当社グループは、当社、連結子会社5社及び持分法適用関連会社2社の計8社で構成されております。
当社グループは、「世のため 人のため 地球のため 社員のため 持続可能な社会を創造します」を経営理念とし、木質廃棄物の再資源化処理を行うとともに、再資源化した木材チップを燃料又は原料製品として販売するほか、建設現場から生じる建設副産物の再資源化、回収から再資源化まで考慮した物流機器の製造・販売、中古物流機器の買取販売等、各種環境ソリューションを展開することにより持続可能な社会の実現を目指しております。
(1)当社グループの事業内容について当社グループにおいては、「バイオマテリアル事業」、「資源循環事業」、「その他」の各事業を展開しております。各事業の概要及び位置付けは、次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。
① バイオマテリアル事業バイオマテリアル事業は、木質廃棄物の再資源化の処理受託及び木材チップの販売を展開しております。
当社グループは、木質廃棄物の再資源化の処理受託において顧客となる排出事業者等より処理料を受領するとともに、再資源化した木質燃料又は原料製品の販売による収入の双方にて収益を獲得する事業モデルを構築しております。
(再資源化処理受託)当社グループは、家屋等の解体現場や住宅建設現場等において排出される木質廃棄物について、排出事業者等から再資源化の処理を受託しております。
処理の対象となる木質廃棄物は、主に木造家屋の解体や新設時に発生する廃材のほか、製材端材や廃パレット等があり、排出事業者等から受け入れたこれら木質廃棄物は、各地域に展開する自社工場において、入荷確認及び異物除去等を行ったうえで、破砕又は切削等の処理を行うことにより木材チップ製品として加工・製造しております。
なお、当該事業においては廃棄物に係る上記の中間処理業務を行うほか収集運搬業務も提供しております。(木材チップ販売)当社グループは、再資源化の処理に伴い加工・製造した木材チップ製品を販売しております。
木材チップ製品のうち、塗料や接着剤等の附着物が少ない柱材や梁等から製造されるものは、紙・パルプ原料や木質繊維板原料等の「木質原料」として販売しており、その他の集成材や内装材等により製造されるものは、バイオマスボイラー等の石油代替の「木質燃料」として販売しております。
なお、当該事業においては、主に当社が木質廃棄物の再資源化処理受託を、子会社である株式会社フィニティが収集運搬と木材チップ輸送を各々展開しております。
[バイオマテリアル事業における再資源化処理・製品販売の概要] ② 資源循環事業資源循環事業は、住宅建設現場等から排出される各種建設副産物(廃棄物)の再資源化処理を受託しております。
住宅メーカー等を顧客として、建設現場に資材回収ボックスを設置し定期的に巡回・回収を行い、当社グループの工場において、選別、再資源化等の中間処理業務を行っております。
建設副産物(廃棄物)のうち木質廃棄物については、自社バイオマテリアル事業の工場にて木質燃料又は原料として再生するほか、当社グループにて再資源化が可能な副産物については資源として売却しております。
[資源循環事業における再資源化処理の概要] 当社グループにおいて再資源化が困難となる廃棄物については、外部業者へ再資源化の2次処理委託又は埋立処分等に係る最終処分業者への委託等により、適切な廃棄物処理を実施しております。
なお、当該事業については、当社が建設副産物(廃棄物)の再資源化に係る中間処理を、子会社である株式会社フィニティが収集運搬を行っております。③ その他その他の事業として、主に木製パレット等の物流機器の製造・仕入・販売、環境コンサルティング、施設・交通警備及び人材派遣サービスを行っております。
木製パレット等の物流機器の製造・仕入・販売においては、物流機器(新品)の仕入・販売に加えて中古物流機器の買取・販売にも注力しており、廃棄木製パレット等の再資源化を含めたソリューションも提供しております。
なお、当該事業については、当社及び株式会社フィニティが国内展開しており、FULUHASHI CORPORATION(THAILAND)LTD.及びFULUHASHI CORPORATION(VIETNAM)LTD.が海外展開を行っております。
また、株式会社フルハシ環境総合研究所が環境コンサルティングを、ASAP SECURITY株式会社が施設・交通警備及び人材派遣サービスを提供しております。(2)当社グループの事業展開について ① 事業展開について当社グループは、愛知県を中心とする中部地区を基盤とし事業を展開しております。
「バイオマテリアル事業」及び「資源循環事業」は、解体現場や建設現場から発生する建設廃棄物を主たる取扱対象としており、当該需要は主に都市部及びその近郊において発生することから、当社グループの事業拠点は主に中部地区に加えて、関東地区に注力した展開を行っております。
当社グループの事業は、再資源化の処理需要と木質燃料及び原料需要のバランスが重要であり、これら各需要動向を踏まえた事業展開を推進しております。
また、再資源化の事業展開に応じて、木製パレット等の物流機器の製造・販売からリユース、リサイクル等のサービス展開も推進しており、国内のノウハウを活かすべく海外拠点(タイ・ベトナム)にも展開を行っております。
② 木質バイオマス発電に関する取組みについて木質バイオマス発電に関する具体的な取組みとしては、住友共同電力株式会社及び住友林業株式会社との合弁による川崎バイオマス発電株式会社(2011年2月運転開始、発電出力33,000kW、当社出資比率13.0%)への出資 、同発電所への木材チップ供給会社であるジャパンバイオエナジー株式会社(持分法適用関連会社)への出資等のほか、中部電力グループの株式会社シーエナジーとの合弁によるCEPO半田バイオマス発電株式会社(2019年10月運転開始、発電出力50,000kW、当社出資比率10.0%)へ出資しており、それらの燃料供給を当社が担っております。
また、出資・合弁事業以外にも木材チップの納入先として木質バイオマス発電所との関係構築を強化し、これらの取組みについて継続的に推進しております。
当社グループのネットワーク図 (3) 事業系統図 ○連結子会社(5社) ◇持分法適用関連会社(2社) バイオマテリアル事業 建設会社等 再資源化処理受託 ▶ 当社:フルハシEPO㈱〇㈱フィニティ(収集運搬・木材チップ輸送)◇ジャパンバイオエナジー㈱◇ジャパンバイオエナジーホールディング㈱ 木材チップ販売 ▶ 製紙メーカー・建材メーカー等 (木質廃棄物) (木質原料) 木材チップ製造業者等 仕入 ▶ 木材チップ販売 ▶ 木質バイオマスボイラー所有事業者・木質バイオマス発電所等 (木質燃料) 資源循環事業 ハウスメーカー・ 建設会社等 再資源化処理受託 ▶ 当社:フルハシEPO㈱〇㈱フィニティ(収集運搬) 再資源・製品販売 ▶ 製造業者等 (建設副産物) 再資源化委託 ▶ 外部業者 最終処分委託 その他事業 木製パレット・物流機器メーカー等 商品仕入 ▶ 当社:フルハシEPO㈱〇㈱フィニティ○FULUHASHI CORPORATION(THAILAND)LTD.〇FULUHASHI CORPORATION(VIETNAM)LTD. 販売 ▶ 運輸・物流会社等 物流機器等 一般事業会社 商品仕入 ▶ 中古物流機器等 木材メーカー等 部材仕入 ▶ 〇㈱フルハシ環境総合研究所 環境コンサルティング ▶ 一般事業会社 〇ASAP SECURITY㈱ 施設・交通警備 ▶ 一般事業会社 人材派遣サービス。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
48.5/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 損益 | |||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 77億 | 81億 ↑4.7% | 88億 ↑8.4% | 94億 ↑7.2% | 100億 ↑6.7% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 8億 | 8億 ↑6.6% | 10億 ↑23.9% | 12億 ↑10.9% | 12億 ↑1.9% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 8億 | 10億 ↑25.3% | 12億 ↑18.7% | 14億 ↑15.0% | 12億 ↓18.0% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 6億 | 7億 ↑30.5% | 3億 ↓64.6% | 10億 ↑292.5% | 9億 ↓13.8% |
| 収益性 | |||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 127.6円 | 75.0円 ↓41.3% | 22.4円 ↓70.1% | 87.9円 ↑292.1% | 76.9円 ↓12.5% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 29.60% | 20.80% ↓29.7% | 5.20% ↓75.0% | 19.50% ↑275.0% | 15.10% ↓22.6% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 6.15% | 6.57% ↑6.8% | 2.32% ↓64.7% | 8.49% ↑265.9% | 6.42% ↓24.4% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 10.20% | 10.39% ↑1.9% | 11.88% ↑14.3% | 12.28% ↑3.4% | 11.74% ↓4.4% |
| キャッシュフロー | |||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 8億 | 13億 ↑57.0% | 17億 ↑35.8% | 13億 ↓24.3% | 15億 ↑14.0% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -5億 | -4億 ↑7.7% | -6億 ↓42.8% | -23億 ↓261.9% | -19億 ↑15.7% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | -4億 | 11億 ↑391.6% | -13億 ↓213.2% | -3億 ↑72.1% | 4億 ↑228.1% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 3億 | 8億 ↑150.2% | 11億 ↑32.2% | -10億 ↓188.2% | -4億 ↑55.9% |
| 財務 | |||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 93億 | 113億 ↑22.2% | 113億 ↑0.1% | 122億 ↑7.4% | 139億 ↑14.0% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 21億 | 50億 ↑139.2% | 50億 ↓0.9% | 56億 ↑11.5% | 61億 ↑10.3% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 22.80% | 44.70% ↑96.1% | 44.40% ↓0.7% | 45.90% ↑3.4% | 44.80% ↓2.4% |
| 配当 | |||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | 40.0円 | 50.0円 ↑25.0% | 26.0円 ↓48.0% | 28.0円 ↑7.7% | 30.0円 ↑7.1% |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | 31.35% | 66.70% ↑112.8% | 116.02% ↑73.9% | 31.86% ↓72.5% | 39.03% ↑22.5% |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
※ 株式分割を考慮し、現在の株数基準に換算した調整後配当を表示しています
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。