当社グループは、「世界中の人々に笑顔と喜び(glad)を届ける」ことをビジョンに掲げ、AIを活用したデータ解析技術及びデジタル技術を基盤として、企業のマーケティング活動及びテクノロジー活用を支援する事業を展開しております。
当社グループは、株式会社グラッドキューブ及び海外子会社1社で構成されており、事業セグメントを「マーケティングDX事業」及び「テクノロジー事業」の2区分としております。
マーケティングDX事業では、企業のデジタルマーケティング活動を支援するSaaSプロダクトの提供、インターネット広告運用代行、ならびに関連するコンサルティングサービスを展開しております。
テクノロジー事業では、スポーツデータを活用したメディア及びデータ提供事業、AI関連プロダクトの開発・提供、ならびに企画提案型の受託開発事業を展開しております。当社グループは、データ解析力及び開発力を強みとして、顧客企業の事業特性及び成長段階に応じたサービスを提供しております。
各事業セグメントにおける提供サービス及び特徴は以下のとおりであります。(1) マーケティングDX事業 マーケティングDX事業では、AIを活用したウェブマーケティング支援を中心に、SaaS事業、ネット広告事業及び教育・リスキリング事業を展開しております。
① SaaS事業 自社開発のウェブ解析ツール「SiTest(サイテスト)」を中心に、アクセス解析、ウェブサイト及び動画改善、コンサルティングを組み合わせた包括的なデジタルマーケティング支援を行っております。
SiTestは、ヒートマップ分析、A/Bテスト(注1)、EFO(注2)、AI搭載レポート機能などを備えたオールインワン型のLPO(注3)ツールであります。
拡張サービスとして、AIによる分析・改善提案を行う「SiTest AI診断」、AIアバター(注4)による動画接客機能を備えた「SiTest Engage(サイテストエンゲージ)」、生成AI時代に対応したウェブ最適化ソリューション「LLMOA(エルモア)」等を提供しております。
AIを活用した検索が増加する環境下においては、検索エンジンに自社のウェブサイトを認識させるSEO対策だけでなく、自社のウェブサイトやサービスがAIによる回答に引用されるためのLLMO対策(注5)が欠かせないものとなっております。
主要プロダクトであるSiTestの機能拡張及び周辺プロダクトを展開していくことで、顧客のデジタルマーケティング施策を支援しております。② ネット広告事業 主に大企業や中小企業に対して、インターネット広告の企画提案、運用代行、コンテンツ制作、アクセス解析及び広告効果のレポーティングを提供しております。
広告運用に加え、解析結果に基づく改善提案を行うことで、顧客の広告投資効率の向上を支援しております。当該事業の顧客に対しては、SaaS事業のプロダクトも含め、顧客課題に応じた提案を行う体制としております。また、SaaS事業とネット広告事業の相互リードシェアを積極的に行い、付加価値を高めております。
(2) テクノロジー事業 テクノロジー事業では、AI及びデータ解析技術を活用し、DX開発領域及びスポーツテック(SPAIA)領域において事業を展開しております。① DX開発事業 企画提案型の受託開発に加え、AI関連プロダクトの開発・提供を行っております。
2023年に取得した受託開発部門の体制強化を進めるとともに、生成AIを活用したAIアバター動画制作プロダクト「AvaTwin(アバツイン)」を展開し、受託開発を基盤としながらSaaS型ビジネスへの拡張を進めております。
AvaTwinは、上場企業向けのIR支援用途(決算説明動画、株主総会関連動画等)に加え、企業向けの採用動画や研修動画制作用途にも展開しております。
また、当社はアリババクラウドの正規代理店に認定されており、アリババクラウドを利用する顧客向けに、利用料金の日本円建て請求・支払い代行を行う「アリババクラウド請求代行サービス」も提供しております。
② SPAIA事業 AIによるスポーツデータ解析を活用したメディアプラットフォーム「SPAIA(スパイア)」を運営しております。プロ野球一球速報等のスポーツデータ配信に加え、「SPAIA競馬」においてはサブスクリプション(注6)型の競馬情報サービスをユーザーへ提供しております。
SPAIA競馬には無料会員及び有料会員の区分があります。有料会員のプランは3コースあり、初心者向けのゴールドプラン、初中級者向けのプラチナプラン、上級者向けのダイヤモンドプランがあります。また、それぞれ月額、半年、1年の期間が選択可能です。
無料会員では利用できないAIによる解析データを付加価値として提供しているほか、コースごとに利用可能なコンテンツの範囲が異なっております。
DRAGON DATA CENTER(ドラゴンデータセンター)では、幅広いスポーツデータを基盤としたAI分析システムの開発及びデータ提供を行い、国内外のスポーツメディア及び関連事業者に対しサービスを提供しております。
米国子会社SPAIA, Inc.では、米国競馬市場向けAI予想システム「StableGenius(ステイブルジーニアス)」の開発を進めており、開発完了後は競馬予想コンテンツの提供を予定しております。
(注1) A/Bテストとは、ウェブサイトにおいて複数の異なるパターンを用意し、どちらが高い成果を生み出すか定量的に検証する手法です。
(注2) EFO(Entry Form Optimization)とは、ウェブサイトの入力フォームを最適化し、ユーザーの入力負担を減らしてコンバージョン率を高めるための施策です。エントリーフォーム最適化とも呼ばれます。
(注3) LPO(Landing Page Optimization)とは、ネット広告や検索からウェブサイトに訪れたユーザーが最初に表示するページを改善し、コンバージョン率を最大化するための施策です。(注4) AIアバターとは、生成AI技術で作成されたバーチャル上のデジタルキャラクターです。
(注5) LLMO(Large Language Model Optimization)対策とはChatGPTやGeminiなどの生成AIが回答を生成される際に、自社のウェブサイトやサービスが情報源として引用、推奨されやすくするための施策です。
(注6) サブスクリプションとは、商品やサービスを購入して所有するのではなく、一定期間利用する権利に対して月額や年額等で対価を支払うビジネスモデルです。当社グループは、当社と海外子会社1社(SPAIA, Inc.)で構成されております。事業系統図は、以下のとおりであります。
株価チャートは以下の外部サービスでご確認ください。
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
18.01/ 100
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書・四半期報告書をもとに作成
| 指標 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|
| 損益 | ||||
| 売上高企業の本業での収入の合計 | 15億 | 15億 ↑2.9% | 16億 ↑2.4% | 18億 ↑12.6% |
| 営業利益本業で稼いだ利益。売上高から原価と販管費を引いたもの | 5億 | 1億 ↓69.0% | -3億 ↓286.9% | -3,368万 ↑87.4% |
| 経常利益営業利益に金融収支等を加えた、通常の事業活動による利益 | 5億 | 1億 ↓68.6% | -3億 ↓291.8% | -3,767万 ↑86.3% |
| 純利益税金や特別損益を差し引いた最終的な利益。株主に帰属する利益 | 3億 | 5,949万 ↓80.0% | -6億 ↓1157.4% | -3,166万 ↑95.0% |
| 収益性 | ||||
| EPS1株あたり純利益。純利益÷発行済株式数で算出。高いほど収益力が高い | 39.1円 | 7.3円 ↓81.4% | -76.4円 ↓1147.6% | -3.8円 ↑95.1% |
| ROE自己資本利益率。株主の出資金でどれだけ利益を生んだかの指標。8%以上が目安 | 33.60% | 4.40% ↓86.9% | -59.10% ↓1443.2% | -4.40% ↑92.6% |
| ROA総資産利益率。全資産を使ってどれだけ利益を出したかの指標。5%以上が目安 | 10.22% | 1.84% ↓82.0% | -24.47% ↓1429.9% | -1.46% ↑94.0% |
| 営業利益率売上高に対する営業利益の割合。本業の収益力を示し、10%以上なら優良 | 31.14% | 9.38% ↓69.9% | -17.13% ↓282.6% | -1.92% ↑88.8% |
| キャッシュフロー | ||||
| 営業CF本業から実際に入ってきた現金。プラスが大きいほど稼ぐ力が強い | 2億 | -1億 ↓171.0% | -474万 ↑96.8% | -2,471万 ↓421.8% |
| 投資CF設備投資や企業買収等に使った現金。成長企業は通常マイナスが大きい | -4,792万 | -6億 ↓1161.3% | -5,888万 ↑90.3% | -1,109万 ↑81.2% |
| 財務CF借入・返済・配当金支払い等による現金の動き | 8億 | 3億 ↓59.6% | -1,404万 ↓104.2% | -3億 ↓1717.8% |
| フリーCF企業が自由に使えるお金。営業CF+投資CFで算出。配当や成長投資の原資 | 2億 | -8億 ↓565.9% | -6,362万 ↑91.6% | -3,579万 ↑43.7% |
| 財務 | ||||
| 総資産企業が保有する全ての資産(現金・設備・投資等)の合計 | 29億 | 32億 ↑10.9% | 26億 ↓20.3% | 22億 ↓15.4% |
| 自己資本返済不要な資本。株主からの出資金と利益の蓄積で構成される | 13億 | 14億 ↑4.6% | 8億 ↓45.5% | 7億 ↓3.9% |
| 自己資本比率総資産に占める自己資本の割合。高いほど財務が安定。40%以上が目安 | 45.30% | 42.70% ↓5.7% | 29.20% ↓31.6% | 33.00% ↑13.0% |
| 配当 | ||||
| 一株配当1株あたりの年間配当金額。株主への利益還元額 | - | - | - | - |
| 配当性向純利益のうち配当に回す割合。30〜50%が健全な目安。高すぎると持続性に懸念 | - | - | - | - |
※ EDINET(金融庁 電子開示システム)の有価証券報告書をもとに作成
総合スコアは5軸(安定性・成長性・配当力・割安度・財務健全性)をそれぞれ100点満点で評価し、加重平均で算出します。
※ 各軸100点満点。データ不足の場合は該当項目が0点になります。