(1)当社グループは、当社(ザインエレクトロニクス株式会社)、連結子会社8社で構成されております。当社グループは、LSI事業とAIOT事業の2事業を行っております。
LSI事業としましては、独自のアナログ設計技術および論理設計技術をもとに、ASSP(特定用途向け標準品)として各種用途向けミックスドシグナルLSIを開発し、自社ブランドで販売しております。また、製品開発によって得られたIP(回路設計資産)をライセンスする事業も行っております。
具体的には、次の通りであります。① LSIの開発、販売(LSI等) 当社は独自のアナログ設計技術および論理設計技術を駆使して、情報伝送用のLSIをはじめとして下記のような製品を開発、販売しております。
イ)V-by-One®HSおよびLVDS規格品をはじめとする、画像データを高速に伝送するLSIを、事務機器、アミューズメント、セキュリティカメラ、車載機器、薄型テレビ、液晶パネル、パソコンなど広範な市場のメーカー等に販売しております。
本製品は、その高速処理能力により安定した高解像度表示や優れた色深度対応を可能とすることに加え、低消費電力、低コスト化を実現でき、耐ノイズ性能や小型化、長距離伝送のニーズにも対応しています。
ロ)上記デジタル画像データ伝送LSI(受信用)と液晶パネルコントローラをワンチップ化したLSIを車載機器などの液晶パネルメーカー等に販売しております。ハ)電源制御用LSI、LEDドライバおよび電源モジュールの開発を行い、産業機器等の市場において製品を販売しております。
ニ)画像処理用LSI(ISP)を産業用カメラ、セキュリティカメラ、車載カメラなど高解像度カメラ等の市場において販売しております。
カメラ用画像処理に必要なオートフォーカス等の各種自動補正機能に加えて、霧補正や動画手振れ補正、顔検出機能、強力な暗部補正等をハードウェア上に搭載しており、高速化、小型化、低消費電力化のニーズの高い機器向けに販売しております。※「V-by-One」はザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
② IPライセンス(ロイヤリティー収入) 当社は製品として開発したデータ伝送LSI等のコア部分をIPとしてライセンスしロイヤリティー収入を得ております。AIOT事業としましては、AI/IoT/M2M機器やモバイル通信機器のハードウェア・ソフトウェアの開発・製造・販売を行っております。
当社グループのザイン・モバイルテック株式会社を核として、AIおよびIoT活用分野を始めとする事業のイノベーションを加速し、新たなソリューション展開を通じて、お客様と世界市場に対してより革新的な付加価値を提供しております。具体的には、次の通りであります。
① 通信モジュール製品の販売 IoTのモバイル接続機器に必須である無線通信モジュール製品を、ワールドワイドベンダーであるSIMCOM社製の製品を当社の技術支援により日本市場向けに適合して販売しております。
② ルータ―・ゲートウェイ等のIoT機器の開発、販売 4G/5G/LTE通信モジュールをベースに、通信ゲートウェイやモバイルルータ―等のネットワーク製品を開発、販売しております。
③ AI/IoTソリューションの企画、開発、販売 4G/5G/LTE通信技術およびAI技術を活用した遠隔監視や可視化ソリューション等の実現のためのソリューション開発を、ソフトウェアからハードウェアまでワンストップにて開発、販売しております。
(2)当社グループの事業形態は、製品企画および開発は自社で行うものの、自社で工場は持たず、国内外のファウンドリーに製造を委託するファブレスメーカーであります。販売につきましては、直販または販売代理店経由となっております。事業の系統図は、次のとおりであります。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
35.05/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 29億 | 32億 ↑9.0% | 32億 ↑1.3% | 49億 ↑52.2% | 29億 ↓41.0% | 44億 ↑54.2% | 55億 ↑22.9% | 50億 ↓8.0% | 46億 ↓8.1% | 46億 ↑0.5% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | -2億 | -5億 ↓170.1% | 3,207万 ↑106.5% | 2億 ↑506.4% | -7億 ↓463.7% | 5億 ↑168.7% | 6億 ↑23.8% | -4,045万 ↓106.7% | 2,802万 ↑169.3% | -3億 ↓1323.4% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | -3億 | -5億 ↓90.4% | 5,450万 ↑110.4% | 2億 ↑353.2% | -8億 ↓414.8% | 7億 ↑189.9% | 9億 ↑29.8% | 7,170万 ↓92.1% | 3億 ↑268.8% | -4億 ↓252.5% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | -3億 | -5億 ↓72.4% | 1億 ↑120.5% | 2億 ↑86.4% | -7億 ↓440.8% | 7億 ↑208.3% | 8億 ↑12.6% | -4,422万 ↓105.3% | 4億 ↑926.4% | -3億 ↓192.6% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | -28.7円 | -49.2円 ↓71.4% | 10.1円 ↑120.4% | 17.1円 ↑70.0% | -64.5円 ↓477.2% | 67.3円 ↑204.4% | 75.8円 ↑12.5% | -6.4円 ↓108.5% | 31.8円 ↑594.1% | -31.3円 ↓198.4% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | -3.29% | -6.06% ↓84.2% | 1.30% ↑121.5% | 2.10% ↑61.5% | -8.38% ↓499.0% | 8.60% ↑202.6% | 8.90% ↑3.5% | -0.48% ↓105.4% | 3.70% ↑870.8% | -3.90% ↓205.4% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | -3.21% | -5.78% ↓80.1% | 1.17% ↑120.2% | 2.03% ↑73.5% | -7.75% ↓481.8% | 7.47% ↑196.4% | 7.78% ↑4.1% | -0.43% ↓105.5% | 3.54% ↑923.3% | -3.50% ↓198.9% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | -6.26% | -15.51% ↓147.8% | 1.00% ↑106.4% | 3.98% ↑298.0% | -24.56% ↓717.1% | 10.94% ↑144.5% | 11.02% ↑0.7% | -0.81% ↓107.4% | 0.61% ↑175.3% | -7.39% ↓1311.5% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | -1億 | -2億 ↓62.0% | 6,444万 ↑139.6% | 1億 ↑104.0% | -5億 ↓495.7% | 4億 ↑168.8% | -2億 ↓153.5% | 4億 ↑310.2% | -7,375万 ↓118.3% | -7億 ↓859.6% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -3,205万 | -3億 ↓721.3% | 2億 ↑194.8% | -2億 ↓176.3% | 21億 ↑1206.7% | 5億 ↓75.6% | -4億 ↓182.4% | -1億 ↑64.8% | 1,519万 ↑110.2% | 2億 ↑1182.3% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -7,883万 | -6,912万 ↑12.3% | -9,576万 ↓38.5% | -9,743万 ↓1.7% | -9,751万 ↓0.1% | -8,909万 ↑8.6% | -1億 ↓12.6% | -3億 ↓185.1% | -2億 ↑43.5% | -3億 ↓110.2% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | -1億 | -4億 ↓221.4% | 3億 ↑173.7% | -5,898万 ↓118.8% | 16億 ↑2791.2% | 9億 ↓45.1% | -6億 ↓170.5% | 3億 ↑141.2% | -5,856万 ↓123.1% | -5億 ↓775.8% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 95億 | 91億 ↓4.3% | 91億 ↑0.8% | 98億 ↑7.9% | 88億 ↓10.7% | 99億 ↑12.3% | 107億 ↑8.1% | 103億 ↓3.9% | 103億 ↑0.8% | 97億 ↓6.4% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 92億 | 86億 ↓6.4% | 88億 ↑2.3% | 89億 ↑0.9% | 81億 ↓8.9% | 88億 ↑7.9% | 95億 ↑8.3% | 91億 ↓3.7% | 93億 ↑1.9% | 87億 ↓6.7% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 96.40% | 94.10% ↓2.4% | 91.50% ↓2.8% | 90.90% ↓0.7% | 92.20% ↑1.4% | 89.40% ↓3.0% | 89.50% ↑0.1% | 89.90% ↑0.4% | 90.90% ↑1.1% | 90.40% ↓0.6% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 9.0円 | 9.0円 ↑0.0% | 9.0円 ↑0.0% | 9.0円 ↑0.0% | 9.0円 ↑0.0% | 12.0円 ↑33.3% | 15.0円 ↑25.0% | 15.0円 ↑0.0% | 15.0円 ↑0.0% | 15.0円 ↑0.0% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | 89.46% | 52.63% ↓41.2% | - | 17.83% | 19.80% ↑11.0% | - | 47.14% | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。