今週の成長性スコアランキングTOP10
カブスクの「成長性スコア」は、売上高成長率、営業利益成長率、EPS成長率などを総合的に評価した指標です。単年度の急成長だけでなく、複数年にわたる成長の持続性も加味しています。今週のTOP10を、成長株ハンターの視点から分析します。
注目銘柄ピックアップ
全銘柄が成長スコア100.0(満点)の激戦
今週はTOP10全銘柄が成長性スコア100.0(満点)を記録。差がつくのは成長性以外の軸です。グロース市場5銘柄、プライム市場5銘柄と、市場区分が半々に分かれた点も今週の特徴です。
1位:スタメン(4019)― 成長+財務の安定感
今週の1位はスタメン(4019)。グロース市場に上場するHRテック企業です。成長性100.0に加え、財務健全性90.0、安定性61.0と、成長株としてはバランスの良いプロファイル。総合スコア52.5で、成長一辺倒ではない安定感が光ります。
注目のプライム市場銘柄
2位のKOKUSAI ELECTRIC(6525)は半導体製造装置メーカー。成長性100.0、財務健全性84.0と高水準です。半導体需要の拡大を背景に、プライム市場から成長ランキング上位に食い込んでいます。
4位のユニソルホールディングス(7128)は総合スコア58.69とTOP10中で最高。配当力60.0、財務健全性75.0と、「成長しながら配当も出せる」珍しいタイプの成長株です。成長株投資家だけでなく、バランス重視の投資家にも注目されるべき銘柄と言えます。
グロース市場の個性派
8位のカバー(5253)はVTuberプロダクション「ホロライブ」を運営。安定性75.0は成長株の中では高水準で、エンタメ×テクノロジーという成長市場に位置しています。
7位のRidge-i(5572)はAI・ディープラーニング企業。配当力3.0と典型的な成長特化型ですが、成長性は満点です。
配当力もある成長株:ADワークスとLAホールディングス
6位のADワークスグループ(2982)は配当力70.0、9位のLAホールディングス(2986)は配当力65.0と、成長性満点ながら配当力も高い異色の存在。不動産系企業が多いのが特徴で、不動産市場の成長を取り込みつつ配当にも還元する経営方針が表れています。
今週のランキングまとめ
| 順位 | 銘柄 | 成長性 | 財務 | 総合 | 市場 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | スタメン(4019) | 100.0 | 90.0 | 52.5 | グロース |
| 2 | KOKUSAI ELECTRIC(6525) | 100.0 | 84.0 | 50.9 | プライム |
| 3 | ラクスル(4384) | 100.0 | 45.0 | 47.2 | プライム |
| 4 | ユニソルHD(7128) | 100.0 | 75.0 | 58.7 | プライム |
| 5 | タスキHD(166A) | 100.0 | 47.0 | 47.7 | グロース |
| 6 | ADワークスG(2982) | 100.0 | 43.0 | 51.8 | プライム |
| 7 | Ridge-i(5572) | 100.0 | 63.0 | 41.0 | グロース |
| 8 | カバー(5253) | 100.0 | 62.0 | 46.2 | グロース |
| 9 | LA HD(2986) | 100.0 | 42.0 | 52.7 | グロース |
| 10 | クリアル(2998) | 100.0 | 53.0 | 47.7 | グロース |
成長株アナリストの所感
今週のTOP10は全銘柄が成長性100.0と、成長性だけでは差がつかない状態です。ここで注目すべきは「成長+α」の視点です。
財務健全性でフィルタリングすると、スタメン(90.0)、KOKUSAI ELECTRIC(84.0)、ユニソルHD(75.0)が上位。成長しながらも財務基盤が安定している企業は、市場環境が悪化した局面でも耐性があります。
今週の特徴的なポイントは、不動産関連の成長株が3銘柄(ADワークス、タスキHD、LAホールディングス)ランクインしていること。さらにこれらは配当力も60-70と、成長株にしては高水準です。不動産テック×高成長という新しいトレンドが見えてきます。
成長株ハンター戦略では、成長性に加えて一定の条件を満たす銘柄のスクリーニングが可能です。成長株投資に興味がある方はぜひご活用ください。
本レポートはカブスクの独自スコアに基づく分析であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



