3億 ↑111.8% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 162.3円 | 94.3円 ↓41.9% | 46.1円 ↓51.1% | -651.5円 ↓1514.0% | -5.0円 ↑99.2% | 55.6円 ↑1202.4% | 22.5円 ↓59.4% | 36.1円 ↑60.2% | -90.5円 ↓350.5% | 8.5円 ↑109.4% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 8.00% | 8.70% ↑8.7% | 3.90% ↓55.2% | -337.68% ↓8758.5% | -0.60% ↑99.8% | 9.90% ↑1750.0% | 3.60% ↓63.6% | 5.40% ↑50.0% | 2.90% ↓46.3% | 1.80% ↓37.9% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 2.18% | 2.30% ↑5.5% | 1.11% ↓51.7% | -20.43% ↓1940.5% | -0.14% ↑99.3% | 2.14% ↑1628.6% | 0.75% ↓65.0% | 1.30% ↑73.3% | -3.39% ↓360.8% | 0.39% ↑111.5% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 2.57% | 2.02% ↓21.4% | 1.41% ↓30.2% | -3.68% ↓361.0% | 0.63% ↑117.1% | 1.11% ↑76.2% | 1.37% ↑23.4% | 1.56% ↑13.9% | 1.63% ↑4.5% | 1.07% ↓34.4% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 21億 | -1億 ↓106.4% | -1億 ↑18.4% | 4億 ↑495.6% | 26億 ↑506.6% | -35億 ↓235.4% | 4億 ↑110.3% | 87億 ↑2298.9% | 104億 ↑19.5% | 26億 ↓75.0% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -42億 | -59億 ↓38.8% | -67億 ↓14.3% | -36億 ↑46.2% | -20億 ↑46.1% | -21億 ↓7.0% | -88億 ↓319.6% | -47億 ↑45.9% | -37億 ↑23.0% | -43億 ↓18.6% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -8億 | 21億 ↑371.1% | 78億 ↑277.3% | 11億 ↓85.7% | 45億 ↑303.4% | 61億 ↑34.6% | 101億 ↑66.4% | -35億 ↓134.1% | -56億 ↓61.2% | 6億 ↑110.3% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | -22億 | -60億 ↓176.1% | -68億 ↓13.6% | -32億 ↑53.3% | 6億 ↑120.1% | -56億 ↓973.3% | -84億 ↓50.1% | 39億 ↑146.6% | 67億 ↑71.1% | -17億 ↓126.0% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 606億 | 659億 ↑8.7% | 798億 ↑21.0% | 614億 ↓23.0% | 674億 ↑9.7% | 734億 ↑8.9% | 848億 ↑15.6% | 790億 ↓6.8% | 736億 ↓6.8% | 759億 ↑3.1% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 164億 | 176億 ↑7.2% | 264億 ↑50.3% | 37億 ↓85.9% | 151億 ↑306.8% | 167億 ↑10.4% | 173億 ↑3.9% | 184億 ↑5.9% | 143億 ↓22.1% | 143億 ↓0.3% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 27.40% | 27.50% ↑0.4% | 33.20% ↑20.7% | 5.30% ↓84.0% | 22.00% ↑315.1% | 23.20% ↑5.5% | 21.20% ↓8.6% | 24.90% ↑17.5% | 20.70% ↓16.9% | 22.50% ↑8.7% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 44.6円 | 30.0円 ↓32.7% | 30.0円 ↑0.0% | 0.0円 ↓100.0% | - | - | - | - | - | - |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 27.48% | 31.81% ↑15.8% | 65.10% ↑104.7% | - | - | - | - | - | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ 株式分割を考慮し、現在の株数基準に換算した調整後配当を表示しています
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。