当社グループは、当社と子会社10社及び関連会社2社で構成されており、自動車外装部品、自動車純正用品、自動車関連機器事業を主な事業としております。
当社グループの経営理念は「時代をリードする価値ある商品・サービスを提供し、美しく豊かなクルマ社会の実現に貢献する」であり、自動車外装部品、自動車純正用品で表現される高い品質感と機能美を追い求めております。
1.当社グループについて (1)当社グループの概要 当社グループは、自動車メーカーを主な顧客としており、自動車メーカーの製造ラインで装着される自動車外装部品、自動車販売会社で販売されている自動車純正用品、自動車メーカー・整備会社等で使用されている自動車関連機器を取り扱っております。
(2)当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
地域セグメント 事業内容 主な商品 事業会社※1 日本(5社) 自動車外装部品 ラジエターグリル ミリ波レーダ―カバーウィンドウモール ルーフレール等 当社㈱テクノサッシュ ◎ ㈱北九州ファルテック ◎ ㈱いしかわファルテック ○ 自動車純正用品 リモコンエンジンスターターTCU(Telematics Communication Unit)リアビューカメラ等 自動車関連機器 車検用機器タイヤ組立装置非常動力装置等 ㈱アルティア ◎ アジア(4社) ※2 自動車外装部品 ラジエターグリルウィンドウモール等 佛山発爾特克汽車零部件有限公司 ◎湖北発爾特克汽車零部件有限公司 ◎FALTEC SRG GLOBAL(THAILAND)CO.,LTD. ◎ 自動車純正用品 ルーフモール等 自動車関連機器 車検用機器 広州愛路特亜汽車設備有限公司 ● 北米他(2社) 自動車外装部品 ラジエターグリル ウィンドウモールミリ波レーダーカバー等 FALTEC AMERICA, INC. ◎FALTEC EUROPE LIMITED ◎ 自動車純正用品 イルミキッキングプレートスプラッシュガード等 ※1 ◎連結子会社、○持分法適用会社、●非連結子会社※2 他2社(非連結子会社及び持分法非適用関連会社)については当社グループの事業に与える影響が軽微なため記載しておりません。
2.事業の内容 (1)自動車外装部品事業 自動車外装部品事業では、当社グループの製品を自動車メーカーに販売しております。当該事業においては、自動車メーカーに提案活動を行い、承認を受けた上で設計・開発に着手し、図面上の合意を経て生産に至ります。
そのため、長年の取引関係で培われたノウハウ・技術に基づき、自動車メーカーが欲する図面を作成・提案する力が競合他社との差別化要因となっております。また、自動車メーカー開発部門との共同開発にも取り組み、付加価値商品の提案を実施しております。
自動車外装部品は、自動車を製造する段階で自動車に直接組み込まれる部品であり、当社グループでは、樹脂外装部品、金属・モールディング部品の2つに分類しております。① 樹脂外装部品 ラジエターグリル、ミリ波レーダーカバー(RADOME)や樹脂ルーフレール等、様々な樹脂外装部品を供給しております。
特に主要技術である成形技術と表面処理技術については、先進的な技術の開発と導入を推進しており、高品質な塗装技術と優れた光輝処理技術(蒸着・スパッタリング・めっき)を有しております。
② 金属・モールディング部品 ドアやウィンドウ部に装着されるモールディングは、機能と外観の両面で高い品質を求められる製品であり、金属加工のためのロール成形技術と、金属・樹脂を同時に加工する押出技術に3次元特殊曲げ加工技術を組み合わせてウィンドウモール等を生産しております。
また、複雑なデザインにも長年培ったプレス加工技術により高品質な部品を生産し、お客様から高い評価を得ております。また、アルミルーフレールでは、5軸CNC加工とストレッチベンダーを活用し、ルーフパネルに沿った3次元特殊曲げ形状のルーフレールを生産し、お客様から高い評価を得ております。
以下は、当社製品の自動車への装着イメージです。(2)自動車純正用品事業 自動車純正用品事業では、当社グループの製品を自動車メーカーもしくは海外自動車メーカーの日本法人に納入し、自動車ディーラーを通して、純正用品として販売しております。
消費者が自動車を購入する際にオプション品として選択する、若しくは、自動車購入後に消費者が別途購入することによって、最終的に消費者に自動車用品が届きます。
具体的には、自動車メーカーの入札によって採用される場合と新商品を企画・開発・提案して採用される場合があり、長年の取引関係で培われたノウハウ・技術に基づく自動車をより魅力的にする用品、あるいは自動車メーカーのニーズに合った用品の開発・提案力が競合他社との差別化要因となります。
自動車販売の促進策として、自動車外装部品事業のものづくり力・技術力と自動車純正用品事業の企画力により、アクセサリーの組み込みによる車両のイメージ変更による自動車販売の促進を顧客に企画提案しております。当社グループでは、自動車純正用品事業において外装品、電装品等を取り扱っております。
(3)自動車関連機器事業 自動車関連機器事業は、大きく3つの主要カテゴリーによって構成されております。
自動車ディーラーのサービス工場や自動車整備工場で取り扱う自動車メンテナンス等に使用する自動車検査・整備用機器カテゴリー、自動車の製造ラインのタイヤ組立て装置や完成車テスト装置を扱う自動車製造用設備・機器カテゴリー、エンジンユニットをチューニングし非常用動力装置、空調用ガスエンジンとして使用するパワーシステムカテゴリーにより構成されています。
(自動車検査・整備用機器カテゴリー) リフト機器 車検機器 (自動車製造用設備・機器カテゴリー) タイヤ組立て装置 アライメントテスター (パワーシステムカテゴリー) 非常動力装置 3.当社グループの特徴 (1)自動車外装部品事業 ① 開発力 多くの自動車メーカーのニーズにお応えしてきた開発力は当社グループの強みであると考えております。
また、顧客のニーズに効率的かつスピーディーに対応するためのノウハウを当社グループでは蓄積しております。② 技術力 樹脂成形技術や「めっき」「蒸着・スパッタリング」「塗装」等の表面処理技術、「ロールフォーミング」「押出成形」「曲げ加工」「プレス」等の金属加工技術等の技術を幅広く保有しております。
保有技術の組み合わせにより、当社グループならではの提案を行います。③ ものづくり Faltec Production System(ファルテック・プロダクション・システム)(通称:FPS)という当社独自の生産活動を推進しており、常に効率的な生産方法をグローバルで追求しております。
(2)自動車純正用品事業 クルマをより魅力的にするための仕掛け作りのノウハウは、長年培った用品取扱メーカーとしての経験に裏 づけされております。当社の企画・開発・提案力を活かして自動車メーカーとの共同開発等を実施し、商品企 画の活性化を図っております。
(3)自動車関連機器事業 お客様の安全・安心、効率化・省力化に役立つ商品やサービスを提供するために、長年にわたる経験とノウ ハウの蓄積に基づいた技術力・提案力を有しております。
機械工具業界で唯一自社工場を有し、企画-開発- 設計-製造-販売-アフターサービスを一貫して行い、製販一体の強みを活かしスピーディかつ効率的に商品 を提供しております。
4.親会社グループにおける当社の位置付け 当社はTPR㈱の出資を受け、2012年4月5日付で同社が当社の親会社となっております。
当社は、自動車メーカー向けに樹脂外装部品、モールディング、サッシュ、純正用品を設計開発、生産、販売しているグローバルメーカーであり、自動車外装部品事業のものづくり力・技術力(樹脂成形技術・金属加工技術・表面処理技術)と、自動車純正用品事業が持つ様々な商品群・企画力・デザイン力により、国内のみならず北米・欧州・中国・東南アジアにおいて事業を展開しております。
一方、エンジン機能部品メーカーである同社は、自動車産業の最重要課題である地球環境に優しいエンジン造りに貢献するため、ワールドワイドな生産・販売体制によりグローバルな事業展開をしています。同社は当社と同じ自動車業界に属するものの異なる製品領域で事業展開しております。
当社は、同社と相互に経営の独立性を維持しながら企業グループを形成していく方針であります。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
33.65/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||||||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 836億 | 875億 ↑4.8% | 907億 ↑3.6% | 853億 ↓5.9% | 698億 ↓18.2% | 691億 ↓1.0% | 741億 ↑7.2% | 819億 ↑10.5% | 791億 ↓3.4% | 732億 ↓7.5% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 22億 | 18億 ↓21.2% | 21億 ↑17.0% | 22億 ↑4.9% | 20億 ↓9.2% | 14億 ↓27.2% | -3億 ↓117.6% | 21億 ↑933.9% | 24億 ↑12.7% | 16億 ↓32.6% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 21億 | 17億 ↓18.4% | 22億 ↑32.0% | 21億 ↓5.6% | 28億 ↑34.9% | 18億 ↓37.9% | -5億 ↓128.3% | 18億 ↑457.6% | 29億 ↑60.6% | 16億 ↓44.4% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 11億 | 11億 ↑4.0% | 12億 ↑9.5% | 20億 ↑59.3% | 16億 ↓19.2% | -4億 ↓123.4% | -20億 ↓443.2% | -6億 ↑69.8% | 6億 ↑191.0% | -7億 ↓229.9% |
| 収益性 | ||||||||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 94.6円 | 88.7円 ↓6.2% | 110.8円 ↑24.9% | 191.4円 ↑72.7% | 145.4円 ↓24.0% | -66.4円 ↓145.7% | -246.3円 ↓270.8% | -84.3円 ↑65.8% | 35.1円 ↑141.6% | -89.3円 ↓354.7% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 5.00% | 4.90% ↓2.0% | 6.10% ↑24.5% | 10.30% ↑68.9% | 7.40% ↓28.2% | -3.20% ↓143.2% | -12.80% ↓300.0% | -4.80% ↑62.5% | 1.90% ↑139.6% | -4.40% ↓331.6% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 1.79% | 1.60% ↓10.6% | 1.74% ↑8.7% | 2.82% ↑62.1% | 2.29% ↓18.8% | -0.56% ↓124.5% | -2.92% ↓421.4% | -0.88% ↑69.9% | 0.82% ↑193.2% | -1.10% ↓234.1% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 2.67% | 2.01% ↓24.7% | 2.27% ↑12.9% | 2.53% ↑11.5% | 2.81% ↑11.1% | 2.06% ↓26.7% | -0.34% ↓116.5% | 2.56% ↑852.9% | 2.98% ↑16.4% | 2.17% ↓27.2% |
| キャッシュフロー | ||||||||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 49億 | 55億 ↑11.6% | 18億 ↓66.8% | 66億 ↑263.6% | 43億 ↓35.7% | 22億 ↓48.6% | 30億 ↑39.1% | 66億 ↑116.1% | 47億 ↓29.1% | 38億 ↓17.4% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -28億 | -43億 ↓52.7% | -82億 ↓93.2% | -35億 ↑57.5% | -31億 ↑11.5% | -44億 ↓41.6% | -36億 ↑17.1% | -38億 ↓3.5% | -31億 ↑16.6% | -28億 ↑12.2% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -7億 | 57億 ↑931.7% | 25億 ↓55.4% | -13億 ↓150.0% | -1億 ↑88.4% | -7億 ↓362.2% | 19億 ↑374.4% | -5,900万 ↓103.1% | -19億 ↓3128.8% | -1億 ↑93.3% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 21億 | 12億 ↓42.1% | -64億 ↓619.0% | 31億 ↑148.8% | 12億 ↓62.8% | -22億 ↓289.1% | -6億 ↑73.0% | 28億 ↑574.2% | 15億 ↓45.9% | 11億 ↓28.3% |
| 財務 | ||||||||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 607億 | 705億 ↑16.2% | 713億 ↑1.1% | 698億 ↓2.1% | 695億 ↓0.5% | 668億 ↓3.8% | 694億 ↑3.9% | 690億 ↓0.5% | 676億 ↓2.1% | 655億 ↓3.1% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 142億 | 139億 ↓1.8% | 146億 ↑4.5% | 161億 ↑10.3% | 172億 ↑6.8% | 163億 ↓5.2% | 137億 ↓15.9% | 136億 ↓0.2% | 140億 ↑2.4% | 131億 ↓6.0% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 28.70% | 24.10% ↓16.0% | 23.70% ↓1.7% | 25.80% ↑8.9% | 27.40% ↑6.2% | 29.00% ↑5.8% | 24.20% ↓16.6% | 23.80% ↓1.7% | 27.80% ↑16.8% | 29.00% ↑4.3% |
| 配当 | ||||||||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 43.3円 | 43.3円 ↑0.0% | 29.0円 ↓33.1% | 29.0円 ↑0.0% | 29.0円 ↑0.0% | 29.0円 ↑0.0% | 0.0円 ↓100.0% | 0.0円 | 0.0円 | 0.0円 |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 45.80% | 48.84% ↑6.6% | 26.18% ↓46.4% | 15.15% ↓42.1% | 19.94% ↑31.6% | - | - | - | 0.00% | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。